nuance

こんにちは!Pino(@Pinocan4)です^^
ついつい~文章の中に使ってしまう”便利ワード”って、ありますよね?

さて、今回は私のNo.1便利ワード「ニュアンス」です。

早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~

シャルル
失礼な紹介だな……私を誰だと思っている!

Pino
だから!アナタ、だれ!?

ニュアンスとは?

ニュアンス(フランス語:nuance )
1 言葉などの微妙な意味合い。また、言外に表された話し手の意図。
「発言のニュアンスを汲む」
2 色彩・音色などの微妙な差異。
「細かいグラデーションでニュアンスを出す」

「ニュアンス」は、フランス語のnuanceが語原の言葉です。

フランス語ではnunuage(雲)と同じ語源で「雲が出て陰(かげ)る」+ anceは「~すること」を意味します。

そこから「色彩、色調、色合い、トーン、陰影」など「微妙な差異」「あいまいな違い」を意味する言葉となりました。

英語にnuance(ニュアンス)もフランス語からきていて

「微妙な差違、ニュアンス、陰影、微妙な色合い」

の意味があります。

英語会話の中でも次のように使われます。

  • a fine nuance.
  • 細かいニュアンス

  • This word has a subtle nuance to it.
  • この言葉には微妙なニュアンスがある。

 
一方、現代日本社会で主に使われている「ニュアンス」は、

  • 「言葉が持つ微妙な意味合い。また、言葉の奥の意味や話し手の意図」
  • 「絵画やデザインにおいて、色の明度・彩度・色相の微妙な変化」
  • 「音楽において、微妙な音色(おんしょく)の違いのこと」

などの意味になります。
 

Pino
へえ~「ニュアンス」の元の意味が「雲が出て陰ること」っていうの~いかにもフランスらしいねぇー ♪

シャルル
青空に雲がかかって色合いや光の具合が繊細になる・・・というニュアンスだな。

Pino
ほんと!どこに使っても~しっくりくる便利な言葉だよね~

ニュアンスの使い方や使用例

例) この翻訳文、思っていたのと少しニュアンスが違うようなのですが…

このニュアンスは「言葉が持つ微妙な意味合い」のような意味で使われています。

このように「ニュアンスが違う」「~異なる」のように使われます。

例) 彼の随筆からは、繊細なニュアンスを汲みとって欲しい。

このニュアンスは「言葉の奥にある意味、話し手(書き手)の意図」という意味です。

このように「ニュアンスを汲む」「~を出す」という形でも使われます。

例) その配色、ニュアンス的には間違っていないと思うけど、もうちょっと考えて。

このニュアンスは「色の明度、彩度、色相」の意味です。

このように芸術の分野(絵画・デザイン、音楽)において、「繊細な」「微妙な」表現に使われる言葉です。

ニュアンスの類語

ニュアンスの類語として「フィーリング」「トーン」などもみてゆきましょう。

フィーリング(feeling:英語)

なんとなく、また直感的に抱く感情。物事に対する感じ方。気分。感じ。

ニュアンスとは「(言葉の奥の相手が持つ)意図」「なんとなく」「ばくぜんと」という曖昧な表現で似ていますが、フィーリングの方がより「感情」「気持ち」の意味の割合が強い言葉です。

トーン(tone:英語)

  1. 音、音調。
  2. 色調。「暗いトーンの絵」
  3. 物事全体から感じられる気分・調子。「交渉相手のトーンが変わる」

こちらはニュアンスの「色彩、色調」「音色、音調」の類語と言えます。
3、は「(声や雰囲気から感じる)感情の変化」のことを指します。

 

Pino
なるほどね~「フィーリング」もちょっと曖昧なところが似ていると思うけれど、「自分の感情」主体の表現だよね?「フィーリングが合う」とか。

シャルル
「トーン」の方は、「ニュアンス」に近い意味を持つ言葉だが、使うところがニュアンスほど広くはない。

Pino
そうそう。ニュアンスがオールラウンダー過ぎてね ♪

まとめ

ニュアンスの意味は?

ニュアンス(英語:nuance )

  • 言葉などの微妙な意味合い。また、言外に表された話し手の意図。
  • 色彩・音色などの微妙な差異。

ニュアンスの使い方と使用例

  • ニュアンスが違う⇒「言葉が持つ微妙な意味合い」
  • ニュアンスが汲み取る⇒「言葉の奥にある意味、話し手(書き手)の意図」
  • ニュアンス的に⇒「色の明度、彩度、色相」

ニュアンスの類語

フィーリング

なんとなく、また直感的に抱く感情。物事に対する感じ方。気分。感じ。

トーン
  1. 音、音調。
  2. 色調。「暗いトーンの絵」
  3. 物事全体から感じられる気分・調子。「交渉相手のトーンが変わる」

 

いかがでしたか?
「ニュアンス」ついつい便利で使ってしまう言葉ですが・・・
だからこそ、きちんと意味を理解して使ってゆきたいですね!

「言葉の微妙な意味合い」「言葉の奥の意味、話し手の意図」と覚えておきましょう。

今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
 

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