フロンティアの写真
こんにちは!Pino(@Pinocan4)です^^
いい感じの「荒野」の写真ですね~笑

その未踏の地を開拓する・・・今日のお題は「フロンティア」です!

今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~

シャルル
失礼な紹介だな……私を誰だと思っている!
Pino
だから!アナタ、だれ!?

フロンティアとは?

 

フロンティア (英語:frontier )
1 国境地方。辺境。特に、米国開拓時代の開拓地と未開拓地との境界地域。
2 未開拓の分野。新分野。また、学問・技術の最先端。最先端の業績。

英語のfrontier(フロンティア)は、(古期)フランス語「隣接地」の意 ⇒FRONT を語源とする言葉で

「国境(地方)、辺境、(西部が未開拓のころの開拓地と未開拓地の)境界地帯、西部辺境、最先端、新分野、未開拓の領域」

の意味があります。
 

現代日本社会において使われる「フロンティア」も、

  1. 国境地方。辺境。開拓地と未開拓地の境界地域。(米国の西部開拓時代)
  2. 未開拓の分野。新分野。学問・技術の分野の最先端。

の意味で使われています。

フロンティア精神(スピリッツ)とは?

フロンティアの言葉と共に、よく使われる熟語に「フロンティア精神(スピリッツ)」があります。 

このワードを語る上で「アメリカの西部開拓時代の歴史」は避けては通れません。

イギリス本土からアメリカの東海岸へ渡った白人達は、自らの領土を広げるために西の未開拓の領域(フロンティア)を目指しました。

未知の領域には「数々の危険」や「自然の驚異」が待ち受け、彼らの前進を阻みましたが、彼らの「不屈の精神」と「相互扶助の結束力」が開拓の最前線(frontier-lineフロンティアライン)を着実に西に進めました。
 

けれども目指すフロンティアには、先住民族のネイティブアメリカン(インディアン)が住んでいたのです。

その地を「開拓」するということは、すなわち「インディアンの迫害・掃討」する行為にほかなりませんでした。

1890年にその西進が完了し、アメリカ政府は「フロンティアラインの消滅」を宣言しましたが、それは「インディアンの掃討完了」をも意味するものでした。

この広大なアメリカ大陸横断4000キロを成し遂げた開拓者魂のことを「フロンティア精神(スピリット)」と呼び、この言葉は現代社会において「未開拓、未踏の分野に果敢に挑戦すること」を意味することになります。
 

Pino
なるほどね。「開拓の歴史」は「侵略の歴史」と言われる所以だわね。

シャルル
人は未踏の地に果敢に足を踏み入れるが・・・そこに住む先住民族達と相い容れる歴史は、残念ながら少ない。

Pino
「縄張り意識」が強い動物も居るけど・・・ヒトは異常にその意識が強い生き物だよね。

シャルル
だからいつまでたっても・・・世の中から戦争が無くならないのだ。

フロンティアの使い方と使用例

例) 西部開拓時代、人々は新天地を求めてフロンティアに向かった

このフロンティア「米国開拓時代の開拓地と未開拓地との境界地域」の意味です。

例)業界のフロンティアを開拓すべく、挑戦を続ける。

このフロンティアは「未開拓の分野。新分野」の意味です。

例)今現在、日本における宇宙開発のフロンティアはこの研究機関です。

このフロンティアは「その分野の最先端。最前線」の意味です。

フロンティア市場

経済の分野で使われる「フロンティア市場」とは「今後、高い経済成長を期待できる市場」のことで、主に発展途上国の市場のことを指します。

フロンティアの類語

フロンティア」に似ている言葉に「パイオニア」があります。
早速、意味をみてゆきましょう。

パイオニア(英語:pioneer 語源: 古期フランス語「(道を切り開くための)歩兵」の意)

(未開地の)開拓者、(新分野の)パイオニア、先駆者、草分け、(部隊先発の)工兵

それぞれの意味を並べてみましょう↓

  • フロンティア未開拓地との境界領域。未開の分野。新分野。最先端。
  • (未だ足を踏み入れていない未開の地。分野)

  • パイオニア(未開地の)開拓者。先駆者。草分け。
  • (他に先駆けて行動する者。挑戦者)

 

Pino
フロンティアが未開拓の「領域」や「分野」を現すのに対し、パイオニアは未開の分野の「開拓者」や「先駆者」のことを意味するんだね!

シャルル
そうだ。フロンティアが指すのは「場所(分野)」であり、パイオニアが示すのは「人物」や「グループもしくは団体」のことだ。

まとめ

フロンティアの意味は?

1 国境地方。辺境。特に、米国開拓時代の開拓地と未開拓地との境界地域。
2 未開拓の分野。新分野。また、学問・技術の最先端。最先端の業績。

フロンティアの使い方や使用例

  • フロンティアに向かう「未開拓地との境界領域」へ向かう。
  • フロンティアを開拓する「未開拓の分野。新分野」を開拓する。
  • 宇宙開発のフロンティア宇宙開発の「(その分野の)最先端。最前線」
  • フロンティア市場「今後、高い経済成長を期待できる市場」

フロンティアの類語

  • フロンティア未開拓地との境界領域。未開の分野。新分野。最先端。
  • (未だ足を踏み入れていない未開の地。分野)

  • パイオニア(未開地の)開拓者。先駆者。草分け。
  • (他に先駆けて行動する者。挑戦者)

 
 

比較的なじみのある言葉の「フロンティア」
日頃おぼえていてた意味と同じでしたか?

フロンティア=未開の分野パイオニア=先駆者で覚えておくと良いですね~!

 

今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪

もし、「こんな言葉を調べて欲しい」「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
遠慮なく、↓下のコメント欄に書き込んでくださいね~☆

↓この記事も読まれています↓

コメントを残す

CAPTCHA