こんにちは!Pinoです。
ボールペンの「黒」だけが・・・いつも行方不明になってしまいます…なんでだろ?
さてさて、今回のお題はプロローグです。
文学及び映像作品、音楽作品の構成でよく使われる言葉ですね。
今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
プロローグとは?
プロローグ( prologue )
① 演劇や音楽などで、その主題や進行を暗示する内容をもった前置きの短い部分。
② 物事の始まり。発端。引用元: 大辞林 大三版より
英語のprologue(プロローグ)は「ギリシャ語の pro (前の) + logue ( 言葉)」が語源で
「(演劇の)序幕」「(長い詩などの)序詩」「(事件などの)前触れ、発端」の意味があります。
後述しますが、類語の「イントロダクション」「アバン(アバンタイトル)」は、いずれも同じ「作品の冒頭の部分、パート」を指す言葉ですが、言葉の由来(発生した状況)が異なります。
- プロローグ・・・演劇・戯曲由来「演劇の始めに述べられる口上。序幕」
- イントロダクション・・・音楽由来「楽曲の冒頭。主旋律に入る前の前奏」
- アバンタイトル・・・映像作品由来「映像作品の冒頭、オープニングの前に挿入される序章」
このように同じ意味を持つワードですが、やはりそれぞれの由来のある分野で使われることが多いようです。
プロローグの語源は?
「演劇由来」であるプロローグの語源を詳しくみてゆきましょう。
古代ギリシャ劇においてコロス(ギリシャ劇の合唱隊)の最初の登場に先立つ部分を指した「プロロゴス(prologos)前の言葉」が語源とされます。
やがて、この「プロロゴス」は、劇の本体とは切り離されて
- 劇の内容を予告したり
劇の理解について必要な情報を観客に提供したり
劇の出来栄えについて弁解したり
作者の主張を代弁したりする台詞
上記のようなパフォーマンスを「プロローグ」と呼ぶようになりました。
イギリスではエリザベス朝以来よく用いられ,とくに「王政復古期」の劇中では,劇の完結後に語られるエピローグと対をなし、このプロローグが語られるのが定番でありました。
プロローグの類語と関連用語
プロローグの類語や関連用語にはイントロダクション、アバンタイトル、エピローグなどがあります。
早速、それぞれの意味をみてゆきましょう!
イントロダクション(introduction)
楽曲の冒頭。主旋律に入る前の前奏。
論文や小説においては冒頭の「これから始まる本編を案内する解説文」を示す。
アバンタイトル/アバン(avant-title)
映像作品の冒頭、オープニングの前に挿入される序章。
エピローグ(epilogue)
プロローグの反対語で「ギリシャ語の epi (後の) + logue ( 言葉)」が語源。
劇・小説・詩歌などで、全体をしめくくる言葉や終わりの部分。閉幕の詞。閉め口上。終章。
※「アバン」をもっと詳しく!
⇒【avant-title(アバン)の意味とは?オープニングやプロローグの解説も】
まとめ
プロローグの意味は?
① 演劇や音楽などで、その主題や進行を暗示する内容をもった前置きの短い部分。
② 物事の始まり。発端。
プロローグの語源は?
古代ギリシャ劇において、コロス(ギリシャ劇の合唱隊)の最初の登場に先立つ部分を指した「プロロゴス(prologos:前の言葉)」が語源。
プロローグの類語と関連用語
イントロダクション(introcuction)
楽曲の冒頭。主旋律に入る前の前奏。
アバンタイトル/アバン(avant-title)
映像作品の冒頭、オープニングの前に挿入される序章。
エピローグ(epilogue)
プロローグの反対語。
劇・小説・詩歌などで、全体をしめくくる言葉や終わりの部分。閉幕の詞。閉め口上。終章。
いかがでしたでしょうか?
よく聞く「プロローグ」、対語の「エピローグ」も併せて覚えておいてくださいね!
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
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