span

こんにちは!
何事も長いスパンで~コツコツ作業するのが好きなPino(@Pinocan4)です。
まあ、「素早い結果が出せないから」っていうハナシも…w

さて、今回のお題はこの「スパン」という言葉です。

早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~

シャルル
失礼な紹介だな……私を誰だと思っている!

Pino
だから!アナタ、だれ!?

スパンとは?

スパン(英語:span )
1 ある時間の幅。「10年のスパンで考える」
2 梁(はり)・アーチ・橋梁(きょうりょう)などの、支点柱と支点柱との間の距離。梁間(りょうかん)。径間。支間。わたり。
3 ⇒翼幅

英語のspan(スパン)は、ゲルマン祖語spannana(伸ばす;測る)から派生した言葉 spend(伸びさせる)が語源の言葉で、

  1. スパン 《親指と小指とを張った時の長さ; 通例 9 インチ=約23 センチ》
  2. (ある物事が及ぶ)期間、短時間、しばらくの間、
  3. (端から端までの)全長、全範囲
  4. 【建築】 径間(わたりま), スパン 《迫持(せりもち)・橋梁などの支柱から支柱まで》
  5. 【航空, 飛行】翼長、翼幅
  6. などの意味があります。

    英語会話の中でも次のように使われています。

    • the average life span
    • 平均寿命

    • the span of a bird’s wings .
    • 鳥が羽根を伸ばした長さ

     
    一方、現代日本社会で主に使われている「スパン」も、

    1. (ある物事が及ぶ)期間、短時間、しばらくの間
    2. (端から端までの)全長、全範囲
    3. 【建築】 径間(わたりま), 《迫持(せりもち)》
    4. 橋梁などの支柱から支柱まで

    5. 【航空, 飛行】翼長、翼幅

    などの意味があります。
     

    Pino
    なるほどね~手の指を拡げて測る人がいるけど、「スパン」を使ってたんだね!

    シャルル
    国によって「親指~小指」ではなく、「親指から人差し指」や「親指から中指」で測るところもあるな。

    スパンの使い方や使用例

    例) その信号は短いスパンで点滅します。

    このスパンは「(ある物事が及ぶ)期間、短時間、しばらくの間」の意味です。

    このようにスパンは
    「~が短い」「~が長い」
    「短いスパン」「長いスパン」

    など、長さを表す言葉に形容されます。

    例) その機械のスパンを計って知らせてください。

    このスパンは「(端から端までの)全長、全範囲」の意味です。

    長さを表すスパン」はこの他に↓下のような分野で使われます。

    長さの単位

    元の意味でもある「長さ」を表すスパンは「手指を広げた時の親指の先から小指の先までの長さ」を意味します。

    この1スパンは通常9インチ(約23センチ)とされ、その単位を元に計算されます。

    例)3スパン=9インチ✖3=27インチ

    建築におけるスパン

    span1

    この建築の分野で使われる「スパン」は、「径間(わたりま)、迫持(せりもち)・橋梁などの支柱から支柱までの間のこと」を指します。

    径間(わたりま)とは?
    ⇒二点間の直線距離。さしわたし。

    迫持(せりもち)とは?
    ⇒石や煉瓦(れんが)を弧状(アーチ状)に積んでせり合わせ、荷重を支える構造のこと。

    つまり、橋や梁(はり)などの、ある地点からある地点に渡る構造物や、戸口や建物の入り口の開口部の、支柱から支柱の間のことを「スパン」と呼びます。

    航空、飛行におけるスパン

    この航空、飛行の分野で使われる「スパン」は、「飛行機や鳥などの翼の両翼端を結ぶ距離」のことを意味します。

    生物の場合、翼を開いた状態であることから「翼開長」とも言います。

    スパンの類語

    スパンの「期間」の意味の類語として、「ピリオド」や「ターム」という言葉があります。

    早速、それぞれの意味をみてゆきましょう。

    ピリオド(period:英語)

    期間、(歴史上ある特色をもつ)時代、

    ターム(term:英語)

    (一定の)期間、期限、任期

    ↓ 意味を比べてみましょう。

    • スパン
    • ⇒(ある物事が及ぶ)期間、短時間、しばらくの間。
      ”何かの持続時間全体”を意味する。

    • ピリオド
    • ⇒(歴史上ある特色をもつ)時代、期間。
       ”時間のまとまった長さ”を意味する。

    • ターム
    • ⇒(一定の)期間、期限、任期、学期
       ”所定の時間”を意味する。

     

    Pino
    期間」という意味の単語はたくさんあるけれど~微妙に違うものなのね!

    シャルル
    ピリオド」は長短に限らず、まとまった時間を指す。
    ターム」はあらかじめ決められた期間を意味するのだな。

    まとめ

    スパンの意味は?

    スパン(英語:span )
    1 ある時間の幅。
    2 梁(はり)・アーチ・橋梁(きょうりょう)などの、支点柱と支点柱との間
    の距離。梁間(りょうかん)。
    3 ⇒翼幅

    スパンの使い方と使用例

    短いスパン⇒「(ある物事が及ぶ)期間、短時間、しばらくの間」
    機械のスパン⇒「(端から端までの)全長、全範囲」
    長さの単位のスパン⇒「手指を広げた時の親指の先から小指の先までの長さ」
    建築におけるスパン⇒「橋や梁(はり)などの、ある地点からある地点に渡る構造物や、戸口や建物の入り口の開口部の、支柱から支柱の間のこと」
    航空、飛行のスパン⇒「飛行機や鳥などの翼の両翼端を結ぶ距離」

    スパンの類語

    • スパン
    • ⇒(ある物事が及ぶ)期間、短時間、しばらくの間。
      ”何かの持続時間全体”を意味する。

    • ピリオド
    • ⇒(歴史上ある特色をもつ)時代、期間。
       ”時間のまとまった長さ”を意味する。

    • ターム
    • ⇒(一定の)期間、期限、任期、学期
       ”所定の時間”を意味する。

     

    いかがでしたか?
    「スパン」は「時間」や「距離」の長さを表す言葉でした。
    類語の「periodピリオド」や「termターム」もあわせて、覚えておくと便利ですね!

    今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
     

    もし、「こんな言葉を調べて欲しい」「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
    または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
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