こんにちは!
冷蔵庫には毎日、家族人数分の納豆が常備されてるPino家です^^
毎日食べても飽きないわ~♪
さてさて、今回のお題は「ニューロティック」です。
ニューロティック…なにやらSFチックな香りがいたしますが~?
さて、今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
ニューロティックとは?
ニューロティック (英語:neurotic )
[形動]神経症的であるさま。「ニューロティックな映像美の映画」引用元: デジタル大辞泉より
英語のneurotic(ニューロティック)は「神経症にかかった、極度に神経質な、(…に)神経過敏な」の意味です。
ニューロティックの使い方と使用例
例) あの映画の受賞理由はニューロティックな映像美が評価された。
ニューロティックは主に芸術の分野で使われることが多い言葉です。
形容詞的に「極度に神経質な」「神経過敏な」作品、というように用いられます。
この例文も「神経過敏な映像美」のことです。
「狂気をはらんだ」「異常心理的な」と意訳される場合がありますが、個人的にはこちらの方がしっくりきますね^^
ニューロティック・シネマ
「異常心理映画」とも訳され、現代では「サイコ映画」「サイコサスペンス」など呼ばれるジャンルです。
第二次世界大戦後、フロイトの精神分析が流行したアメリカで、「人間の異常心理」を題材とした映画が作られ、大流行しました。
▶主なニューロティック・シネマ作品
●白い恐怖 (アルフレッド・ヒッチコック監督)
●サイコ( 同 上 )
●マーニー( 同 上 )
●失われた週末(ビリーワイルダー監督)
●羊たちの沈黙(ジョナサン・デミ監督)
異常心理が引き起こす、破滅的な終末に向かうストーリーは「フィルム・ノワール(暗黒映画)」と重なるところがありますね。
※フィルム・ノワールをもっと詳しく!⇒【noir(ノワール)の意味とは?フィルム・ノワールやピノ・ノワールの解説も】
ニューロティックとノイローゼとの違い
「神経症的な」「神経過敏な」の意味というと・・・「ノイローゼ」というワードが思い浮かびますが、「ニューロティック」と違うのでしょうか?
ノイローゼ(ドイツ語より: neurose)
心理的な原因によって起こる心身の機能障害。精神疾患にみられる人格の障害がなく、自分は病気だという意識がある。不安神経症(不安障害)・心臓神経症・強迫神経症(強迫性障害)・心気症・ヒステリーなど。<神経症>
ノイローゼは「人格障害のない機能障害」であり、ニューロティックは「神経症的な」「神経過敏な」等、芸術作品などを形容する言葉です。
まとめ
ニューロティックの意味は?
神経症的であるさま。
ニューロティックの使い方や使用例
●ニューロティックな映像美⇒「極度に神経質な」「神経過敏な」「狂気をはらんだ」映像美
●ニューロティック・シネマ⇒「異常心理映画」
ニューロティックとノイローゼの違い
ノイローゼは「人格の障害のない機能障害」であり、ニューロティックは「神経症的な」「神経過敏な」等、芸術作品などを形容する言葉です。
いかがでしたでしょうか?
「ニューロティック」、近未来的な響きがあったのですが・・・なんと!戦後に流行した言葉でした;
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
もし、「こんな言葉を調べて欲しい」や「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
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