こんにちは!
映画も小説もスカッとする~冒険活劇モノが大好きな~Pinoです^^
ミステリー、謎解き…あんまり得意じゃないです!笑

さて、今回のお題は、「パラドックス」です。
うーむ、これまた難解そうな響きが…?

今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~

シャルル
失礼な紹介だな……私を誰だと思っている!

Pino
だから!アナタ、だれ!?

パラドックスとは?

 

パラドックス(英語:paradox )
日本語の<逆説>の意味。 以下、逆説の項より引用。
1 一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現。
「急がば回れ」など。
2 ある命題から正しい推論によって導き出されているようにみえながら、結論で矛盾をはらむ命題。逆理。
3 事実に反する結論であるにもかかわらず、それを導く論理的過程のうちに、その結論に反対する論拠を容易に示しがたい論法。
ゼノンの逆説が有名。逆理。

英語のパラドックスギリシャ語「定説(doxa)に逆らう(para)もの」の意が語原の言葉で
「逆説、一見正しく見える矛盾した言葉、矛盾した(ところのある)人」のことを指します。

現代日本社会における「パラドックス」も

「一見、正しく思えるが、実は矛盾した事柄、言葉」

の意味で使われています。

また、
ジレンマ=二つの相反する事柄の板挟みになること。
二律背反(にりつはいはん)= いずれも真である前提に基づく二つの原理の間の矛盾。
矛盾=つじつまの合わないこと。

と訳されることもあります。
 

Pino
うーん、どうも、このテの学問は苦手なんだけど…とにかく「矛盾している事柄」ってことなんだよね?

シャルル
「どちらも真理と思われる2つの事柄の矛盾」というところだろう。

Pino
ふーん。「逆説」だから「ある事柄と、それに反する事柄の矛盾」ってことなの?

シャルル
まあ、次項で例文をみてゆこう。

パラドックスの使い方と使用例

例) 今日の上司の言葉はパラドックスのようで理解できなかった。

このパラドックス「一見、正しく思えるが、実は矛盾した発言」の意味です。

よく、ありますよね?^^
何か指示を与える人にありがちかもしれませんが・・・「え、何だか言ってること矛盾してない?」というような発言。

例えば…
「来月初めの納期には絶対間に合うように、けれど綿密なチェックをのために1日5時間はその作業をすること」

いやいや~それの作業していると・・・全然納期に間に合わないですけど?
という、現場の声が聞こえてきそうです(笑

例) 「一物一価」の法則は現実には成立していないパラドックスである。

このパラドックス「一見、正しく思えるが、実は矛盾した事柄」を意味します。

一物一価とは?
⇒「自由な市場経済において、同一の市場の同一時点における同一の商品は、同一の価格である」が成り立つという経験則。
>wikipediaより

つまり、国際的なチェーン店の商品(例えばマクドナルドのチーズバーガー)は、「自由市場経済を取り入れている国の市場で、同時点における同一の商品であれば、同じ価格である」という法則です。

しかしながら、現実は日本のマクドナルド、アメリカのマクドナルド、スイスのマクドナルドのチーズバーガーの価格は異なります。

これは各国の物価変動や輸送コスト、人件費の問題も加味されるため、定義されている『一物一価』の法則に反する、いわゆる「パラドックス」ということになります。

有名なパラドックス

ゼノンのパラドックス(アキレスと亀)

イタリアの小都市エレアに住んでいた自然哲学者のゼノンが提唱したパラドックス。

「走ることの最も遅いものですら最も速いものによって決して追い着かれないであろう。
なぜなら、追うものは、追い着く以前に、逃げるものが走りはじめた点に着かなければならず、したがって、より遅いものは常にいくらかずつ先んじていなければならないからである」
という議論です。

つまり、アキレスという足の速い男と亀が競争することになり、足の遅い亀がハンディをもらって、少し先のA地点から同時にスタートします。

アキレス⇒A地点へ到達。
⇒A地点より少し先のB地点へ到達。

アキレス⇒A地点からB地点へ到達。
⇒B地点より少し先のC地点へ到達。

このような論理が展開され、数学的上は「永遠に追いつくことはできない」というものです。

 
 

Pino
へ~これが有名な「アキレスと亀」のパラドックスかぁ。でも・・・現実的にはアキレスは追いついて、追い越せるよね?

シャルル
それを言ってしまうと「ゼノンのパラドックス」は成立しないが・・・;「アキレスが亀がいた地点に到達→亀が先に移動している」という無限回の試行が否定されれば「追いつき、追い越せる」という説が成立する。

Pino
なるほどね~要はその無限ループを認めるか、認めないか、ということか。それもパラドックスだねー

シャルル
いつの時代も、現実はパラドックスに満ち溢れているのサ。

まとめ

パラドックスの意味は?

パラドックス(英語:paradox )
日本語の<逆説>の意味。 以下、逆説の項より引用。

1 一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現。「急がば回れ」など。2 ある命題から正しい推論によって導き出されているようにみえながら、結論で矛盾をはらむ命題。逆理。
3 事実に反する結論であるにもかかわらず、それを導く論理的過程のうちに、その結論に反対する論拠を容易に示しがたい論法。ゼノンの逆説が有名。逆理。

パラドックスの使い方と使用例

パラドックスな発言「一見、正しく思えるが、実は矛盾した発言」
成立しないパラドックス「一見、正しく思えるが、実は矛盾した事柄」

 
 

いかがでしたか?
「パラドックス」、スッキリ理解!というには難しい言葉ですが…「矛盾」と言い換えて使うのが一番、分かりやすいですね!
 

今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪

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