今回のお題は「リテラシー」です。
これも「聞いたことはあるけれどハッキリした意味は・・・」的なワードのひとつではないでしょうか?
早速、意味や正しい使い方をチェックしてゆきましょう!
今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に、みてゆきますよ~
リテラシーの意味とは?
リテラシー (literacy:英語)
① 読み書き能力。
また、与えられた材料から必要な情報を引き出し活用する能力。応用力。
② コンピューターについての知識および利用能力。→コンピューターリテラシー
③ 情報機器を利用して、膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、活用する能力。→情報リテラシー引用元: 大辞林第三版より
英語のliteracyはラテン語のliteratus(教育を受けて文字を知っている者)から派生した「literate」の名詞形です。
元は「文字を読んだり書いたりできる能力=識字(しきじ)」を意味していました。
現代日本社会における「リテラシー」の意味とは?
現代の日本語の中で使われるリテラシーは
- 読み書き能力
- ある特定分野に関する知識と活用能力
- 情報読解活用能力
様々な言語・コミュニケーション媒体(例:ボディランゲージ・画像・映像等)を適切に読み取り、分析し、その媒体で記述・表現できる能力
ある特定の分野に関する知識を持ち、その記述体系を理解し、活用できる能力
膨大な情報の中から必要な情報を抜き出して整理・分析し、活用できる能力
のような意味となります。
元は1.の「識字能力」を意味しましたが、現代では2.3.の「様々な情報の中から必要な情報を抜き出し、理解・整理・分析して活用できる能力」の概念で広く使われるようになってきました。
リテラシーの使い方と使用例
「読解力」を意味するリテラシー
例) あの学校の卒業生はリテラシーが高いと定評がある。
この場合のリテラシーは「読解能力、活用能力」が高い、という意味です。
またそのような能力を高めることについて「リテラシーの向上」や「リテラシーの育成」のような表現が可能です。
情報リテラシー
例) 現代のインターネット社会では情報リテラシーが問われる。
情報リテラシーとは「膨大な情報の中から必要な情報を抜き出し、整理・分析し、活用する能力」のことです。
メディアリテラシー
例) 社会全体のメディアリテラシーを高める必要性がある。
メディアリテラシーとは「テレビや新聞、雑誌、インターネット上のメディア情報を正しく読み解く力のこと」を意味します。
また、「情報がある形で提示されるに至った経緯や発信者の意図などを探り、裏に隠された真実を深読みする」というニュアンスも含まれます。
前の情報リテラシーがありとあらゆる「情報」であるのに対し、こちらは「メディア=ニュースソース(情報源)」に限定されたものです。
ネットリテラシー
例) ネットリテラシーはSNS上での重要な自己防衛手段です。
ネットリテラシーとは「SNSをはじめ匿名で発信された情報の中から必要な正しい情報を選び、活用できる判断力」の意味です。
発信する相手の見えないインターネット上においてマナーを守り、真偽を見極める力は自分を守るために必要な能力です。
金融リテラシー
例) 金融リテラシーは金融・投資の分野では必須なリテラシーです。
金融リテラシーとは「金融商品や経済に関する知識をもとに情報を正しく理解、分析し、自主的に判断する能力 」の意味です。
保険商品やローン・クレジット、資産運用などに関する知識や自主的判断能力があることを「金融リテラシーがある」と表現することもあります。
まとめ
リテラシーの意味は?
- 読み書き能力
- ある特定分野に関する知識と活用能力
- 情報読解活用能力
様々な言語・コミュニケーション媒体(例:ボディランゲージ・画像・映像等)を適切に読み取り、分析し、その媒体で記述・表現できる能力
ある特定の分野に関する知識を持ち、その記述体系を理解し、活用できる能力
膨大な情報の中から必要な情報を抜き出して整理・分析し、活用できる能力
いかがでしたか?
リテラシーという言葉、さまざまな分野で使われてきているワードですね。
「膨大な情報の中から必要なものを抜き出して理解・分析し、活用できる能力」
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