こんにちは!
輪廻転生があるとしたら、今度は「鳥」に生まれ変わって空を飛んでみたい~Pinoです^^

今回のお題は、その輪廻思想にも関係のある「カルマ」です。

早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~

シャルル
失礼な紹介だな……私を誰だと思っている!

Pino
だから!アナタ、だれ!?

カルマとは?

カルマ(英語:karman )
仏典などの日本語での解釈では「業」という意味合いで使われる。サンスクリット語では「行為」、または行為の結果として蓄積される「宿命」と訳される。カルマは「過去(世)での行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる。」という因果応報の法則のことであり、インド占星術の土台であるヴェーダ哲学の根底に流れる思想である。

英語のkarman(カルマ)サンスクリット語「行為」の意が語源の言葉で

「カルマ、業(ごう)、因縁(いんねん)、宿命、(人・物から発する)感化力、雰囲気」

などの意味があります。

英語会話の中でも↓のような形で使われています。

one’s karma from the deeds of previous lives.
  前世からの業

Karma: what comes around goes around.
自分がしたことは(最終的に)自分に戻って来る「因果応報」

英語でのKarmaの説明に使われる、よく知られた言い回しですね!

 
現代日本社会で使われている「カルマ」は下記のような意味で使われています。

「業(ごう)、因縁(いんねん)、宿命」

業(ごう)とは?
仏教の基本的概念の一つ。サンスクリットkarmanの訳。
本来は「行為」の意味で、なんらかの意図をもっておこなった行動、発言、思想は、必ずなんらかの「結果」を生み出す。
⇒身体(しん)、口(く)、意(い)の三業(さんごう)。

現世で今おこなっている「行為」は、「前世における行為の結果」から影響を受けているものであり、「現世でおこなっている行為の結果」が、また「来世の行為」に影響を与える・・・という輪廻思想(りんねしそう)の基礎となるものです。

因縁(いんねん)とは?
物事が生じる直接の力を「因(いん)=原因」とし、それを助ける間接の条件である「縁(えん)=因が起ることを誘導したもの」の意味で、すべての物事はこの二つの働きによって起こるとされる仏教用語。

上記の意味から派生して次のような意味でも使われています。

  • 前世から定まった運命。宿命「例:因縁の対決」
  • 以前からの関係、ゆかりの~「例:父の代からの因縁の土地」

 

Pino
へえ~カルマって「業」とか「因縁」って意味なんだ!・・・でも、日本語に訳されてもハッキリ意味が分からない語だよね;

シャルル
仏教用語は抽象的でわかりづらいかもしれんな。要は「自分がおこなった行為が、いずれ自分に返ってくる」という「因果応報」の思想だ。

Pino
よく、おばあちゃんが「今、食べ物を粗末にしていると次に生まれ変わった時に、ひもじい思いをするよ」って言ってたアレだね。

シャルル
人は皆そのような「業=自分が行ってきた行為(罪や善行)」を背負って生き、生まれ変わってもなお、それに捉われ、引きずってゆく、という概念だな。

カルマの類語

カルマの「宿命」の意味に似ている言葉に「ディスティニー」「フェイト」などがあります。

早速、それぞれの意味をみてゆきましょう。

ディスティニー(destiny:英語)

「運命、宿命、因縁、天、神意、運命の三女神」

フェイト(fate:英語)

「運命、宿命、非運、破滅、死、結末」
 

これらの言葉の違いを、意味別に比較してみました。↓

  • カルマ
    業、因縁、宿命「自分の行為が巡り巡って自分に返ってくる宿命のこと」
  • ディスティニー
    運命、宿命、因縁「定められた避けられない運命」
  • フェイト
    運命、宿命、悲運 「人の力ではどうにもならない不可避な運命」

 
 

Pino
なるほどね。「カルマ」だけが、「自分が原因の運命」って感じだね!自分の行い次第では幸せにもなるし、不幸にもなる…

シャルル
ディスティニーとフェイトはギリシャ神話の女神が由来の言葉だ。「人間がどうこうできる運命ではない」というところか。

Pino
今回の「カルマ」は、仏教的には「自分のおこないを見つめ直して、善行にいそしみなさい」って考え方だね~

まとめ

カルマの意味は?

カルマ(英語:karman )
業(ごう)、因縁(いんねん)、宿命。
「自分がおこなった行為が、いずれ自分に返ってくる」
⇒因果応報

カルマの類語

  • カルマ
    業、因縁、宿命「自分の行為が巡り巡って自分に返ってくる宿命のこと」
  • ディスティニー
    運命、宿命、因縁「定められた避けられない運命」
  • フェイト
    運命、宿命、悲運 「人の力ではどうにもならない不可避な運命」

 

いかがでしたか?
近年使われている「カルマ」「業」と共に「運命」「宿命」の意味で使わている場合も多いようですね~

今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
 

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