こんにちは!Pinoです~今日は節分でしたね!
ふと思ったのですが…1本丸ごと食べる恵方巻って「長さ」はどうでもいいのでしょうか?笑
さて、今回のお題はリブートです。
最近では、映画の紹介の中などで、見聞きされたことがあるかもしれませんね。
かくいう私も「リメイク」との違いがよく分からないので~早速、調べてみました!
今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
リブートとは?
リブート (reboot : 英語)
①再起動(さいきどう)、再始動(さいしどう)。
コンピュータ関連分野において、動作中のコンピュータシステムが、故意または意図せずに再度始動すること。
②フィクション作品において、シリーズにおける連続性を捨て、新たに一から仕切り直すことを意味する用語。引用元: Weblio英和和英辞典より
リブートの使い方と使用例例)ダークナイト・トリロジーはバットマン・シリーズのリブート作品である。
バットマンは1939年、アメリカのDCコミックスから出版されたアメリカンコミックスに登場する架空のスーパーヒーローです。
1943年に映画化された後も、コミックスはもちろんのこと、小説やアニメ、テレビドラマシリーズなどに展開し、「単なる続きものではなく、主要キャラクターの設定は変えずに作品を仕切りなおして新しい作品を作り上げる」すなわちリブートの先駆けともいえる作品。
特に例文の「ダークナイト・トリロジー(3部作)」はハリウッド映画に「リブート」の概念を定着させたと言われ、この後の映画史に重要な役割を果たしました。
例)スーパーマンは80年以上もファンを魅了し続けるアメリカン・ヒーローでリブートされた作品も多い。
「空を見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! いや、スーパーマンだ!」
のキャッチフレーズで有名な(ココで懐かしい~♪と思った人、お友達ですw)バットマンと同じアメリカンコミックスに登場する架空のスーパーヒーローです。
スーパーマンは1938年にアメリカンコミックスに初登場した後、アニメやテレビシリーズ、そして映画などにメディア展開し、2000年に入ってからは原作コミックの設定に回帰したリブート作品が公開され、また他のスーパーヒーロー達と共演するクロスオーバー作品にも出演する人気キャラクターシリーズです。
リブートの類語
リブートと混同されがちな言葉にリメイク、そして類語にリバイバル、クロスオーバー、スピンオフ等があります。それぞれの意味と分かりやすいように代表作品を並べてみました。
まずは「リメイク」から、みてゆきましょう。
リメイク(remake : 英語)
過去に製作されたフィクション作品を、内容(あらすじ等)は変えることなく、現代の技術や新しいキャストで作り直すこと。または作り直された作品。
内容=ストーリーは旧版に沿って構成されますが、多少新しい要素が加えられることもあります。
また、「リング(米国作品名:The Ring)」や「ゴジラ(米国作品名:GODZILLA)」のように版権を海外に売って、その国での上映に違和感の無いように多少、手を加えられたり、キャストを変えて撮影する作品もリメイク作品と呼ばれます。
チャーリーとチョコレート工場(原題:Charlie and Chocolate factory)
1971年に製作された子供向けのミュージカル映画『夢のチョコレート工場』がオリジナルです。
2005年にティム。バートン監督、ジョニー・デップ主演でリメイクされ、そのサイケデリックな世界とユーモアとウイットに富んだ演出は世界中を魅了し、大ヒット作品となりました。
トータルリコール(原題 : Total Recall)
1990年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演で公開された同名「トータル・リコール」を2012年に主役をコリン・ファレルに変えてリメイクされました。
リメイク版はSF界の奇才フィリップ・K・ディックの原作小説『追憶売ります』に、より忠実なプロットになっています。
リブート(reboot : 英語 )
フィクション作品において、シリーズにおける連続性を捨て、新たに一から仕切り直すこと。
ダークナイト・トリロジー(バットマン・シリーズ)
例文にも出した通り、映画界に「リブート」の概念を定着させたクリストファー・ノーラン監督の3部作。
ヒース・レジャーが演じる宿敵ジョーカーの鬼気迫る演技は何度見ても凄まじい!
寄 生 獣
岩明均原作の人気漫画「寄生獣」を、キャラクターデザインや時代設定を現代風にアレンジして2014~2015年にかけてアニメ化、二部作の実写映画『寄生獣』『寄生獣 完結編』が公開されました。現在は漫画サイト「コミックDays」にて太田モアレ画でスピンオフ作品『寄生獣リバーシ』が連載されています。
リバイバル(revival : 英語 )
古い演劇・映画・歌謡曲などが、再演・再上映されること。また、昔の風俗・流行などが、復活・再評価されること。
例)リバイバル上映
これは過去に上映された映画作品が同じ内容で(リマスター版など一部映像技術の向上に伴い画質・音質が変わることはある)劇場で公開されることです。
クロスオーバー(cross over : 英語 )
複数の独立したシリーズが一時的に一つのストーリーを共有、進行されること。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
アベンジャーズシリーズ3作品目、マーベルのヒーロー&ヴィラン達40人以上が大集結して戦いを繰り広げるクロスオーバー作品。
名探偵コナン 世紀末の魔術師
「世紀末最大の謎を解くのは誰だ!?」のキャッチコピーで1999年に公開されたシリーズ第3作目。
原作やテレビシリーズでも初期の頃から度々登場する怪盗キッドは、元は原作者青山剛昌の作品『まじっく快斗』主役黒羽快斗。
そういう意味では原作コナンシリーズ自体がクロスオーバー作品と言えるでしょう。
ルパン三世VS名探偵コナン THE MOIVE
2013年に劇場公開されたモンキーパンチ原作の「ルパン三世」と青山剛昌原作の「名探偵コナン」のクロスオーバー作品。
スピンオフ(spin off : 英語 )
派生的に生じることや派生により生じた物、副産物などを指す。
転じてフィクション作品においては、既存の作品(本編)から派生した作品全般を指す。
主役キャラクター以外の脇役、サブキャラクター、もしくは新しく作ったキャラクターを主人公として展開する作品のこと。
ファンタスティック・ビースト(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them )
ハリーポッター第1作目の約70年前の話となる1926年のアメリカが舞台で、ハリーポッター・シリーズのスピンオフ前日譚です。
交渉人 真下正義 / 容疑者 室井慎次 (元作品:踊る大走査線)
1997年からフジテレビで放映された人気刑事ドラマ『踊る大走査線』のスピンオフ映画。
両作品とも脇役の真下警視、室井警視監をそれぞれ主役として製作・公開されました。
まとめ
リブートの意味は?
①再起動(さいきどう)、再始動(さいしどう)。
コンピュータ関連分野において、動作中のコンピュータシステムが、故意または意図せずに再度始動すること。
②フィクション作品において、シリーズにおける連続性を捨て、新たに一から仕切り直すことを意味する用語。
リブートの類語
リメイク⇒過去に製作されたフィクション作品を内容(あらすじ等)は変えることなく現代の技術や新しいキャストで作り直すこと。または作り直された作品。
リブート⇒フィクション作品においてシリーズにおける連続性を捨て新たに一から仕切り直すこと。
リバイバル⇒古い演劇・映画・歌謡曲などが、そのままの内容で再演・再上映されること。
また、昔の風俗・流行などが、復活・再評価されること。
クロスオーバー⇒複数の独立したシリーズが一時的に一つのストーリーを共有、進行されること。
スピンオフ⇒既存の作品(本編)から派生した作品
全般を指す。
主役キャラクター以外の脇役、サブキャラクター、もしくは新しく作ったキャラクターを主人公として展開する作品のこと。
いかがでしたでしょうか?
混同しがちな「リブート」と「リメイク」の違い、この記事をぜひ参考にしてみてくださいね!
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
もし、「こんな言葉を調べて欲しい」や「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
遠慮なく、↓下のコメント欄に書き込んでくださいね~☆
[…] ※「リブート」をもっと詳しく!⇒『reboot(リブート)の意味|remake(リメイク)やspin-off(スピンオフ)との違いも』 […]