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こんにちは!Pino(@Pinocan4)です。

今回は「レバレッジ」についてです。

近年、FXや仮想通貨などで見聞きすることも多くなりました。
またマーケティング用語としても広がりつつある「レバレッジ」
ぜひ、こちらで覚えていってくださいね!

早速、今回もピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう!

シャルル
失礼な紹介だな……私を誰だと思っている!

Pino
だから!アナタ、だれ!?

レバレッジの意味とは?

レバレッジ(英語:leverage )
〔挺子てこの働きの意〕
① 借入金によって投資を行い、借入利子よりも高い利潤を得ようとすること。借入資本利用。
② 小さな努力で大きな効果を生むこと。

英語のleverage(レバレッジ)は梃子(てこ)、レバー(操作棒)を意味する[lever=ラテン語で”持ち上げる”の意]+[age=状態・動作をあらわす名詞語尾]が語源の言葉で

てこの力、てこ装置、(目的達成のための)効力、影響力、借入資本利用

という意味です。

英語会話の中でも

例)Do you have any leverage with the Senator?
  あなたはあの上院議員に顔が効きますか?

のように用いられます。

 
一方、現代日本社会で主に使われている「レバレッジ」は、

  • 少ない投資金・借入金で大きな利益(リターン)が得られること。借入資本利用
  • 効力、影響力、効果的
  • 少ない労力で大きな成果を上げること
  • の意味です。

    レバレッジの関連用語

    レバレッジ取引

    FX(外国為替証拠金取引)や株式売買また仮想通貨などの取引において「自分が出した少額の投資金(担保)を元に借入金をして大きな取引をする」ことを指します。

    レバレッジ効果

    レバレッジ(=てこ)の作用にたとえて、少しの投資資金で大きな利益(リターン)が期待できることを指します。

    例えば、信用取引や先物取引へ最初に投資した金額が何倍もの利益(リターン)となるような場合です。

    このように投資した銘柄(商品)の価格変動によって大きく儲ける(=レバレッジ効果)ことが期待できますが、逆に価格が下がった時には、大きな損をすることにもなります。

    信用取引とは?
    投資家が証券会社からお金や株を借りて売買する取引。

    最初に証券会社へ「現金」や「家」などを担保(委託保証金)として差し入れ通常その3倍程度の金額で取引が可能。
     

    Pino
    例えば100万円担保として入れておけば3倍の300万円を借りて投資できる、ってことだね!

    先物取引とは?
    「1カ月先」や「6カ月先」などの期日を決め、前もって決めた価格で売買することを約束する取引。

    先物で売った人はその後、売った銘柄の価格が下がっても損にはならず(先に高く売れたから)、逆に実際の価格が上がると損となります。
     

    Pino
    先物取引で90円で売った次の日に100円に上がったら~10円の損。
    逆に買い手は10円の儲け

    シャルル
    そうだ。原油や金、大豆、コーヒーなども先物取引の銘柄だ。これらは天候や流通、国際情勢などにも左右されるのでレバレッジ効果もある一方大きな損益が出る場合もある。

    財務レバレッジ

    自己資本に対して他人資本を加えた総資産が何倍であるかを示す数値。

    例)自己資本100円+他人資本400円=総資産500円
    総資産500÷自己資本100=5 ⇒「財務レバレッジ」が5倍

     

    Pino
    つまり、少ない自己資本100円でも借り入れして500円の投資ができる=5倍の「レバレッジ効果」が期待できる、ってことだね!

    レバレッジの使い方と使用例

    leverage

    例) 来年度は借入金を増額して新たなレバレッジを狙う戦略です。

    経営の分野で使われるレバレッジは「少ない借入金で大きな利益が得られること」の意味です。

    新しい機械の導入や工場設立などで事業を拡大し、投資以上の利益を見込む「少額の投資で大きなリターンを狙う」ということです。

    例) 財務レバレッジの数値は企業の健全度の指標となる。

    このレバレッジも「自己資本に対して他人資本を加えた総資産が何倍であるかを示す数値」のことです。

    財務レバレッジが「1倍」である場合は「総資産=自己資本」で自己資本100%で経営している意味になります。

    「借入金がない=健全経営」と思われがちですが、反面「経営拡大に努力していない」「消極的な経営」との見られることもあります。

    よって一概に「財務レバレッジ」が低いことが健全度が高いことにはならないのです。

    例) 今日の取引には10倍のレバレッジをかけて挑んだ。

    このレバレッジは「少額の投資金(担保)を元に借入金をして大きな取引をする」の意味です。

    例文の場合は「自己資金の10倍の取引を行う=レバレッジ取引」を意味します。

    例) これからの営業はレバレッジの効くやり方にシフトしてゆくべきだ。

    マーケティングの分野におけるレバレッジは「小さな労力で大きな効果を狙うこと」の意味です。

    1人あたりの購入額を増やしたり、取引先関連からの新たな顧客への展開など「効果の倍増」を目指すものです。

    レバレッジを効かせる
    レバレッジをかける

    というように使われます。
     

    まとめ

    レバレッジの意味は?

    レバレッジ

  • 少ない投資金・借入金で大きな利益(リターン)が得られること。借入資本利用
  • 効力、影響力、効果的
  • 少ない労力で大きな成果を上げること
  • レバレッジ取引

    自分が出した少額の投資金(担保)を元に借入金をして大きな取引をすること。

    レバレッジ効果

    少しの投資資金で大きな利益(リターン)が期待できること。

    財務レバレッジ

    自己資本に対して他人資本を加えた総資産が何倍であるかを示す数値。
     

    いかがでしたか?

    「レバレッジ」も使われる場面で微妙に意味が異なる言葉ですが

    少ない労力で大きなリターンを得る」というイメージで覚えておきましょう!
     

    今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
     

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