さて、今回のお題は「クラスタ」です。

ましたね!オタクワード!
と、思ったら…ここのところの新型コロナウイルスのパンデミック(感染爆発)のニュースの中で使われている…

さっそく、詳しくみてゆきましょう。

さて、今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に解説しますよ☆

シャルル
失礼な紹介だな。……私を誰だと思っている!
Pino
だから!アンタ、だれ!?

クラスタの意味は?

クラスタ (cluster:英)
〔固まり・群れ・房などの意〕
1.数えられる程度の複数の原子・分子が集まってできる集合体。個数一〇~一〇〇のものはマイクロクラスターと呼ばれ,特殊な原子のふるまいが見られる。炭素原子だけからなる C90 , C70 などのクラスターは球状あるいは楕円体状で,かなり安定的に存在する。

2.都市計画で,道路や各種建築物を互いに関連させ,一つにまとめた区域。

3.コンピューターのディスク装置の記憶領域の単位。一クラスターの物理的な記憶容量はオペレーティング-システムの設定によって変化する。

 

Pino
元はブドウの「房」や「群れ」の意味なんだね!化学の分野から都市計画やコンピュータの分野まで。あれ?肝心のオタクワードの意味が・・・ない?

シャルル
そんなことはない。実用日本語表現辞典に記載があるそ↓

クラスタ (cluster:英)
主にネット上で良く使われるある人物やモノに対して愛着をもっている集団または集団の一員を意味する語。英語の「cluster」(=集合、房)から生まれた言葉である。クラスタの前に愛着をもつモノの名前をつけて使う。

↑の解説にもあるように元は英語のcluster(クラスタ)が語源の言葉で

〔ブドウ・サクランボ・フジの花などの〕房(ふさ)

a cluster of grapes
(一房のブドウ)

〔同種類のもの・人の〕群れ,集団

a cluster of spectators
(一団の観客)
a cluster of stars
(星団⇒ex.プレアデス星団など)

などのように英文の中で使われています。

 
現代日本社会で使われている「クラスタ」は辞典での説明のとおり固まり・群れ・房・集団などの意味で

  1. 数えられる程度の複数の原子・分子が集まって出来る集合体
  2. 都市計画において道路や各種建築物を互いに関連させ、ひとつにまとめた区域
  3. コンピュータのディスク装置の記憶領域の単位
  4. ある人物やモノに対して愛着をもっている集団または集団の一員
  5. 感染症などの流行時における集団感染

として使われています。

4.の使い方で「〇〇クラスタ」というと〇〇に「とても愛着のある熱狂的なファンのクラスタ(愛好家集団)」という意味合いになります。

Pino
クラスタクラスターの2種類の表記があるけど同じ意味です。
ただ「クラスタ」はオタクワードとして使われることが多いかな?

「患者クラスター」とは?

”国内で感染経路が明らかでない患者が散発的に発生しており、一部地域では患者集団、いわゆる患者クラスターの発生が確認された”
>2020年2月時事ニュースより

コロナウイルスの日本国内の感染拡大時に”患者クラスター”という言葉が使われましたが、これはいわゆる「患者の集団感染」という意味で”クラスタ”が使われたものです。

しかしながら今までこのような使い方をされた事例もなく特に医療用語でもないため、報道を聞いた視聴者は「患者クラスターとは?」と困惑したようです。

その後、感染関連の報道で使われるクラスターは「集団感染」のことを意味して用いられています。

時折、クラスター感染という二重の意味?での表記も見られますが、これは「クラスター集団」という意味のみで使っているためです。

クラスタの使い方と使用例

例) 今後の物流計画のために販売地域のクラスター分析を依頼した。

クラスター分析とは⇒異なる性質の集団の中から似たものを集めてクラスターを作り、対象を分類するための分類手法
似たような商品が売れる販売地域を割り出せると、それらの商品の物流ルートや管理倉庫も計画しやすくなります。この手法により販売地域を「群れ(クラスタ)=グループ化」して解析するという意味ですね。

例) クラスタの物理的な記憶容量はOSによって変化します。

この場合のクラスタはコンピュータのディスク装置にデータを記録する最小単位という意味です。
よく分かりませんが~とにかくOSが管理している部分なので利用者は気にしなくてよいそうです!笑

例) 新連載開始の情報はコナンクラスタを狂喜させた。

愛好者達の集団、グループであるクラスタは対象となる人物や作品の名称が前につきます。したがって、この例は少年漫画が原作の名探偵コナンのファン集団コナンクラスタということになりますね。

SNS上でもよく使われることからオタク用語から広がって今ではSNS用語、一般用語にもなりつつあります。

クラスタの類語は?

さて、いくつかのクラスタの意味をみてきましたが、今回の類語はずばり、オタクとの違いをみてゆきましょう!

オタク(otaku:日本語)

1970年代に日本で誕生した呼称であり、大衆文化の愛好者を指す。
この愛好者の一部が二人称として「お宅」と呼び合っていたことを揶揄する意味から派生した呼び名。
現代においては大衆文化のみならず、人物やモノに対して愛着を持ち熱中している人のことを指します。

ここまで見て見てくると…クラスタも「ある人物やモノに対して愛着を持っている」という意味では、何らオタクと変わらないような気がします。実際、一般的にも明確な線引きは出来ていないようです。
ただ、少しニュアンスが異なる点もありますので、参考までに記載しますね。

  • クラスタ
  • ⇒ 同じ人物・モノの愛好者の集団、グループ。または愛好者間では「同じジャンルや、似たようなカテゴリの人間、人種(仲間)」という意味で使われる。

  • オタク
  • ⇒ 基本的には個人を意味するが、グループやコミュニティに属して活動をする愛好者にも使う。

Pino
うーん、確かに集団のイメージのあるクラスタと個人的なオタクだけど…元は一緒だよね?

シャルル
クラスタが元の語源「房、集団」のイメージを引きずっているのだな。

Pino
英語が語源の「クラスタ」はスマートな印象があるけど「オタク」はちょっとアカ抜けないというか・・・やはりそこは日本語発祥だからかなw

まとめ

クラスタの意味は?

  1. 数えられる程度の複数の原子・分子が集まって出来る集合体
  2. 都市計画において道路や各種建築物を互いに関連させ、ひとつにまとめた区域
  3. コンピュータのディスク装置の記憶領域の単位
  4. ある人物やモノに対して愛着をもっている集団または集団の一員
  5. 感染症などの流行時における集団感染

患者クラスターとは?

患者の集団感染」のこと。

感染症関連で使われるクラスターは「集団感染」のことを意味します。

クラスタの類語は?

オタク 人物やモノに対して愛着を持ち熱中している人

すっかりオタクワードだと勝手に思い込んでたクラスタ
いくつかの分野でも使われている言葉でしたね。

特に最近は感染症関連ワードとして「クラスター(集団感染)」として使われています。
今後のニュースでもたくさん出てくるキーワードですので、ぜひ覚えておきましょう。

今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪

 
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