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lum_yuji名作画監督もりやまゆうじ氏風のラムちゃんでスタートです☆彡

※本ページにはプロモーションが含まれています。
昭和アニメ隆盛期80年代において「原作付き」のアニメ化を大成功させた代表作品といえば・・・この「うる星やつら」TVシリーズ(1981版)ではないでしょうか。

原作が世界中で総計2億冊以上を売上げ、いまだ現役で活躍する大人気漫画家の高橋留美子氏。

そしてアニメ化を請け負ったのは当時の業界の新鋭アニメ制作集団『スタジオぴえろ

チーフディレクターに押井守氏、脚本家に伊藤和典氏、作画には森山ゆうじ氏や山崎かずお氏など、その後のアニメ界で大活躍するメンバーばかり。

その上…声優陣や音響スタッフ、そして楽曲提供メンバーの豪華なこと!

これらの条件が揃って・・・

面白くならないワケがない

という布陣で製作されたTVシリーズです。

もちろん、その後に作られたOVAや劇場版6本も人気のあった「うる星やつら」ですが・・・今回はTVシリーズ全218話の中から「これは見るべき!神回12話」を厳選してみました。

こんな人にオススメ★

  • TVアニメシリーズ「うる星やつら」初めて見るのでオススメ知りたい!
  • 昔見ていた記憶はあるけれど・・・実は内容をあまり覚えていない;
  • 結構「うる星」マニアだけれど~他のファンのオススメ神回も知りたい!

また、日頃サブキャラでありながら~その回ではメイン扱いで作られた「キャラクター回」や他作品のパロディの入れ方が秀逸な「パロディ編」などもご紹介します!

ぜひ、参考にして80年代アニメの金字塔
るーみっく×ぴえろ」の傑作「うる星やつら」TVシリーズをご堪能くださいませ☆

すぐに「うる星やつら」動画を見たい人はこちら↓の関連記事から☆↓
【るーっみく作品】うる星やつら・犬夜叉・らんま1/2等の配信動画を見れるサイトはどれ?

TVアニメ「うる星やつら」が名作と呼ばれるワケ

原作が天才漫画家 高橋留美子 氏

幼少の頃より兄たちが読んでいた少年漫画を愛読していた少女はマンガを描き始めます。

中学に入ったころより漫画雑誌へ投稿開始。
大学では漫研を作り劇画村塾に入り小池一夫氏に師事。
在学中に描いた「勝手なやつら」が第2回小学館新人コミック大賞少年部門佳作を受賞してそのまま同誌でデビュー。
「うる星やつら」の不定期連載が始まります。

当時のサンデー編集長は「すごいのが来た。天才だ」と高橋のことを評し、またマンガ家の吾妻ひでおは高橋のSF的なデビュー作を読み「マンガが帰ってきた」と感動して掲載号を3冊も購入したという逸話も残っています。
>参考引用:wikipediaより

その初の連載作品であった「うる星やつら」は人気の上昇と共に不定期連載から定期連載となり、あだち充の「タッチ」と並んで当時の週刊少年サンデーの2本柱となりました。

またアニメ化されたことにより一気に知名度も上がり、衝撃的なキャラと突き抜けた面白さのストーリー、そして当時のアニメ界の先鋭的なスタジオと新鋭スタッフによって80年代を代表する伝説的なアニメ・シリーズとなったのです。

「スタジオぴえろ」と押井守 氏

その週刊少年サンデーで大人気連載中の「うる星やつら」をアニメ化したのがスタジオぴえろとチーフディレクターに就任した押井守氏でした。

原作の荒唐無稽な世界観を舞台に演出家の押井守氏、脚本家の伊藤和典氏、そして「ぴえろ」の若手実力派アニメーター達による、その「暴走」っぷりはアニメ雑誌等で特集が組まれるなど放映中から話題になり、多くのアニメファンに注目されるようになりました。

この押井氏をはじめとした「うる星やつら」に参加したクリエイター達のその後の活躍は目ざましく、多くの異才を輩出した伝説的な作品としても知られています。

チーフディレクターの押井守氏はTVシリーズを手掛ける中で劇場版「うる星やつら オンリー・ユー」「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」を製作し、特に2本目の「ビューティフルドリーマー」はアニメ界のみならず各方面から高い評価を得ました。

しかし、その押井守氏は1984年3月放映分(第106回/129話)をもってチーフディレクターを降板、スタジオ「ぴえろ」も同時に退社。

よって「うる星やつら」のTVシリーズは前半と後半で作風が異なる作品と言われています。

Pino
押井さんや伊藤さん、そして「スタジオぴえろ」という当時の先鋭的な若きクリエイター達によって作られた伝説的なアニメ・シリーズなワケだね!

シャルル
認めたくないものだな…若さゆえの「暴走」というものを。

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「うる星やつら」見るべきオススメ回は?

初見の方はまずTVシリーズ第1話を視聴しよう

原作未読のまったく「うる星やつら」を知らない!という方は。

やはりTVシリーズ第1話「うわさのラムちゃんだっちゃ!」を見るのがオススメです。

とにかく荒唐無稽、何でもあり!な作品なので~
最初に「主要キャラ」「なぜラムが地球に来たか?」を掴んでおけば、以降どこから見てもOK!

うる星やつら「あらすじ」

高橋留美子原作初のアニメ化作品
原作は「少年サンデー」で1978~87年まで連載された大人気作品。
浮気者の高校生・諸星あたると、彼を愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心に架空の町、友引町や宇宙や異次元などを舞台にしたドタバタラブコメディ。
1981年-1986年にTVアニメ化、OVAシリーズや劇場版アニメも6本製作された。

「うる星やつら」TVシリーズ厳選神回12話

では、いよいよ『TVシリーズ厳選神回12話』をご紹介しますね☆

厳選のポイント

  • ファンからの絶大な人気を誇る回
  • 脚本・演出・作画のバランスが見事
  • 声優陣と音響演出などが秀逸

の条件から選んでいます。

掲載順は話数の小さい順です。
各回を担当した製作スタッフ(脚本、絵コンテ、演出、作画監督)もつけてありますので各クリエイター達の手による神回を楽しんでみてくださいね♪

※オリジナルストーリー回はタイトル後に「★」をつけてあります。

第19,20話「ときめきの聖夜(前後編)」

脚本:山本優 絵コンテ/演出:押井守 作画監督:遠藤麻未

あたるに嫉妬したラム親衛隊4人組(メガネ、パーマ、カクガリ、チビ)の離間工作により巻き起こるいつものドタバタ劇。

原作でも人気の高い名作話を神回に引き上げた前後編2話です。
あたるがラムちゃんの可愛さに気づくラストは「うる星」が秀逸なラブコメであったことを想い出させる名シーン。

43.44話「スペースお見合い大作戦(前・後編)」

脚本:辻真先 絵コンテ/演出:押井守 作画監督:遠藤麻未

ラムの父ちゃんが仕組んだ宇宙中から婿を選ぶ「スペースお見合い」
会場からラムを救い出すべく、あたる&ラム親衛隊が動き出す!

脚本界の大御所 辻真先 氏担当回は「お決まり」のドタバタスラップスティックでありながらラムが気になってお見合い会場まで行ってしまう、あたるのピュアな一面を描いたラブコメ秀作。
ここでもメガネCV:千葉繁氏の活躍が堪能できます!笑

第58話「ダーリン絶体絶命!」

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出/作画監督:山崎和男

喫茶店に呼び出したラムに昔話を語り始めるランちゃんの豹変ぶりがたっぷり楽しめる回

原作の面白さを上手く料理した名脚本家 伊藤和典氏の手腕が光ります。

61話「ダーリンを奪え!コピー作戦」

脚本:福井忠 絵コンテ/演出:小島多美子 作画監督:遠藤麻未

ランちゃんの複製銃?によって無数にコピーされた”あたる”が街中を駆けぬける!
セル画アニメでこれだけの「わちゃわちゃ感」を醸し出すアニメーター達に脱帽。

第67話「君去りし後」

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:西村純二 作画監督:やまざきかずお

自分の人形を残し姿を消したラムを探し、夜の街を徘徊するあたる…

最終回前話の「輝け!うる星大賞」でBEST1位にも選ばれ第217話で再放送もされ、またNHKBS『全るーみっくアニメ大投票エピソード部門でも1位を獲得した”るーみっくファン”が必ず選ぶ名作神回です。

第62話「どきどきサマーデート」

脚本:星山博之 絵コンテ/演出:押井守 作画監督:野部駿夫

ラム念願のあたるとの初デート。でも、あたるからはある条件が出され・・・

これも「るーみっく」のドタバタ・ラブコメの見本のような話。
アニメ版のあたるは原作より素直で可愛いのですw

第87話「さよならの季節」

脚本/絵コンテ/演出:押井守 作画監督:もりやまゆうじ

あたるの放ったある一言でメガネが奮起し怒涛の活躍・・・なのだが。

これも多くのファンが一票を投じる「メガネの異様な暴走ぶり」が光る名作回。
原作のクオリティもさることながら、押井守氏の脚本・演出に森山ゆうじ氏の美麗絵が加わり、そこへ最強CV:千葉繁氏が声を当てれば神回間違いナシ。

第89話「はっぴいバースデーマイダーリン」

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:鹿島典夫 作画監督:遠藤麻未

あたるの誕生日をすっかり忘れていたラムに怒るあたる。
素直になれない2人のすれ違いを切なく面白く描くラブコメ名作回。

これも原作話から人気の高かったストーリーを脚本と演出が見事にアニメ化しています。

第98話 「そして誰もいなくなったっちゃ!?」★

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:西村純二 作画監督:やまざきかずお

絶海の孤島にある屋敷に招待されたあたる達10名。

無人の館で”Who killed Cock Robin(誰がコマドリを殺したのか)”のオルゴール曲が流れ、その歌詞の通りに次々と殺されてゆく仲間達。
マザーグースの詩と共に繰り広げられるサスペンス・ストーリー回。

これは長らく賛否両論のあるオリジナル回ですが多くのファンが放映当時TVに釘付けとなり今なお語り継がれる・・・やはり神回のひとつでしょう。
たぶん脚本家の伊藤氏が「あの頃は無茶苦茶やった」うちのひとつw

第95話「ラムちゃんの理由なき反抗」

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:関田修 作画監督:遠藤麻未

ラム主演の映画製作を始めたあたる達。しかしそれは思わぬ展開に・・・

映画好きならば頷ける異様な熱量を持ちつつ~のドタバタギャグコメディ回。
ラムちゃんの「ぶっ飛び」具合を再認識できる秀作回。

第128話「スクランブル!ラムを奪回せよ!!」★

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:上村修 作画監督:古瀬登

第129話「死闘!あたるVS面堂軍団!!」★

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:押井守 作画監督:もりやまゆうじ

この続きもの2作品は押井守氏の「うる星TVシリーズ」卒業作品。

ファイナルを飾るのにふさわしい完璧ドタバタ劇脚本と若きアニメーター達の技量が集結した名作神回。

面堂邸から記憶を失くしたラムを奪還するために飛び込んでゆく、あたる。
面堂家「私設軍隊」のヘリや戦車を投入して大作戦を展開するシーンは、バカっぷりも突き抜けて笑いが止まらないPino最推し回。

第180話 「ダーリンのやさしさが好きだっちゃ… 」

脚本:土屋斗紀雄 絵コンテ/演出:吉永尚之 作画監督:土器手司

あたるとのデートを夢見ていた望ちゃんはそのことが未練で現世から成仏できない。
サクラに言われて望ちゃんにプレゼントされた編みかけのセーターやマフラーを初夏の暑さの中、身に着けてデートにのぞむあたるだが・・・

原作の中でも”名作”と誉れ高い今話。マンガの雰囲気そのままにアニオリを各所に散りばめた演出も秀逸。何よりも土器手司の絵が魅力を倍増させています。

高橋留美子女史がベストに挙げているのも頷ける神回作品です。

「全るーみっくアニメ大投票」の人気投票結果

ご参考までに・・・
2019年11月16日に開催されたNHK BS『全るーみっくアニメ大投票』の「うる星やつら」エピソード部門の投票結果10位をご案内しておきますね☆

Pino
Pinoオススメの神回エピソードがほぼ入ってる!ファンの方とツボが一緒なのは嬉しい♪
うる星やつら☆エピソード部門BEST10

1位:第67話 君去りし後
2位:第98話 そして誰もいなくなったっちゃ!?
3位:第180話 ダーリンのやさしさが好きだっちゃ
4位:第20話 ときめきの聖夜(後編)
5位:第1話 うわさのラムちゃんだっちゃ!
6位:第218話 オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!
7位:第140話 ラムちゃん牛になる!?
8位:第129話 死闘!あたるvs面堂軍団!!
9位:第101話 みじめ!愛とさすらいの母!?
10位:第128話 スクランブル!ラムを奪回せよ!!

うる星「キャラクター別」人気名作回

「うる星やつら」のサブキャラクター達は脇役にとどまらず、主役に据えても十分に活躍できる個性的なやつらばかり。

よって原作でもサブキャラをメインに持ってくる話はいくつもあり、アニメにおいてはオリジナル・ストーリーの良き題材になったようで伊藤&押井のタッグ回で多数の名作回が生まれました。

第35話「ひな祭り! ランちゃん登場」

脚本:山本優 絵コンテ/演出:押井守 作画監督:野部駿夫

ラムちゃんの幼なじみランちゃんの初登場回。

ぶりっ子からのコテコテの関西弁のキレキャラへのブッ飛び変貌ぶりには定評がありますね!
ガンダム世代にはセイラ・マスを演じた井上瑤ボイスを聴ける貴重なキャラクター。

第94話「しのぶのシンデレラストーリー」★

脚本:伊藤和典 絵コンテ:押井守 演出:西村純二 作画監督:遠藤麻未

独り留守番をしていた、しのぶは逃げ込んできた小早川家の三男と遺産相続のトラブルに巻き込まれ暗殺者に追われて逃走することに・・・

この回も脚本家 伊藤氏と押井監督のタッグが光るオリジナル・ストーリーの中でも屈指の名作回。
(原作しのぶファンには賛否両論あったようですが;)

第101話 「みじめ!愛とさすらいの母!?」★

脚本:押井守 絵コンテ/演出:西村純二 作画監督:やまざきかずお

あたるの母が主人公の「押井テイスト」が詰まった本格サスペンス・ストーリー。

夢と現実の境目がわからなくなる無限ループ・・・押井版の傑作「うる星2ビューティフルドリーマー」の前振りとも言える作品で神回12選に入れてもおかしくない名作。

しかしながら・・・本作は「意味が分からない」と一旦フジテレビに納品拒否された問題作でもあります。笑

第104話「ああ、まぶたの母」

脚本:伊藤和典 絵コンテ:押井守 演出:上村修 作画監督:もりやまゆうじ

藤波竜之介の父子の鉄板ドタバタの上に「押井絵コンテ」がキレキレ☆

竜之介父のスッとぼけたバカっぷりと竜之介の素直すぎるバカっぷりがたまらないw
「追いかけっこ」動画の素晴らしさ、森山ゆうじ作監の美麗絵が美味しい回でもあります♪

第122話「必殺!立ち食いウォーズ」★

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:鈴木行 作画監督:古瀬登

脚本家伊藤氏の「悪ふざけ」に熟練職人のメガネCV:千葉繁が全身全霊をかけて応えた「かけそば」へのこだわり回。

この回もメガネの息継ぎを感じさせないマシンガンのような長台詞には圧倒されます!
(アフレコ中は毎度酸欠気味で倒れかかったようですが・・・笑)

実はこの「立ち食いウォーズ」押井守のライフワークでもある「立喰師」の元祖の一作でもあります。

第136話「大恐怖!おユキついに怒る!!」

脚本:菅良幸 絵コンテ/演出:西村純二 作画監督:森山ゆうじ

おユキ、弁天、ランちゃんとラムの幼馴染オールスター勢ぞろいの回。

容赦ないおユキを演じるCV:小原乃梨子が最高!
原作の良さを存分に引き出した演出とスタジオ・ディーンの作画陣、作監の森山ゆうじの美麗画に浸れる一作です。

うる星「パロディ編」おもしろ人気名作回

80~90年代アニメに顕著ですがアニメーターの「お遊び」がまだまだ許されていた時代。
(今は・・・著作権の問題で難しそう;)

アニメファンもそんな「お遊び」を見つけるのが~また楽しみでした♪

第66話「ニャオンの恐怖」

脚本/絵コンテ/演出:押井守 作画監督:野部駿夫

美人猫の美鈴をめぐって対決するトラジマ猫とあたる。

あたるが決闘のために登場するシーンは出崎統(”あしたのジョー”の監督)のカメラワークそのもの。

そして錯乱坊まで眼帯をした丹下風で「立て!立つんだあたる!!」には爆笑間違いナシの「あしたのジョー」パロディ回。

第84話「面堂家仮面ぶとう会」

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:押井守 作画監督:遠藤麻未

この回もパロディ盛りだくさん!?
怪しい黒子人形に誘われて面堂家に連れて来られたあたるとそれを追ってきたラムとテンちゃん、そしてパーティに招かれた客人?を巻き込んでの鉄板ドタバタ回。

あたる、いきまーす!」というガンダム・アムロの台詞をカイ・シデン役CV古川登志夫(あたる)が言うのが妙。
ブルースリーのパロディも出てきて映画好きの押井監督らしい演出が炸裂する回です。

神回・・・ではないけれど「うる星」らしさ120%名作回

ここでは「神回」まではいかないけれど~何度見ても面白い!「うる星」らしい!
名作回をご紹介します☆

第124話「マル秘作戦女湯を覗け」

脚本:伊藤和典 絵コンテ/演出:鈴木行 作画監督:高橋資祐

うる星では鉄板の「女湯のぞき」話ですが、いつ見ても何度でも笑えるシチュエーションはそれぞれのキャラが立ってるから?
あたると面堂のバトルがアホすぎます!笑

「隠し」用の●を持って走り回る黒子に爆笑間違いナシw

押井守氏から引き継いだシリーズ後半の秀作回

良くも悪くも「暴走」と揶揄される押井守氏の前半シリーズに対し、やまざきかずお氏が引き継いだ第130話からの後半シリーズ。

前半の個性が強すぎたためか、制作体制が激変した影響もあって、ガラリと変わった作風にファンからの不満の声も多かったようです。

しかしながら原作ファンからは「るーみっく作品の雰囲気、ストーリーを忠実に再現」との高評価も得られ賛否が分かれるところです。

Pino
「マンガ」と「アニメ」という表現方法も違うし、それぞれスタッフの個性を楽しむのもアリだよね♪

第130話「異次元空間ダーリンはどこだっちゃ!?」★

脚本:浅野佑美 絵コンテ/演出:やまざきかずお 作画監督:もりやまゆうじ

キャラクターは同じだけれど「もし〇〇だったら・・・」のパラレルワールド。
「本当のあたる」を探して異次元空間を渡ってゆくラム。
果たしてラムはどの世界を選ぶのか・・・?

やまざきかずお氏監督初作品。TVオリジナルながら基本(原作)に忠実に作り上げた秀作回。

第167話「夢の中へ!ダーリン争奪 バトルロイヤル」

脚本:柳川茂 絵コンテ/演出:向後知一 作画監督:加藤鏡子

「夢の実」を食べて願望の夢の世界へ・・・
それぞれの夢がハチャメチャ具合が面白い!

原作の面白さを脚本と演出で上手くまとめ、そして熟練した声優陣達が存分にその魅力を引き出した名作回。

まとめ

今回の記事を書くために本来ならば全218話をすべて見返したいくらいでしたが~さすがにそれは叶わず。

けれど・・・あの30年以上前の毎週水曜日夜7:30にTVの前に正座して心躍らせながら「うる星やつら」の開始を待ち、至福の30分を楽しんだ思いが蘇えりました!

記憶の薄れている詳細を調べるためにWikipediaや色々なファンの方の感想サイトも参考にさせていただきました。

そうすると、また面白くて面白くて~つい読み込んじゃうんですよね!
そんなこんなで…この記事丸3日間くらいかかってますw←ダメブロガー;
━━そして。
ナント!この2022年秋にはアニメ「うる星やつら」の新バージョンが放映されることが決定していますね!!


一新された声優陣も豪華なこと!期待しかありません☆

その前に旧バージョンも見ておくと、それぞれの違いを楽しめるかも?
「話題になってる”うる星やつら”TVシリーズ見てみよう!」
と思っている方の、すこしでも参考になることができましたら嬉しく思います♪

Enjoy!Urusei-yatsura☆

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