こんにちは!Pino(@Pinocan4)です。
最近、「ハッシュ」が付く言葉が多いな~?と突然、気がつきました!笑
ギモンに思ったら、即解決!
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
ハッシュとは?
◆ ハッシュ(英語:hash )
1 薄切り、または細かく切ること。
2 薄切りの牛肉とタマネギをドミグラスソースで煮込んだもの。
ハッシュドビーフ。→ハヤシライス
3 ⇒ハッシュマーク引用元: デジタル大辞泉より
◆ ハッシュマーク(英語:hash mark )
記号「#」のこと。
番号の先頭に置かれ、続く数字が電話番号など何らかの番号であることを明示する場合に用いる。
番号記号。ナンバーサイン。井桁(いげた)。→ハッシュタグ[補説]音楽で使われる嬰(えい)記号「♯」とは異なるが、便宜的にシャープとよばれることもある。
引用元: デジタル大辞泉より
▶嬰(えい)記号「♯」とは?
音楽で、変化記号のひとつ。
ある音を半音上げるための♯の記号。シャープ。→変記号
いや~Pinoが驚いておりますが・・・そうなのです。
電話機や携帯、もちろんパソコンのキーボードにある「#」はみな、「ハッシュマーク」です。
本来なら、「ハッシュマーク#」と言うべきところを、音楽記号「シャープ♯」と間違えて使ってしまい、その後、訂正しないまま一般に広まってしまっている…という状況だと思われます^^
まあ、言葉の移り変わりの中では「あるある」なことかもしれませんね!笑
英語のhash(ハッシュ)は古期フランス語のhache(斧[おの]の意)が語源で、
「こま切れ肉料理、焼き直し、寄せ集め、ごたまぜ」の意味があります。
一方、現代日本社会で主に使われている「ハッシュ」は、
- 薄切り、または細かく切ること。
の意味ですが、「ハッシュ」という単語で使われるよりは
「ハッシュドビーフ」「ハッシュドブラウン」などの料理名で使われることが多いようです。
「ハッシュ」がつく料理
ハッシュドビーフ
◆ハッシュドビーフ◆
薄切り牛肉を玉ねぎと炒めてドミグラソースで煮込んだもの。
ハッシュドブラウン
◆ハッシュドブラウン(ハッシュドポテト)
細切りにしたジャガイモに小麦粉を混ぜ、油で揚げるか、焼いたもの。
ハッシュタグ
ハッシュタグとはSNS上で使われる「#=ハッシュ記号」と「半角英数字」で構成される文字列のことです。
元々、ハッシュ記号は「#」の後に「番号」が来ることを明示する記号ですが、この「#」の後には
「#共有したい言葉=キーワード」
を持ってくることにより「ハッシュタグ(ハッシュ記号が付いてるタグ[札]」を作成します。
ハッシュタグの起源
この「ハッシュタグ」はTwitterのある1人のユーザーが自分達の企画をツイッター上で共有するために提案したものでした。
企画名の前にハッシュ記号「#」を付けたことが「ハッシュタグ」の始まりです。
その後、多くのユーザーがこのハッシュタグを利用しはじめ、とうとうTwitterが公式にサポートを開始。
現在ではTwitterの他にInstagramやFacebookなどのSNSサービスで、幅広く利用されています。
ハッシュタグのメリット
「ハッシュタグ」をつけるこによって得られるメリットは主に次の3つです。
- 同じ趣味を持つ人、または関心のある話題を共有できる。
- 「ハッシュタグ」で検索することで、色々な人の投稿、意見を知ることができる。
- 人気の「ハッシュタグ」から旬の話題を調べる事が出来る。
ハッシュタグの付け方
ハッシュタグを作る際には、特別な申請や登録などは一切必要ありません。
- 半角のハッシュ記号「#」に設定したいキーワードを付けてタグを作成する。
- 前後に半角のスペースを空ける。
- キーワードとなるアルファベットは半角英数文字(日本語は全角OK)
記号(!,?,&,など)、句読点、スペースは含まない。
日本語ハッシュタグ
当初、「ハッシュタグ」として利用できる文字列は「アルファベット」のみでした。
しかしながら、日本のユーザーの増加により、2011年にTwitter日本語版で漢字・ひらがな等で記載された「日本語ハッシュタグ」も利用が可能となりました。
この「日本語ハッシュタグ」特有の事例を2つご紹介しますね!
ハッシュタグお題
「日本語ハッシュタグ」の利用が可能になって、企業などの公式キャンペーンなどにも「#ハッシュタグ」は使われるようになってきました。
しかし、個人でのハッシュタグの使い方も個性的に、またコミュニティの中で独自の創作タグが作られて、とても興味深い進化を遂げています。
例えば「#〇〇を上げる」「#〇〇を晒(さら)す」など、何か面白い「お題」をキーワードにしてハッシュタグを作成するものです。
その「お題」の創作タグを「面白い!」と共感した他のユーザーが、そのハッシュタグをつけて自分のツイートを投稿します。
後からそのハッシュタグで検索すると、そのキーワードに共感した色々な人のツイートが一気に見ることができる、というワケです。
↓ #実際に言われたクレーム晒す の「お題タグ」↓
おじいさん『自転車に乗って入店してはいけないなんて何処にも書いてないだろ!!!』#実際に言われたクレーム晒す pic.twitter.com/VLOetrNRcV
— wktk (@wktk999) 2018年9月2日
・・・ブラックな「お題」でしたが~ツイートされた内容もスゴイですね(笑)
このように「ある話題を共有し、小さなコミュニティで盛り上がる」ことが出来るのが、「ハッシュタグお題」の醍醐味なのでしょう。
ハッシュタグ作文
近年のSNS、特にInstagramの投稿で、本文中もしくは本文の後に、多くのハッシュタグをつけた文章、いわゆる「ハッシュタグ作文」が連続する記事が投稿されています。
日本で410万人のフォロワーがついている渡辺直美さんのインスタグラムで特徴的なこの投稿形態。
本文下に続けて書かれている
#何も言ってないのにまさかのダンサー40人用意された
のように、短い一文章が並び、それがまとまって「伝えたい文」となることを「ハッシュタグ作文」と呼びます。
「リズム良く読めて楽しい」
「オチもハッシュタグになっていて面白い」
という好意的な意見がある一方、
「ハッシュタグ作文が細々と続きすぎて不快」
「結局、何が言いたいのかわからない」
などの厳しいコメントも見られます。
まとめ
ハッシュの意味は?
ハッシュ(英語:hash )
薄切り、または細かく切ること。
ハッシュタグ
SNS上で使われる「#=ハッシュ記号」と「半角英数字」で構成される文字列のこと。
ハッシュタグのメリット
- 同じ趣味を持つ人、または関心のある話題を共有できる。
- 「ハッシュタグ」で検索することで、色々な人の投稿、意見を見ることができる。
- 人気の「ハッシュタグ」から旬の話題を調べる事が出来る。
いかがでしたか?
インターネットの普及にともなって「ハッシュ」という言葉、料理ワードから一気にSNS用語に躍り出ましたね!
料理の分野では「薄切りにする」の意味ですが
SNSの分野ではハッシュタグに使われる「ハッシュ記号=#」
のことです。
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
もし、「こんな言葉を調べて欲しい」や「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
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