こんにちは!
音楽は聞く専門の~Pino(@Pinocan4)です。
その音楽のライブなどで、ギタリストがアドリブで演奏したりしますよね!
その「アドリブ」、語源は英語なのでしょうか?
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
アドリブとは?
アドリブ(英語:ad lib )
アドリブ【ad lib】
〔アドリビトゥムad libitumの略〕
① ジャズで、一定のコード進行やテーマに基づいて、演奏者が即興的に行う演奏。インプロビゼーション。
② 演劇・放送で、出演者が台本にない台詞せりふや演技を即興ではさむこと。また、その台詞など。引用元: デジタル大辞泉より
英語のad lib(アドリブ)はad libitumの略語でラテン語のad libitum(思うままに,気の向くままに)が語源の言葉です。
一方、現代日本社会で主に使われている「アドリブ」は、
- ジャズ演奏の中で、原曲の和音進行をに基づいて、即興的に行う演奏のこと。
- 演劇・放送などで、出演者が台本にない台詞せりふや演技を即興ではさむこと。また、その台詞。
現在は他の音楽ジャンルの即興演奏にも使われる。⇒インプロビゼーション。
の意味があります。
1.のアドリブはジャズ演奏から発生した音楽用語です。
現在ではジャズ以外でもジャンルを問わず、ポップスやロックなどでの「即興演奏」のことを指します。
特に2.から派生した「アドリブ」は日常会話の中で「予期しない事に機転をきかせて対応する」の意味で使われるようになりました。
インプロビゼーション(improvisation:英語)
「即興演奏」のこと。演奏者の解釈で自由に演奏すること。
ジャズ演奏において、この即興(インプロビゼーション)は各演奏者の持ち味が発揮できる重要な要素です。
インプロビゼーションのパートは譜面上に「アドリブ(ad lib)」と記されます。
アドリブの使い方と使用例
例) ブルーノートに出るジャズバンドの毎回違うアドリブが楽しみなんだ。
音楽用語としてのアドリブは「即興演奏」のことです。
元々はジャズ演奏において、奏者が原曲の和音進行は変えずにアレンジすることを指します。
特に誰しもが知っている曲をアドリブ演奏する時、そのアレンジの素晴らしさや、息の合った演奏は聴衆を感動させますよね♪
例) その舞台は必ずどこかにアドリブが入るので、毎日通ってしまいます。
演劇の分野で使われるアドリブは「台本には無い、その場で即興で入れるセリフや演技」の意味です。
本来であれば台本通りに進むセリフですが、その場の勢い(雰囲気)や演者の興(ノリ)で、急にセリフを変えたり、追加したりすることがあります。
これは演出から「即興で」と指示がでていることもありますし、演者の独断で行われることもあります。
「即興劇」と呼ばれるジャンルは、台本自体がほぼ無く、または大まかな話の筋だけを決めておいて、セリフや演技をその場で作りながら進行する演劇もあります。
例) プレゼンテーション中に出た予想外の質問にアドリブで答えた。
一般で使われるアドリブは「予期しない事に機転をきかせて対応する」ことを意味します。
準備していない事柄に対して「臨機応変」に対応して乗り切る時に使われます。
音楽や演劇のアドリブと同じく、話者の能力が問われる場面ですね!
古典の枕草子の中にも、酔った道長公に即興で歌を詠まされた話があったな・・・。
まとめ
アドリブの意味は?
- ジャズ演奏の中で、原曲の和音進行をに基づいて、即興的に行う演奏のこと。
- 演劇・放送などで、出演者が台本にない台詞せりふや演技を即興ではさむこと。また、その台詞。
現在は他の音楽ジャンルの即興演奏にも使われる。インプロビゼーション。
アドリブの使い方と使用例
- 音楽の分野のアドリブ⇒即興演奏。
- 演劇の分野のアドリブ⇒台本には無い、その場で即興で入れるセリフや演技。
- 一般的なアドリブ⇒予期しない出来事に機転をきかせて対応すること。
いかがでしたか?
すっかり馴染の「アドリブ」という言葉、元はラテン語。それも略語だったのですね~
「即興で~する」の意味で覚えておきましょう!
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
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