こんにちは!Pino(@Pinocan4)です。
21世紀に入ってようやく、一般的に認知されつつある「LGBT」
学校や企業においても、皆が理解しておくべき大切な事柄です。
今日はその「LGBT」について調べてみました!
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
LGBTとは?
LGBT(英語:lesbian, gay, bisexual, transgender )
「Lesbian」(レズビアン、女性同性愛者)
「Gay」(ゲイ、男性同性愛者)
「Bisexual」(バイセクシュアル、両性愛者)
「Transgender」(トランスジェンダー、出生時に診断された性と自認する性の不一致)
の頭文字をとり、セクシュアル・マイノリティー(性的少数者)の一部の人々を指した総称。引用元: 知恵蔵 より
LGBTはLesbian, Gay, Bisexual, Transgender の頭文字を取って作った造語でセクシュアル・マイノリティー(性的少数者)の総称のひとつです。
▶マイノリティー(minority)とは?
⇒少数。少数派。少数党。
社会的、まはたある特定の集団や分野の全体数において、占める割合が少ないこと。少数派。
(現代日本社会において”社会的弱者”を意味する場合もあります)
対義語⇔マジョリティー(majority) 多数。多数派。
「性」という認識
性について語る時、単純に「男性/女性」だけではなく、様々な切り口がありますが、主に次の3点からアプローチできます。
身体の性
「性器、性腺、染色体などの身体的特徴」
で分けられる性のことです。
心の性(性自認)
自分自身はどんな性だと思うか?、ということ。
- 男性だと思う人
- 女性だと思う人
- 中性だと思う人
- 性別は決めたくないという人
など、様々です。
好きになる性(性的指向)
好きになるかならないか、なるとしたらどんな性の人を好きになるか?、ということ。
- 異性を好きになる人
- 同性を好きになる人
- どちらの性も好きになる人
- 性別で好きになる人を決めたくないという人
- 特定の誰かを好きにならないという人
など、様々です。
「性別」って何だろう?と思っちゃうねー
(注1) 電通ダイバーシティ・ラボの2015年調べ(全国69,989名にスクリーニング調査を実施)より
LGBTとその他のセクシュアリティ
Lesbian(レズビアン/女性同性愛者)
女性の同性愛。また、それを好む人。
女性をたたえた詩で名高いギリシャの女流詩人サッフォーの生地「レスボス島」の名前に由来する。
Gay(ゲイ、男性同性愛者)
同性愛者、とくに男性を恋愛の対象とする男性のこと。
ゲイという言葉は、20世紀において「同性愛者」を暗示する隠語でした。
その後、1960年代の初期のゲイ解放運動においては、女性の同性愛者(レズビアン)も含める同性愛者の総称とされていましたが、男女の同性愛者それぞれの「闘争の課題」が重なり合うとはかぎらないため、現在では主にゲイといえば「男性の同性愛者」を意味するようになりました。
Bisexual(バイセクシュアル/両性愛者)
同性・異性どちらも恋愛対象とする人のこと。
両性愛者は同性愛者のコミュニティに参加することもありますが、両性愛者に対する偏見も少なからずあるため、自分が両性愛であることを公表しづらいという人も多いのが実情です。
Transgender(トランスジェンダー(TG)/性別越境者)
性別違和をもつ人々の総称。
「性別違和」とは、
など、すなわちジェンダー(性別)への違和感です。
トランスジェンダーにも細かく分かれており
「自分の性別に違和感があり」なお且つ
- 他方の性別への一致感がある人 or 無い人
- 違和感が持続的な人 or そうでない人
等があります。
医学の分野で用いられる「性同一性障害 gender identity disorder」は
- 出生上の性と反対の性に対する持続的な同一感
- 出生上の性に対する持続的な不快感
かつ、それによって
「精神的な苦痛や生活上の問題を抱えている状態」
とされるもので、多様な「性別違和」を含むトランスジェンダーとは、少々異なるものです。
トランスジェンダーには出生時の身体の性別によってMtF(Male To Female)やTrans woman 、FtM(Female To Male)やTrans manという表現も用いられます。
Xジェンダー
「心の性」が男性、女性のどちらかに規定できない/しない人々のこと。
Aセクシュアル(無性愛者)
「好きになる性」をもたない人々のこと。
ノンセクシュアル(非性愛者)
恋愛感情を持っても性的欲求を抱かない人々のこと。
パンセクシュアル
「好きになる性」が性別にとらわれない人々のこと。
トランスヴェスタイト/クロスドレッサー
異性の服装を好んで着る人々のこと。
>引用参考:東京レインボープライドより
まとめ
LGBTの意味は?
《lesbian, gay, bisexual, transgenderの頭文字から》
性的マイノリティーのうち、レスビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの総称。
g>好きになるかならないか、なるとしたらどんな性の人を好きになるか?ということ。
いかがでしたか?
私達の隣にいる人が、それぞれのセクシュアリティを持っていること。
そしてそれを尊重し理解し合うことが何よりも大事なことですね。
まずは、正しい知識・情報を取り入れてゆくことから!
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
もし、「こんな言葉を調べて欲しい」や「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
遠慮なく、↓下のコメント欄に書き込んでくださいね~☆
初コメントします。
丁寧でわかりやすかったです。
マイノリティの定義について引っかかったので書きます。
「少数者をマイノリティと呼ぶ」は、ほぼ間違いではないし、セクシャルマイノリティについては、確かにそうなのですが、数としては少数でなくても、差別や構造により社会的に弱い立場の集団を「マイノリティ」と呼ぶ場合があると私は思ってます。
たとえば数の面では人口の半数近くを占める女性や、人口では多数派である南アフリカの黒人や20世紀初頭のアメリカ合衆国南部の黒人、等がそれに相当します。
一方、少数派でもマイノリティと呼ばれないだろう例に「一握りの大富豪」等がいます。
数だけの問題ではなく、社会的に強者であるか弱者であるか?もマイノリティであるかマジョリティであるか、の大事な要素だと私は思います。
じろりろぽん様
御丁寧なコメントありがとうございます!
実は・・・私も『マイノリティ」を調べるにあたり、「社会的弱者」という概念をどう捉えるか?迷いました。
というのも、元々のマイノリティの意味は単純に「数が少ない=少数」であり、マジョリティは「数が多い=多数」という意味です。
その後、少数であることでこうむる不利益により、「力が弱い者、立場が弱い者」という認識が広まり、現代に至っているのだと感じます。
この点については、かなり前から様々な人が「マイノリティに”社会的弱者”という概念を加えるべきか?」と議論されてきているようです。
英語圏では「マイノリティ」と言われることにより「差別」「侮蔑」と捉えられることもあり、公の辞書等に”社会的弱者”という記載がないのも理解できます。
私も今回はセクシャルマイノリティでの紹介でしたので簡潔に説明してしまいましたが、個人が運営しているブログでこそ「そのような概念を含む場合もある」というように紹介すべきかもしれませんね!
今回、あらためて一文を追記させていただきます。
また、次の機会に「マイノリティ」をメインにした記事を作成したいとも思っています。
大事な気付きのコメント、ありがとうございました!
また、気軽にお立ち寄りくださいませ☆