こんにちは!Pino@Pinocan4です。
よくプロフィールで見る「明日で世界が終るとしたら何を食べる?」という質問。
うーん、やっぱり・・・「海苔を巻いた塩おにぎり」かなぁ。
さて、今回のお題は「ラグナレク」です。
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
ラグナレクとは?
ラグナレク(古ノルド語:Ragnarök )
[ラグナロク]とも
北欧神話で世界の終末を表わす語。
語義は神々の滅亡,神々の黄昏(たそがれ)の意。引用元: ブリタニカ国際大百科事典より
ragnarok(ラグナレク)は古ノルド語Ragnarøk「神々の運命」の意が語原の言葉で
- 世界の終末
- 神々の滅亡
- 神々の黄昏(たそがれ)
などの意味で訳され、
「北欧神話の世界における”終末の日”」
のことを指します。
ラグナレクが記されている書物
古来より語り継がれてきた「北欧神話」や「北欧の英雄伝説」をもとに綴られた古い歌謡集「エッダ」にも、ラグナレクについて書かれた書物がいくつかあります。
そのエッダの中でも「古エッダ」に分類される詩群
- 『巫女の予言』
- 『フンディング殺しとヘルギ その2』
- 『アトリの言葉』
- 『バルドルの夢』
では、本来の形である「Ragna røk」 と綴られ、神々の運命という意味で伝えらています。
一方、13世紀のアイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンの『エッダ』(通称『新エッダ』)および、古エッダの『ロキの口論』では Ragnarøkkr「神々の黄昏」と記さています。
その後、19世紀の「ドイツの楽劇王」と呼ばれたリヒャルト・ワーグナーが、自身の楽劇『ニーベルングの指輪』最終章の主題にこの「神々の黄昏(たそがれ)Götterdämmerung」を用いた為、日本においても、この訳語が定着する由来となりました。
ラグナレクのあらすじ
ラグナレク(終末の日)が訪れる前、3年の間にわたり「風の冬」「剣の冬」「狼の冬」と呼ばれるフィンブルヴェト(恐ろしい冬、大いなる冬の意)が訪れ、いずれの年も夏が来ないまま、厳しい長い冬が続いた。
その後の3年の間に、世の道徳は乱れ、生き物は死に絶える。
世界には、それまで悪として捕らえれていた巨人や悪霊などすべてのものが、枷(かせ)を外して攻め寄せ、神々と戦う。
神々の多くが倒れ、太陽と月は狼にのまれ、星は夜空から消え、世界は炎で焼き尽くされ、9つの大地は大海へ没する。
やがて悪の無い新しい世界が現れ、生き残ったわずかな神々が、その世界を支配するようになる。
ホッドミミルの森に隠れて生き残ったリーヴとリーヴスラシルという2人の人間が、新しい世界の祖となり、その子孫たちが幸福な黄金時代を迎える。
>引用参考:Wikipediaより
※サガをもっと詳しく!
⇒【saga(サガ/サーガ)の意味|クロニクルやレジェンドとの違いもわかりやすく】
ラグナレクの類語
ラグナレクの「終末」の意味に似ている言葉に「ハルマゲドン」、「ダイイング・アース」、「ポスト・アポカリプス」などがあります。
早速、それぞれの意味をみてゆきましょう。
ハルマゲドン(Harmagedōn:ギリシャ語)
「世界の終わり。世界の終末」
もとは新約聖書ヨハネ黙示録で、世界の終末に起こる善と悪との勢力の最後の決戦の場所のことを指す。
そこから 転じて、「世界の終わり」を意味する。
英語での表記はArmageddon(アルマゲドン)
ダイイング・アース(Dying Earth:英語)
「地球や宇宙が消滅しつつある世界を描くSF・ファンタジー作品におけるサブジャンル」
地球が消滅しかけている、あるいは宇宙そのものが消滅しようとしている「遠未来の地球」が舞台とされる世界観を特徴とする。
疲れきって一様化し資源の枯渇した世界を描き、復活の兆しが描かれることもある。
ポスト・アポカリプス(Post-apocalyptic fiction:英語)
「終末の後。世紀末」
「ポスト・アポカリプス」「アフターホロコースト」と呼ばれることもある、文学・映像作品のジャンルのひとつ。
「伝染病や核戦争などの、何らかの理由で人類が滅亡してしまった後の世界」
を描くもので小説や映画などの架空の設定で多く使われている。
このポスト・アポカリプスの世界観で描かれている日本の代表的なアニメーション作品に「未来少年コナン」「風の谷のナウシカ」があります。
未来少年コナン
宮崎駿氏の初監督作品。
スタッフには高畑勲氏、大塚康生氏など、その後のアニメ業界をけん引する豪華なメンバー名を連ねる。
「最終戦争」から20年後の世界で少年コナンが謎の少女ラナを救い出す冒険物語。
「ルパン三世カリオストロの城」の原点ともいうべきコミカルな動きが堪能できる名作だよ☆
風の谷のナウシカ
こちらも宮崎駿氏が描いた漫画が原作で連載途中に映画化。
「火の七日間」という最終戦争の後の腐海に覆われた世界で生きる蟲たちと人類を描く。
まとめ
ラグナレクの意味は?
ラグナレク(古ノルド語:ragnarok )
北欧神話で世界の終末を表わす語。
語義は神々の滅亡,神々の黄昏(たそがれ)の意。
ラグナレクの類語
ハルマゲドン(Harmagedōn:ギリシャ語)
「世界の終わり。世界の終末」
ダイイング・アース(Dying Earth:英語)
「地球や宇宙が消滅しつつある世界を描くSF・ファンタジー作品におけるサブジャンル」
ポスト・アポカリプス(Post-apocalyptic fiction:英語)
「終末の後。世紀末」
いかがでしたか?
「ラグナレク」は北欧神話に伝えられる「終末の日」「世界の終わり」のことを意味し「神々の黄昏」と訳されていることを覚えておきましょう~
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