こんにちは!
必要な栄養素を食品から摂るのが難しいのであれば~サプリメントでもいいよね?と思えるようになったPinoです^^
今回のお題は、「ウェルビーイング」です。
これも~健康に関係する?ワードでしょうか?
早速、今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
ウェルビーイングとは?
ウェルビーイング (英語:well-being )
1 幸福。安寧。
2 身体的・精神的・社会的に良好な状態。特に、社会福祉が充実し、満足できる生活状態にあることをいう。引用元: デジタル大辞泉より
英語の well-being(ウェルビーイング) は「幸福(な状態)、健康(な状態)、福祉、福利」という意味があります。
一方、現代日本社会における「ウェルビーイング」も
「個人それぞれの権利や自己実現が保障された基で、身体的にも、精神的にも、社会的にも良好な状態」
の意味で、ソーシャルサービスの分野のほか、ビジネスの分野でも使われている言葉です。
well-being(ウェルビーイング)の由来
ウェルビーイングは1946年にニューヨークで61カ国の代表により署名された「世界保健機関(WHO)憲章」の中に記載がある言葉です。
とても素晴らしい内容ですので、well-beingの一文の後も、和訳で引用抜粋しますね!
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。
「肉体的にも」「精神的にも」「社会的にも」すべてwell-being(良好な状態、満たされた状態)ていることが=「健康(Health)」と定義されていますね。
人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれることは、 あらゆる人々にとっての基本的人権のひとつです。
世界中すべての人々が健康であることは、平和と安全を達成するための基礎であり、その成否は、個人と国家の全面的な協力が得られるかどうかにかかっています。
健康増進や感染症対策の進み具合が国によって異なると、すべての国に共通して危険が及ぶことになります。子供の健やかな成長は、基本的に大切なことです。
そして、変化の激しい種々の環境に順応しながら生きていける力を身につけることが、この成長のために不可欠です。一般の市民が確かな見解をもって積極的に協力することは、人々の健康を向上させていくうえで最も重要なことです。
各国政府には自国民の健康に対する責任があり、その責任を果たすためには、十分な健康対策と社会的施策を行わなければなりません。
引用元: 公益社団法人 日本WHO協会HPより
この素晴らしい宣言文の中から生まれた言葉どおり、ウェルビーイングは「あらゆることが良好な状態」を意味し、それは、しばしば「幸福」とう文字にも置き換えられることもあります。
日本におけるウェルビーイング
日本の幸福度は?
毎年実施されている国連の幸福度調査にて、2018年の日本の幸福度は世界156カ国中、54位という順位でした。
これは前年の51位よりさらにランクを下げ、主要7カ国中最下位であるのはもちろんのこと、日本よりGDPの低い南米メキシコ、コロンビアなどよりも幸福度が下回る結果となりました。
この幸福度は、GDPや社会的支援、健康寿命など6つの項目を1~10の数値で個人が回答する、回帰分析の結果であり、その回答には各国の国民性、宗教、考え方の違い等が反映されるため、一概に数字結果だけで判断することはできません。
しかしながら・・・豊富な食料や物資、そしてインフラや医療制度の整った日本の順位が50位から上がらないことは、日本人が「幸福」を何処に求めているのか?
国や企業があらためて検証する必要があるようです。
ビジネスの分野におけるウェルビーイング
雇用者を抱える企業は、以前の「健康管理はコスト」としていた考え方から「健康経営=雇用者の心身の健康や就業環境を良好な状態で維持、管理することは経営の向上につながる」という考え方へシフトしつつあります。
いかに雇用者の「ウェルビーイング」を考えて「健康経営」してゆくかが、すでに労働力不足が問題になってきている日本経済の、今後の重要な課題となるでしょう。
個人のウェルビーイング
では、個人の「ウェルビーイング」はどうでしょうか?
日本人は外国人に比べて「仕事への満足度が低い」という調査結果があるそうです。
これは長時間労働や通勤時間の長さ、時間外の接待や社内の付き合い、有給休暇の取得がしづらい職場環境などが影響して「出勤するのがつらい」「会社が楽しくない」などの回答があるようです。
もちろん、会社員とフリーランス等の業種の違いもありますが、外国人の「自分の人生を楽しむために働く」というスタンスと違って、「目の前の仕事に追われている」「生活のために仕事をする」という現状が、日本の幸福度を下げている理由なのかもしれません。
雇用する側のウェルビーイング対策も重要ですが、その前に各個人が、何が自分の幸福なのか?どのように「心身ともに良好な状態ウェルビーイング」へ自らをもってゆけばいいのか?
慌ただしい現代の流れの中で一度、立ち止まり、自分の裡(うち)へ問いかける時期ではないでしょうか。
まとめ
ウェルビーイングの意味は?
1 幸福。安寧。
2 身体的・精神的・社会的に良好な状態。特に、社会福祉が充実し、満足できる生活状態にあることをいう。
well-being(ウェルビーイング)の由来
「ウェルビーイング」は1946年にニューヨークで61カ国の代表により署名された「世界保健機関(WHO)憲章」の中に記載がある言葉。
日本におけるウェルビーイング
日本の幸福度は?
2018年の日本の幸福度は世界156カ国中、54位。
ビジネスの分野におけるウェルビーイング
企業は「健康管理はコスト」から「健康経営=雇用者の心身の健康や就業環境を良好な状態で維持、管理することは経営の向上につながる」という考え方へ移行中。
個人のウェルビーイング
日本人は外国人に比べて「仕事への満足度が低い」
雇用する側のウェルビーイング対策も重要だが、各個人のウェルビーイングに対する認識も必要。
いかがでしたか?
「ウェルビーイング」、これからの時代のキーワードになりそうですね!
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