最近、ニュースやSNSの会話の中でも外国語をそのままカタカナ表記で使うことが多くなってきて「コンプライアンス?」「インセンティブ…って何?」
などと、とまどう方も少なくないハズ。
その上、カタカナ読みになおさず、そのまま英語表記で「省略」されていると・・・もう何だかワケワカメですよね?
特に外国語からの情報にたよっている分野や、海外の人でも省略形を多く使ってツイートしている業界でも多くの「専門用語」を見かけます。
今回はNFT界隈で、よく目にする『WAGMI』というワードについて、わかりやすく解説してゆきますね☆
WAGMIは何の略?
WAGMIとは「We All Gonna Make It」 の頭文字をとった「頭字語」と呼ばれるものです。
Aの無い WGMI は 「We Gonna Make It」、Wも取った GMI は「Gonna Make It」 のこと。
また、WAGMIFという最後に「F」を付けたワードは「 We All Gonna Make It Fam (Famはfamilyの略=家族同然の親しい友人、仲間を意味する)」の頭文字をとったものです。
これらの GMI, WGMI, WAGMI, WAGMIFは、すべて同じ意味で使われています。
略語と頭字語の違い
ちょっと余談ですが・・・
タイトルで「何の略?」と書きましたが、正確には略語の中のWAGMIは「頭字語(とうじご)」に分類されます。
略語(abbreviation)
ある特定の語の一部を省略、あるいは簡略したもの。
例)address ⇒ add
頭字語(acronym)
略語の一種で、一連の単語の最初の文字をつなげて作られたもの
例)National Aeronautics and Space Administration ⇒ NASA
WAGMIの意味
お待たせしました!WAGMIの意味をみてゆきましょう。
WAGMI(We all gonna make it)は
- 「皆、イケるよ!デキるさ!」
- 「皆で成功しよう!」
- 「みんな (これから) 爆益だぜー!!」
などの意味で使われています。
3. の意訳など・・・かなりイケイケなニュアンスですよね!笑
WAGMIの使い方
主に仮想通貨、NFT等の投資関連の掲示板やSNSで使われているワード「WAGMI」
意味は↑で紹介したように「うまくいく」「(私達)みんな成功する」という仲間内で鼓舞し合う時、テンションを上げるニュアンスで用いられています。
投資関連では
- 相場が上がった時
- グループで投資している銘柄のGood news
など…
NFT関連でも
- NFTに有利な相場の時
- NFTの発展にプラスになるニュース
など、仲間同士で喜びあったり、励まし合ったり、気持ちを上げたい時に使われています。
文章中に用いられる時もあれば、#WAGMI #wagmi で#(ハッシュタグ)をつけてツイートの前後に記載することもあります。
WAGMIの使用例
つい最近、話題になったpepsi公式のツイートです。
Why is Pepsi getting into NFTs, you ask? Simple: It’s because of you.
We wanna rock your world, and future NFT drops will let us live new experiences together: music, entertainment, community…you name it.
So buckle up. Big things are coming 🚀 #NFTCommunity #WAGMI
— Pepsi (@pepsi) December 9, 2021
大手飲料メーカーであるPepsiがNFTへの参入を公表。記念のエアドロが行われるらしい、とSNSで話題になっている最中のツイートです。
なぜペプシがNFTに参入するのか?それはシンプルなこと、あなたの為です。
私たちはあなたの世界をワクワクさせたいと考えています。今後のNFTドロップでは、音楽、エンターテイメント、コミュニティなど、様々な新しい体験を一緒にすることができるでしょう。
だから、しっかりと準備してください。Big thing(大きなイベント)がやってきます!
ハッシュタグで最後に付けている #WAGMIは (みんな、イケるぜ!NFTを楽しもう♪)みたいなニュアンスですよね。
対義語のNGMIとは?
このWAGMIには反対語、つまり対義語「NGMI」もあります。
これは Not Going to Make It、もしくは Never Going to Make Itの頭文字をとったもので「うまくいかない」や「成功しない」という意味です。
WAGMIと同じように仮想通貨やNFT投資関連の掲示板やSNSで用いられていて、相手が選んだ銘柄や投資法等に「そんなんじゃ、うまくいかない」とツッコッミを入れる(揶揄する)時に使うスラングです。
まとめ
今回は仮想通貨・NFT界隈で使われる「WAGMI」というワードについて解説してみました!
最近、NFTや仮想通貨をはじめたばかりの人はSNSや掲示板で見かける専門用語もスラングに「・・・なにそれ?」と、とまどう事も多いはず。
私もWAGMIを調べるうちに次々と出てくる「知らないワード」に、へぇ~!!となりながら本記事を書きました…奥が深いよ、仮想通貨;
すべてのワードが「スラング(俗語=公の場では使わない言葉)」ではありませんが…ちょっとネガティブな意味をもつ、たとえば「NGMI」などはTPOを考えて使用しましょう。
正しい意味を知って、楽しく仮想通貨・NFT用語を使いたいですね!
\ WAGMI !! /