リコリス・リコイル

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美少女キャラが圧倒的なガンアクションで繰り広げてゆく2022年夏アニメの人気作『リコリス・リコイル』が
1クール全13話をかけぬけ最終回を迎えました!

美しい作画でクオリティの高い作品作りに定評があるA-1 Picturesのオリジナルアニメ。まず可愛らしいキャラクターのビジュアルに、ほんわかアニメかと思いきや…第1話の衝撃に各SNSでも盛り上がりましたね!

最初の掴みはバッチリ!次のエピソードからも、ぐいぐいと引っ張る展開に一気にリコリコファンが急増したようです。

そんな人気絶頂のまま最終回を迎えたリコリコですが…そうは言いながらも、ちょっと色々?と不鮮明な点もありましたよね?

そのSNSでも色々と憶測が飛び交った…「結局、千束の新しい人工心臓はどこから?

  • シンジのスーツケースの中にあった
  • ミカがシンジを殺害して体内から取り出し、千束に移植

ここでは最終回あらすじ(ネタバレ)と主人公:錦木千束(にしきぎちさと)の心臓はどこにあったのか?のナゾを各キャラの台詞とファンの感想を交えながら考察してゆきたいと思います。

 

 

 

最終回13話「Recoil of Lycoris」あらすじ

 

延空木での事件も一件落着——と思われたその時、旧電波塔で倒したはずの真島が、再び千束の前に現れた。延空木に爆弾を仕掛けたという真島は、爆破を賭けて千束に一対一の勝負を挑む。千束自身のタイムリミットも迫るなか、最後の戦いが始まる——。
「リコリス・リコイル」公式サイトより

前話「リコリス・リコイル第12話」あらすじ

まずは前話、12話のお話しを少し

旧電波塔で真島との戦いに苦戦を強いられる千束。しかし、間一髪のところで、たきなが駆けつけ、真島を拘束することができました。

その後、千束は吉松と再開するが真島を殺さなかった彼女を叱責し、自分の体内にある新しい人工心臓が欲しければ、自分を殺して手に入れろ、と千束に命じるのでした。

吉松の発言に激高した、たきなは吉松を殺そうとしますが、千束は彼を逃がすのでした。

一方、真島とハッカーの策略により存在が世間に明かされてしまったリコリス。DA上層部は延空木に残っていたフキたちリコリスを処分するためにリリベル(リコリスの少年版)を向かわせます。

その頃、助けに来たミズキが操縦するヘリで千束とたきなは延空木に移動。

機内ではクルミがロボ太のハッキングを妨害してラジアータの機能を復旧、世間に流されたリコリスの戦闘の映像は全て延空木で行われるイベントの宣伝だった、との情報を流すことに成功しました。

リコリス処分は中止され、千束とフキ達リコリスは現場から引き揚げるためエレベーターに乗ったところを、再び現れた真島が急襲。

自分のカバンを取りにエレベーターから降りた千束は再度、真島と対峙するのでした。

リコリス・リコイル最終回*アバン

急降下してゆくエレベーター。中では真島の銃弾に倒れたサクラを必死で手当てするたきなとエリカ。
隊長のフキは救援を本部に要請、本部は救護隊へ急行するように指示を出します。

フキ「おいサクラ! 下で救護隊が待機してるってよ!!」

リコリス・リコイル最終回*Aパート

今回も私たちで決めましょう

真島と一対一で対峙する千束。
戦いながらスマホのカウントダウンをON。この延空木が崩れる時だ、と予告します。

一方、エレベーター内のフキが本部に救援を求める中、真島の戦略により延空木内が停電。予備電力に切り替えて下降するように指示を出す楠木にフキは上階に残る真島を捕獲する、と食い下がります。

しかし、救護隊に引き継がなければサクラの命は危ない。そして加勢しなければ千束の命が…決断を迫られるフキにたきなは毅然と言い切るのでした。

たきな「今、千束を救えるのは私で、サクラを救えるのはあなたです。今回も私たちで決めましょう

エレベーターの天井から抜け出し、上階に向かって梯子を昇ってゆくたきなへ、フキは呟くのでした。
フキ「…千束をたのむ」

休憩だ

真島との死闘を繰り広げる千束。途中、人工心臓の不調に見舞われます。
自動販売機を壊し、缶ジュースをとって千束へ渡す真島。

真島「よくねぇ音だ。…休憩だ

 自然な秩序を取り戻そうとする真島と
 現状の幸せを維持したい千束

正反対の思想を持つ二人が肩を並べてジュースを飲むのでした。

シンジは嘘は言わない

その頃、逃避中のシンジと姫蒲(ひめかば)の前にミカが現れます。

ミカ「そいつが千束を襲った女か」
足が悪いと見せかけていた杖を武器に圧倒的な強さで姫蒲を攻撃するミカ。

シンジ「お前…、足は…?」
ミカ「戦士は全てを見せないものだ…愛する者には特にな」
 
シンジ「おまえは嘘ばっかりだな」
と力なく笑うシンジに、改良型の人工心臓はそこ(シンジの胸内)にあるんだろ?と尋ねるミカ。

シンジ「千里は信じなかったぞ?」
ミカ「…シンジは嘘は言わない

ミカは涙ながらに彼に銃口を向けるのでした。

クソッタレな世界の真実

時計を止めろ、と言う千里に真島は「だめだ」と否定し、俺は自然の秩序を守っている、と話し始めます。
事件を未然に防ぐDAのやり方は不自然、世界の秩序を壊している。

ちさと「あんたですら、自分を正しいと思ってるのね…ホントの悪は映画の中だけ、か」
真島「だから映画は面白いんだろう?現実は正義の味方だらけだ。良い人同士が殴りあう、それがこのクソッタレな世界の真実だ』

お爺ちゃんになっちゃうぞ?

自分が信じた良いことして…それでイイじゃん、とジュースを飲む千束。その味に感動して真島にも飲んでみろ、と渡す彼女にとまどいながらも、一口飲む真島。

真島「ちょっと…甘すぎねぇか?」
千束「世界を好みの形に変えている間に…お爺ちゃんになっちゃうぞ?

正義のヒーローはどっちだ?

休憩後、再び始まった真島と千束の闘いはカウントダウン作動中のスマホの奪い合いへ。

「日本のバランスを取り戻す奴と、現状を維持する奴。正義のヒーローはどっちだぁ?
ビルから落ちなかった方じゃない?

死闘の末、蹴ったスマホはガラスのすり鉢状の底へ。追ってゆく千束の肩に真島が容赦なく弾丸を撃ち込みます。
そこへ非常階段を駆け上がってきた、たきなの叫び。
それを耳にした千束は最後の力をふり絞り、踏みつけられていた真島の胸倉をつかんで共にガラスのすり鉢状の底へ身を投げます。
手りゅう弾で開けられた底穴からキラキラと落ちてゆくガラス片。

打ち上げ花火

その穴の縁に落下して倒れながらも、容赦なく真島に撃ち込む千束。
真島の脳裏にに恐怖した真島は顔面に弾を受け、穴の外へ。
その衝撃で底部が割れ、千束もまた空中へと落下してゆきます。

すり鉢状のガラスの縁を走りながら、たきながワイヤーガンで千束をからめとり、間一髪で救助。
その瞬間、轟音と共に延空木を揺らしたのは…周りから打ち上げられた花火でした。

千束「ふざけやがって…」
ワイヤーに吊り下げられながら、呟く千束なのでした。

リコリス・リコイル最終回*Bパート

事件から数か月後。
延空木の事件を5億円かけたセレモニーとして公表する都知事。

事件のケガから回復したサクラとフキは喫茶リコリコを訪れます。
フキ「先生、たきなは…?」の問いに「仕事だ」と答えるミカ。

シーンは沖縄、宮古島へ飛行機で訪れるたきなの姿が。ある店で働いている千束に会いに来たのでした。

ミカから預かった小箱を千束に渡すと、その中にはバースデーカードとアラン機関のネペンダントが。

人工心臓と一緒に入っていた、と伝えるたきなに「ヨシさん…フツー、入れないよね?」という千束に「フツーは」と少々トゲのある返答のたきな。

そのペンダントを千束は海に投げ捨てるのでした。
千束「何しようかーこれから」
たきな「…諦めてたことから始めてみたら、どうですか?」
千束「……いいねーそれ!いくぞー!相棒!!」

リコリス・リコイル最終回*エピローグ

テイクアウトのカップに注がれるコーヒー。
たきながエンジョイ!と言って客に渡す横で、千束が楠木からの電話を受けています。

「残念ながら仕事受けられませーん!なぜならぁ、今ハワイだからー♪」

そんな彼女を訪ねてきた外国人の依頼人。
迷彩服と称してアロハスタイルに着替えた千束がニッコリと挨拶します。

「アーユーイン・トラブル?」

リコリス・リコイル最終回感想

いやぁ~最後までアクションで駆け抜けましたね!
ガンアクションもさることながら、各キャラの身体能力おそるべし。え?サイボーグですか?というくらいの動きです。
千束、真島はアランチルドレンという設定だからでしょうが、姫蒲やたきなも驚くべき戦闘能力。

そのバトルシーンも飽きさせない構成で絵コンテ・演出の上手さを感じました!そしてこれは定評のある作画の美しさ、動きの素晴らしさ。
A-1 Picturesここまでやるのか!?という想像以上の力作に、次の作品が待ち遠しい☆

リコリコメンバーが勢ぞろいのわちゃわちゃしたハッピーエンドのラスト。このシリーズ通しての楽しさをギュッと詰め込んだ最終回でしたね♪

千束に移植された心臓はシンジの体内から?それともケースの中?

さて、その最終回。
いろいろと憶測が飛び交ったのが…千束に移植された新しい人工心臓の出どころ。

  • シンジのスーツケースの中にあった
  • ミカがシンジを殺害して体内から取り出し、千束に移植

SNSでは↓こんな考察が飛び交ってました。

リコリコ・ファンの考察

“人工心臓はシンジの胸の中ではなくケースに入っていたと思う。医師である彼が他の誰かに移植したものを患者に使うとは考えにくい。
けれどシンジは千束の力で自分の心臓を勝ち取り、自分の才能を活かせる人生を選択して欲しかった。彼女が何を望んでいるのか?何を幸せと思うのか?彼は彼女の天賦の才の素晴らしさに最後まで囚われて…千束自身を見ていなかった。ミカは全てを理解して…そして千束には決して彼を殺させたくなかったので代わりにシンジを手にかけた。哀しい「愛の結末」を選択したのだろう。”

“クルミの「執刀医と契約した、待ってる」っていう台詞から、心臓はすぐ移動したと思われる。
ミカがシンジを撃ったのは演出から見ても確定だから、撃った後ミカが心臓を移動させた事になる。
ケースに入ったままの心臓を移動させたのなら普通だけど、「怖い」と言われるならそれは……となるかな?と。
……というわけで、体内にホントにあった可能性の方がちょっと高いな、わからんけど。”

“私はシンジの中に心臓があったに一票だねぇ。
シンジの使命にかける決意はそれだけのものだったと思って、それがわかるからこそミカは涙ながらに撃ったのだろうと思うのだよ。
ケースに心臓が入っている事を知りつつも「シンジは嘘をつかない」とシンジの中に心臓がある事にしたのはそれを口実にでもしないとミカは引き金を引けなかったからだと思う。”

”ミカが親として覚悟決めたんだからさぁ!シンジも親として覚悟決めて「私の死によって〜」じゃねぇんだよ!
「新しい心臓手に入ったらこっちのもの。この為に10年君達2人の側を離れていた。アラン機関から逃げてきたから喫茶リコリコで匿ってくれ」って言ったら多分千束もミカも即効で落ちてたよ。”

>ツイッターより抜粋
いちばん最後のツイートに共感!
そうだよ…もうガッツリ、アラン機関から逸脱しちゃってるんだから~愛する者たちと生きる道を選べなかったのかな?ヨシさん…;

リコリス・リコイル最終回記事まとめ

今回は最終回を迎えた『リコリス・リコイル』のネタバレあらすじと疑問に思った点の考察をしてみました!

最終話で千束に移植された新しい人工心臓。
結局、それは…

  • シンジのスーツケースの中にあった
  • ミカがシンジを殺害して取り出し、千束に移植

だいたいこの2点の見解に分かれているようです。
ミカがシンジを射殺したシーンも発射光の演出だけで、その後の様子は描かれていない。演出側は「あとは視聴者の想像に任せる」という方針のようですよね!

さて、あなたの考察はいかがでしたか?

大団円のハッピーエンドでしたが、2期に続く可能性も十分にうかがえるラストでしたね♪
円盤(DVD&Blue-ray)の売り上げも好調の様子。
これからもオリジナルアニメ『リコリス・リコイル』を応援してゆきたいと思います☆

 

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