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「走るの好きか?」

物語は商店街を万引きをして逃げる寛政大学1年生の走(カケル)の”走り”を見た灰二(ハイジ)が自転車で追いかける場面から始まります。

三浦しをん原作の『風が強く吹いている』は箱根駅伝を目指す大学生陸上部員たちを描く群像劇です。

2006年の小説発表から始まり翌年には漫画化、ラジオドラマ化、2009年には舞台化、実写映画化と異なるメディアで取り上げられました。

そして2018年10月、TVアニメ『風が強く吹いている』全23話が放映され注目を浴びました。

今回は毎年の正月を彩る「箱根駅伝」のドラマを凝縮した青春群像アニメに焦点を合わせたいと思います。

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「風が強く吹いている」とは?

『風が強く吹いている』(かぜがつよくふいている)は三浦しをんによる、箱根駅伝を舞台にした日本の小説。2006年9月22日に新潮社より刊行。新潮文庫より文庫版も刊行されている。物語は二人の男子大学生を中心に展開される。
2007年の漫画化、ラジオドラマ化を皮切りに、2009年1月に舞台化、同年10月31日に実写映画化、2018年にテレビアニメ化されるなど、各メディアで取り上げられている。
Wikipediaより

原作者の三浦しをん氏は小説・随筆家。
主な受賞歴

  • 2006年『まほろ駅前多田便利軒』直木賞受賞
  • 2012年『舟を編む』本屋大賞受賞
  • 2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞

箱根駅伝とは?

駅伝(駅伝競走)とは大正時代に始まった陸上競技。
複数の選手が長距離をリレー形式で走り、そのタイム(時間)を競う競技で一般的には「駅伝」という略称で呼ばれています。

日本での駅伝の名称の歴史は古く、日本書紀にも記載があるといわれています。
首都と地方を結ぶ「駅」と呼ばれる中継所をつなぐ制度に「駅伝」という名が使われたのが始まりとの説も。

正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」

1920年2月14日に行われた。これは、1912年のストックホルムオリンピックに出場した日本人五輪選手第1号の金栗四三が、「五輪で日本を強くするには、長距離、マラソン選手を育成すること」と発案したことがきっかけである。別の説として、箱根駅伝は飛脚制度をもとに、手紙に見立てた襷を、東京から東海道の宿駅があった鶴見(川崎宿)、戸塚(戸塚宿)、平塚(平塚宿)、小田原(小田原宿)で引き継ぎ、箱根町郵便局(箱根宿/箱根関所)まで届ける観光イベントだったという説もある。その目的は、箱根で観光客が少なくなる冬に観光客を呼びこみ、2日間に渡って開催する事で旅館やホテルに宿泊してもらうためだったと言われている。
Wikipediaより

後者の説で「箱根駅伝」を見るとビジネスな観点からしても大成功の部類に入るのではないでしょうか?

観光客のみならず、選手や大会関係者が利用することで開催地元の経済が廻るという利点もありますよね!

TVアニメ『風が強く吹いている』

さまざまなメディアで作品化されてきた『風が強く吹いている』が満を持して2018年にTVシリーズとしてアニメ化された全23話の作品です。

あらすじ

寛政大学4年の清瀬灰二(ハイジ)は肌寒い三月、
類まれな「走り」で夜道を駆け抜けていく蔵原走(カケル)に出くわし、
下宿の竹青荘(通称・アオタケ)に半ば強引に住まわせる。
ハイジには「夢と野望」があった。高校時代の怪我による挫折。
でももう一度、走りたい、駅伝の最高峰・箱根駅伝に出て、
自分の追求する走りを見せたい。その「夢と野望」を「現実」にするにはあと一年しかない。
そしていま強力な牽引者が彼の目の前に現れたのだ。
竹青荘は特異な才能に恵まれた男子学生の巣窟だった。
寮生のため炊事をこなすハイジをはじめに、大学に5年在籍している25歳ヘビースモーカーの
ニコチャン先輩(平田彰宏)、双子の兄弟・ジョージ(城 次郎)とジョータ(城 太郎)、
留学生のムサ(ムサ・カマラ)、実家が山奥のど田舎にある神童(杉山高志)、
司法試験に合格済の音楽フリーク・ユキ(岩倉雪彦)、クイズ番組好きのキング(坂口洋平)、
金と時間のすべてを漫画に捧げる王子(柏崎 茜)…。そんな個性豊かな面々が、その竹青荘が実は
「寛政大学陸上競技部錬成所」であることなど知らずに共同生活を送っていた。
ハイジは彼らを脅しすかし、奮い立たせ、「箱根」に挑む。
たった十人で。蔵原の屈折や過去、住人の身体能力と精神力の限界など、
壁と障害が立ちはだかるなか、果たして彼らは「あの山」の頂きにたどりつけるのか―。
「走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ。」
「風が強く吹いている」公式サイトより

制作・キャスト

制作スタッフ(TV)

原作 – 三浦しをん
監督 – 野村和也
シリーズ構成・脚本 – 喜安浩平
キャラクターデザイン – 千葉崇洋
キーアニメーター – 高橋英樹、向田隆
アニメーション制作 – Production I.G

キャスト

  • ハイジ(CV:豊永利行)
  • 清瀬灰二(キヨセハイジ)

  • カケル(CV:大塚剛央)
  • 蔵原走(クラハラカケル)

  • ニコチャン(CV:星野貴紀)
  • 平田彰宏(ヒラタアキヒロ)

  • ユキ(CV:興津和幸)
  • 岩倉雪彦(イワクラユキヒコ)

  • キング(CV:北沢力)
  • 坂口洋平(サカグチヨウヘイ)

  • 神童(CV:内山昂輝)
  • 杉山高志(スギヤマタカシ)

  • ムサ(CV:株元英彰)
  • ムサ・カマラ

  • 王子(CV:入野自由)
  • 柏崎茜(カシワザキアカネ)

  • ジョータ(CV:榎木淳弥)
  • 城太郎(ジョウタロウ)

  • ジョージ(CV:上村祐翔)
  • 城次郎(ジョウジロウ)

  • ハナちゃん(CV:木村珠莉)
  • 勝田葉菜子(カツタハナコ)

  • フジオカ(CV:日野聡)
  • 藤岡一真(フジオカカズマ)

  • サカキ(CV:河西健吾)
  • 榊浩介(サカキコウスケ)

アニメ『風が強く吹いている』の感想

小説、漫画、ラジオドラマ、舞台、実写映画と様々なメディアで作品化されている本作。
おおむね小説に準じたストーリーになっていますが、作品によってはそれぞれオリジナル・ストーリーが挟まれています。

今回の感想はTVアニメ全23話の総括で。

一言でいうとベタではありますが冒頭のハイジの台詞

「走るの好きか?」

に象徴される物語でした。

それぞれのバックグラウンドを持つ10人が1本の襷(たすき)をつなぐ駅伝を目指す、という形的にはシンプルなストーリー。

しかしながら、大半は駅伝はおろかマラソン経験もない大学生たち。
そんな彼らを「夢と野望」を持ったハイジがうまく誘い、促してヤル気にさせてゆきます。

特にやりたいこともなく、漠然としていた大学生活。

そこへ嵐のような「駅伝」という竜巻が彼ら10人を巻き込んでゆきます。

天才的な走者カケルは高校時代から「全国レベル」と期待されていた優秀な陸上選手。
けれど「勝つこと」「タイム」に固執し、力のない部員をないがしろにする監督に我慢できず傷害事件を起こしてしまう。

そのことで大きな屈折を抱え、競技としての走ることを止めてしまったカケル。

対してハイジは膝のケガで一時は走ることを「夢」を諦めてしまいます。

自分たちにとって「走る」とは何なのか?

この問いは主人公の2人のみならず、10人のメンバー、そしてライバルのフジオカやサカキもその先の答えを追いかける「走者」に他ならないのでした。

オタク的声優陣の感想

えーわざわざ「オタク的」としましたからね。
ちょっとウザいほど長いですーすみません;

お時間のある方のみ、お進みください↓

 
━━もうね。

この『風が強く吹いている』の勝因のひとつは「声優の素晴らしすぎる配役」ではないでしょうか?

原作、脚本、演出、作画の高い総合力はもちろんのこと、それに生命を吹き込む「声」の存在は重要です。

逆に言うとキャスティングの「ズレ」は作品に大きな違和感を与えかねません。

特に原作を知っているファンや漫画、映画を見て作品を好きになり「あの好きな作品がアニメに!」と思って観始める人が増えるのも、マルチメディア作品ならではの現象。

「ある程度の先入観」や「キャラのイメージ」が固まってしまっている後続作品は、制作側のプレッシャーも大きく何かとやりにくいものでしょう。

そんな懸念も吹っ飛ばす配役を持ってきたのがアニメ版『風が強く吹いている』ではないでしょうか。

まず、主人公2人の声があまりにも適役。

カケル役の大塚剛央さんは当時駆け出しの新人声優さん。

2018年公開の日中合同アニメ「詩季織々」のリモ役で映画初主演。
そして同年、この『風が強く吹いている』のカケル役でTVアニメ初主演となる大抜擢の新鋭声優さんです。

最初、彼の声を聞いた時に「あ、ちょっと石川界人さんに似ているな」と思ったのは、ルックスも「ハイキュー!!」の影山飛雄に似ていたからかもしれません。

けれどそのクールな、ちょっと硬めの声がカケルの「不器用さ」を上手く醸し出しているなぁ、と感じました。

そして、もう一人の主人公であるハイジにはベテランの豊永利行さん。

まだ若いながらも子役から活躍している俳優、シンガーソングライターと多彩な実力を持つ豊永さんは相方のサポート役にもピッタリ!

私の大好きなスポーツもの?「ユーリ!!! on ICE」では、ちょっと頼りない遅咲きのフィギュアスケート選手、勇利を演じた彼が、今回は自らの弱さを抱えながらもチームを先導する主将役を演じていたことに本当に驚きました。

「役を演じ分ける」

ハイジの声からは一片も勇利を感じられなかった….あらためて、声優さんってスゴイ!と思ったものです。

そして周りの声優さん達も内山昂輝さん、入野自由さん、上村祐翔さん、興津和幸さん、日野聡さん、河西健吾さんなど人気実力派声優で硬め、主役2人をがっちりサポート。

もうひとつ驚いたのが…

その実力派声優さんの配役の仕方。

特に神童役の内山昂輝さんと王子役の入野自由さんの配役には驚かされました!

内山昂輝さんは私の最推し声優さんなのですがw
通常業界で「内山ジャンル」と言われるように彼が声を当てるキャラクターは、なんとなく決まった雰囲気の役が多いのです。

その辺りをムダに熱く語った記事↓ 物好きな方ははどぞw
「内山昂輝ジャンル」があるってホント?片目クールのキャラボイスならウッチーで決まり!
 
今まで彼が担当した役はクールで口数が少なく周りの人達となじめない、時には孤独で時にはちょっとひねくれたモノの見方をする天邪鬼的なキャラクターが多い印象でした。

ところが….この『風が強く吹いている』では神童という東北の山奥の村で育った素朴な青年。
誰にでも心優しく協調性のある神童役を内山昂輝さんが演じると聞いて驚きとともに心配したファンも多かったことでしょう。

正直、私も神童から内山さんの声が聞こえた時「え・・・この人?」と耳を疑ったものです。

少し高めのやさしい、やわらかい声。
アフリカ出身のムサが分からない日本語について尋ねてくると、丁寧に分かりやすく説明してあげる姿。

いつもの低めのクールボイスから、そのやわらかい優しい物言いへの切り替えっぷりに、さすが演技者は違うなぁ、と感心したものです。

そして話題になったのは神童の方言。
映画では秋田弁、アニメ版では山形弁なのですが、内山昂輝さんの「方言のうまさ」には定評があります。
彼自身は埼玉出身で標準語なのですが以前演じた「ばからもん」の役の長崎弁の流暢さに地元の人も吃驚したと言われています。

彼曰く「歌を覚えるのと(方言のイントネーションを覚えるのは)同じ」とのこと。

今回も仲間達との宴会でいつもは標準語を喋る神童が、酔っぱらって喋り出す山形弁が最高でした!

 
そして、この作品で特筆すべきは王子役の入野自由さんの名演技。

狭い寮の部屋は漫画で埋め尽くされているオタクの彼は、女の子のような端正な顔立ちをしているので「王子」と呼ばれています。

そんな「運動」から遥か遠かった彼がハイジの策略にハマり?一緒に駅伝を走ることに。

とても走るようなフォームではなく、タイムも箱根駅伝出場資格の倍以上の記録しか出せない王子。

ヘロヘロになって幽霊のように走る王子の声は、ぜぇぜぇ、はぁはぁという苦しそうな声ばかり。

「本当は走りたくないけど(走り)終わって漫画を読むために前へ進んでいる」という漫画に対する執念、執拗な粘り強さ。

はた目には異様にも思える王子の言動を演じる入野自由さんが今まで主に演じていたのは「爽やかな好青年」

私の入野さんのイメージは「ハイキュー!!」のスガさん。
爽やかで気遣いの出来るお母さん、いや明るい青年ですよねー!

その入野さんがこのナヨナヨ王子を・・・?と思ったのは内山さんの時と同じ。

しかし、アニメが始まると・・・今までのことは杞憂に過ぎないことが分かりました!

名演すぎる!入野さん、最高すぎる!!

この素晴らしいキャストで『風が強く吹いている』を観れたこと、本当に幸せでした。

まとめ

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感想部分が長くて・・・すみませんでした!
オタクが好きなことの記事を書くと~こうなっちゃうんですよね;とほほ….

けれども・・・それくらい熱くオススメする良質なアニメです!

駅伝好きな方はもとより、スポーツアニメ好き、青春モノ好き、恋愛要素は・・・あまりないけど、イケボはたくさん!笑

↑に該当する方には胸をはってオススメしまーす☆

 
 

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