音楽のシーンで見かける「feat.」
何かの略語のようですが・・・正しい意味をご存知ですか?
今回はこのfeat.(フィーチャリング)という言葉をわかりやすく解説します。
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を解説してゆきましょう~
feat.はfeaturingフィーチャリングの略語
feat.はfeaturingフィーチャリングの省略形です。
最後に付いている「.(ピリオド)」は英単語を省略する場合に必要な省略記号であり、もっと短くした「ft.」「F/」などの省略形も見られます。
省略形が「feat.」であっても「フィーチャリング」と呼び「フィート」など読み方を省略することはありません。
featuringフィーチャリングとは?
フィーチャリング (featuring:英)
フィーチャリング (featuring) は、特定の人物・事柄などを特色として際立たせること。featuringはfeatureの現在分詞で、日本語では「特集」を意味し、音楽界では「客演」の意味で使われる(ただし、映画での「Featuring ○○」の表記は「○○主演」を意味する)。引用元: wikipedeia より
featuringフィーチャリングは英語のfuetureフィーチャーの現在分詞です。
featureの語源はラテン語の「つくること、形作られたもの」から来ており
- 顔の造作、容貌(ようぼう)、顔だち、目鼻だち
- (著しい)特徴、特色、主要点
- (映画・ショーなどの番組中の)呼び物、聞き物、見もの
- 特集する、主演させる、主演する
などの意味があります。
そしてこのフィーチャーの現在分詞featuringフィーチャリングには
特定の人物・事柄などを特色として目立たせること。
の意味があります。
日本におけるfeat.フィーチャリングとは?
日本で使われるfeat.フィーチャリングも英語から来ており
- 特色、特徴、特集
- 客演する、参加する、ゲスト出演する
の意味で使われます。
特に2.は音楽業界で使われており、一般的にもよく知られている言葉です。
音楽の分野におけるfeat.フィーチャリング
現代日本社会で最も使われているフィーチャリングは音楽業界の「feat.」でしょう。
よく曲のタイトルやMVに使われていますよね。
例えばミュージシャンAが楽曲を作る際にミュージシャンBに依頼してゲスト参加してもらう場合などに
と表記します。
これはミュージシャン同士に限らず、MV(ミュージックビデオ)にダンサーを呼んで共演する際などにも「ミュージシャン名(もしくは曲名) feat. ダンサー名」と付けられることもあります。
ゲストに招待されるBの方が大物?
多くの場合、ミュージシャンAがゲスト出演を依頼するミュージシャBの方が、そのジャンルの大先輩であったり、実力者(有名な・知名度の高い)であることが特徴です。
- 有名な実力者Bとの共演により、今までとは違う特徴・特色を作品に与える狙い。
- Bの影響力を借りて楽曲をヒットさせようという宣伝効果を狙った戦略的なもの。
feat.フィーチャリングの類語
コラボ(collab:英)
(2人以上が)一緒に何かを創り上げること。
作業者の人間関係、力関係は問わない。
デュエット(duet:英/語源は伊)
2人で同じ曲を唄うこと。
フィーチャリングとコラボ、デュエットとの違い
- フィーチャリング
- デュエット
- コラボ
客演する、参加する、ゲスト出演する
⇒メイン歌手とゲスト歌手の関係がハッキリしている。
二重唱
⇒どちらもメイン歌手として歌唱する。
共同制作、合作
⇒基本的にメインとゲストの力関係は同等。
まとめ
feat.フィーチャリングの意味は?
- 特色、特徴、特集
- 客演する、参加する、ゲスト出演する
今回は音楽の分野で使われることの多い「feat.フィーチャリング」について解説しました。
略語なのでつい「フィート」と読むのかな?と思っていましたが・・・
発音は省略なしで「フィーチャリング」とちゃんと読むのですね!
調べてよかった・・・(恥
A (もしくは楽曲名) feat. B=「Aの楽曲にBがゲスト参加している」と覚えておきましょう。
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
もし、「こんな言葉を調べて欲しい」や「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
遠慮なく、↓下のコメント欄に書き込んでくださいね~☆