近年「エシカル」というワードを耳にすることが増えてきました。
環境問題の言葉かな?と、なんとなく思っていたこのエシカルを今回はピックアップして解説してゆきましょう。
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を解説してゆきますよ~
エシカルとは?
[形動]
倫理的。道徳上の。また、環境や社会に配慮したさま。
「エシカルコンシューマリズム(=環境や社会に配慮した商品を選択する消費活動)」
>参考引用:デジタル大辞泉より
エシカルは英語のethicalからくるワードで語源はギリシャ語「道徳に関する(名詞:ethics)」となります。
英語でも
- 倫理的な、道徳上の
- 道徳基準にかなった
- 道徳的に正しい
- 医師の処方によって(のみ)販売される
といような意味があり
(倫理的な問題)
(処方薬=医師の処方によってのみ販売される薬品)
のような使われ方をします。
一方、現代日本社会におけるエシカルは「倫理的、道徳的」という使われ方より、より環境問題や暮らし方に近接した表現として使われています。
エシカルとは英語で、直訳すると「倫理的な」という意味です。一般的には、「法的な縛りはないけれども、多くの人たちが正しいと思うことで、人間が本来持つ良心から発生した社会的な規範」であると言えます。私たちが普及活動を行なう際の「エシカル」とは、根底には一般的な定義が流れているものの、特に「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」のことを指します。エシカルは形容詞ですので、様々な名詞と組み合わせることで、その意味は多様に広がります。例えば、「地域の活性化や雇用なども含む、人や地球環境、社会に配慮した消費やサービス」のことを「エシカル消費」と言います。
>参考引用:一般社団法人エシカル協会サイトより
すなわち
「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」
という意味で使われている言葉です。
エシカルの使い方と使用例
例) 最近の雑誌では「エシカルな暮らし」が特集されている。
このエシカルは人や地球環境、社会、地域に配慮したという意味です。
主に3つの配慮に分けられています。
- 環境への配慮
- 社会への配慮
- 地域への配慮
リサイクル・アップサイクル
オーガニック・有機栽培
循環可能エネルギーの使用
フェアトレード
障害者によって生産された商品の購入
地産地消
伝統工芸など
例) エシカル消費が私達の未来を作ってゆくだろう。
こちらのエシカル消費とは地域の活性化や雇用なども含む人や地球環境、社会に配慮した消費やサービスの意味です。
私達が消費する物を選択する責任は過去・現在・未来において問われています。
- 過去
- 現在
- 未来
商品がどのような場所で生産されているか?
商品の原材料は何か?
商品がどのような作り方をされているか?
どこで購入するのか?
どんな包装を選択するのか?
どんな原材料、製造工程のものを選択するのか?
できるだけ長く大事に使う
手放した先でも再び使用できる
使い終わった後に環境に影響を与えずに処理できる等
エシカルの類語
サステイナブル(sustainable:英)
特に地球環境を保全しつつ持続が可能な産業や開発等を指す。
フェアトレード(anarchist:英)
発展途上国で作られた農作物や製品を適正な価格で継続的に取引することにより生産者の生活を支える貿易のありかたを指す。
まとめ
エシカルの意味は?
今回は「エシカル」について解説しました。
サステイナブルと同じように環境問題に言及されている場面で使われることの多いエシカルは「人や地球環境、社会、地域に配慮した思考・行動」と覚えておきましょう。
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