こんにちは!Pinoです。
人間、快適な環境や待遇、そして良いお給料をもらえたら~がんばろ!って思うよね♪^^
というワケで~今回のお題は「エンゲージメント」です。
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
エンゲージメントとは?
エンゲージメント(英語:engagement )
1 約束。契約。協約。
2 結婚の約束。婚約。
3 広告などの各種マーケティング活動において、顧客の興味や注意を引きつけ、企業と顧客の結びつきを強めること。→エンゲージメント率引用元: デジタル大辞泉より
英語のengagement(エンゲージメント)は
(古期)フランス語「約束する」の意 (EN‐+gage[契約])+ment[名詞を作る接尾語]
が、語源の言葉で
①(会合などの)約束、契約、債務
②婚約、婚約期間
③雇用、雇用契約
④交戦、(歯車などの)かみ合い
などの意味があります。
英語会話の中でも↓のような形で使われています。
●I have a previous engagement.
(先約があります)
●break off one’s engagement of fate.
(婚約を解消する)
現代日本社会で使われている「エンゲージメント」も下記のような意味で使われています。
①「(会合などの)約束、契約、債務」
②「婚約、婚約期間」
③「雇用、雇用契約、または忠誠心、貢献心」
③「広告などの各種マーケティング活動において、顧客の興味や注意を引きつけ、企業と顧客の結びつきを強めること。
エンゲージメントの使い方や使用例
例) 明日はA社とのエンゲージメントがあります。
このエンゲージメントは「(会合などの)約束、契約、債務」の意味です。
英語での「約束」は他にも「appointment」 「reservation」があり、この2つはほぼ同じような意味で使われています。
対して「engagement」はもっと「お堅い」ニュアンスがあり、ビジネスの会合であったり、公式な予定を取り決めた事柄に使われます。
例) 社員のエンゲージメントを高めるための努力を、企業は怠ってはいけない。
このエンゲージメントは「忠誠心、貢献心」の意味です。
近年、企業は優秀な社員の外部への流出、つまり転職を防ぐことは、企業力を持続するために、とても重要視されています。
優良な人材と「雇用契約」を続けるためには、次のような項目においての努力および施策が必要とされています。
●働きがい、やりがいのある仕事の提供
●居心地の良い、働きやすい就業環境
●公平な評価制度および待遇
●福利厚生の充実
●個人の成長へのサポート体制
これらのベネフィット(利益)を受け取れる社員は、個人の能力を発揮し、今度は企業に対して
「良い会社になるように貢献しよう」
「誠意を持って仕事にのぞみ、会社の名前に恥じない成果をあげよう」
という意識を持つようになります。
このように「企業⇒社員」「社員⇒企業」の一方通行ではなく
「企業⇔社員」の「相互が利益を得、高め合う理想的な結びつき」のことをエンゲージメントと呼ぶのです。
例) 友人は彼から「エンゲージメントの解消」を切り出されてショックを受けている。
このエンゲージメントは「婚約」の意味です。
いわゆる「婚約解消」のことですね…なんでだろう?泣
例) SNS上におけるエンゲージメント率の向上は今後の重要課題です。
マーケティングの分野で使われるエンゲージメントは「企業と顧客の結びつき」を意味します。
多くの消費者が、商品やサービスを購入する際、価格や仕様を調べたり、口コミなどを参考にして、自分が欲しいと思う一品を選択します。
そのように、売り手(企業側)から売り込みをしなくても、
「消費者が積極的に購入に向けて動く姿勢」
「欲する製品、企業(ブランド)へ自ら関与しようとする気持ち」
を経て、作り上げられる「企業への信頼感」が、
エンゲージメント=「企業と顧客の結びつき」と呼ばれる相互関係となるのです。
このエンゲージメントという形態は、インターネットが普及した現代において、一気に顕著になりました。
パソコン、タブレット、モバイル等の様々なデバイスの普及によって、
「いつでも、どこでも」企業の情報に接することができるという「デジタルの特性」が、消費者と企業の距離を縮め、また、豊富な情報量や最適なタイミングでの応答が、消費者の企業に対する信頼性を構築する手助けとなっているのです。
【エンゲージメントにおけるデジタルの4つの特性】
①最適性
閲覧者の要求に応じたwebページの出し分けが可能。
②即時性
デバイス端末の普及により「いつでも、どこでも」情報へ接続可能。
③細部伝達性
消費者が知りたい事柄が、莫大な情報量の中から選択でき、テキストや動画等で詳しく収集できる。
④直接性
消費者と売り手(企業側)が、仲介者(実店舗やエージェント)を通さず、直接コミュニケーションが取ることが出来る。
>参考引用:デジタルが生む人と企業の新たな絆[日経BizGate]より
エンゲージメント率とは?《engagement rate》
フェイスブック、ツイッター、インスタグラム等のSNSにおいて、企業が投稿した商品やサービスの宣伝に対する
「消費者からの積極的な反応」
を示す数値のことを指します。
このエンゲージメント率の出し方はそれぞれのSNSによって異なりますが、それぞれの試算の定義をみてみましょう。
▶フェイスブック(Facebook)
⇒投稿に「いいね!」「コメント」「シェア」または「クリック」をした人数÷投稿のリーチ数
▶ツイッター(Twitter)
⇒1ツイートの「クリック」「リツイート」「返信」「フォロー」「いいね」の総数÷インプレッションの合計
▶インスタグラム(Instagram)
⇒(Instagramのアナリティクス上の)エンゲージメント÷フォロワー
企業側は、これらSNSの数値(エンゲージメント率)から、商品やブランドに対する反応や意見を把握し、開発や販売促進の参考とする一方、より一層効果的にそれぞれのSNSを使って宣伝効果を向上させる方法を模索してゆくのです。
エンゲージメントの類語
エンゲージメントと似ている言葉にロイヤリティがあります。
早速、意味をみてゆきましょう。
ロイヤリティ(英語:loyalty )
「忠誠心。誠実さ」
ビジネス分野においては「会社への忠誠心」
マーケティング分野においては「顧客からの信頼性」
並べて、意味を比べてみましょう↓
▶ロイヤリティ⇒忠誠心。誠実さ。
(社員、または顧客からの一方的な忠誠心、信頼)
▶エンゲージメント⇒忠誠心、貢献心。
(社員と企業、または顧客と企業とのつながり、結び)
まとめ
エンゲージメントの意味は?
エンゲージメント(英語:engagement )
1 約束。契約。協約。
2 結婚の約束。婚約。
3 広告などの各種マーケティング活動において、顧客の興味や注意を引きつけ、企業と顧客の結びつきを強めること。
エンゲージメント率とは?
SNSにおいて、企業が投稿した商品やサービスの宣伝に対する「消費者からの積極的な反応」を示す数値。
エンゲージメントの類語
▶ロイヤリティ⇒忠誠心。誠実さ。
(社員、または顧客からの一方的な忠誠心、信頼)
▶エンゲージメント⇒忠誠心、貢献心。
(社員と企業、または顧客と企業とのつながり、結び)
いかがでしたか?
「エンゲージメント」、なかなか深い意味のある言葉でしたが~現代のインターネット社会ならではの、「理想的なビジネス形態」かもしれませんね!
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
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