こんにちは!
自分の「理想郷」って何だろう…1分くらい真面目に考えてみた~Pinoです^^
とりあえず、『布団の中』かな~?笑
今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~
ディストピアとは?
ディストピア (古代ギリシア語より⇒英語:dystopia )
反理想郷。暗黒世界。また、そのような世界を描いた作品。引用元: 人事労務用語辞典より
dystopia(ディストピア)の語源は、「古代ギリシア語: δυσ-(悪い、困難な)」 +「古代ギリシア語: τόπος (場所、風景)」を組み合わせたものです。
またディストピアの類語で「悪い、不道徳な」を意味する「古代ギリシア語: κακόs」を組み合わせた
「カコトピア(英語: cacotopia)」や、「反ユートピア(英語: anti-utopia)」
、あるいは日本語では「暗黒郷」「地獄郷」などとも言いあらわされます。
>参考引用:wikiediaより
今回は解説しやすくするために、まずはディストピアの類語からみてゆきましょう。
ディストピアの対義語と類語
ユートピア(英語:utopia)
空想された理想的な社会。理想郷。理想の国。
このutopia(ユートピア)はギリシャ語のοὐ (ou, 無い), τόπος (topos, 場所)を組み合わせて作られた造語で、1516年にイギリスの思想家トマス・モアが出版した『ユートピア』の中に出てくる「架空の国家」が由来です。
16世紀以降、このような「架空の国家、社会を題材とした文学」をユートピア文学と呼ぶようになりました。
このようなユートピア思想は、科学的社会主義であったマルクス主義者からは、「空想的」「非科学的」と批判されましたが
このユートピア文学の意義は、単に理想社会を褒めたたえ、自由で牧歌的な社会を描くことではなく
理想の世界を描写することにより、対照的に現実世界の欠点を浮かび上がらせることにありました。
逆ユートピア(英語:unti-utopia, dystopia)
否定的に描かれたユートピア
いわゆる今回のワードの「ディストピア」のことですが、前述のユートピアが
「現実世界の負の問題を解決した理想の社会」
として描かれるのに対し、その反対の逆ユートピア(ディストピア)は
「そうならなかった(現実世界の負の問題を解決できなかった)世界」
のことを意味します。
よってディストピア(逆ユートピア)文学は、「様々な問題を解決できなかった人類の行く末」の世界を描いた未来空想小説(SF)のジャンルで発展するようになります。
ディストピア文学の先駆けとして、この2冊をご紹介します。
●ジョージ・オーウェル『1984年』
ジョージ・オーエル/高橋和久 早川書房 2009年07月 売り上げランキング :
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【あらすじ】
〈ビッグ・ブラザー〉率いる党が支配する全体主義的近未来。ウィンストン・スミスは真理省記録局に勤務する党員で、歴史の改竄が仕事だった。しかし彼は、以前より完璧な屈従を強いる体制に不満を抱いていた。ある時、奔放な美女ジュリアと出会ったことを契機に、伝説的な裏切り者が組織したと噂される反政府地下活動に惹かれるようになるが……。
>Amazon内容紹介より
●レイ・ブラッドベリ『華氏451度』
レイ・ブラッドベリ/伊藤典夫 早川書房 2014年06月26日 売り上げランキング :
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【あらすじ】
華氏451度──この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士(ファイアマン)のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とであってから、彼の人生は劇的に変わってゆく……本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作、新訳で登場!
>Amazon内容紹介より
ポストアポカリプス(英:Post-apocalyptic)
「ポスト・アポカリプス」「アフターホロコースト」と呼ばれることもある、文学・映像作品のジャンルのひとつです。
これは「終末の後」「世紀末」の意味で、
「伝染病や核戦争などの、何らかの理由で人類が滅亡してしまった後の世界」
のことを指します。
代表的な作品としては「終末の後」の世界を描いたアニメーション作品
●「風の谷のナウシカ」
●「未来少年コナン」
「世紀末」を描いた
●「マッドマックス・シリーズ」
●「北斗の拳」
などが挙げられるでしょう。
ディストピアの世界観とは?
それでは結局、「ディストピア」とは、どのような世界なのでしょうか?
日本語に訳された時の、「反理想郷」「暗黒世界」「地獄郷」の字からは、前述のポストアポカリプス(「終末の後」「世紀末」)のような
「世界が破壊されて、人類が滅亡してしまいそうな世界」
「悪と不道徳がはびこる、恐ろしい世界」
のようなイメージが湧くかもしれませんが、
実際、SF文学の分野で周知されている定義は
「表面的には秩序だって管理の行き届いた世界に見えるが、その内実は極端なまでの管理社会であり言論の自由などがない」
世界として描かれることを「ディストピア」と呼んでいます。
しかしながら、一方では前述のポストアポカリプス(終末の後)のような世界を指す誤用も多く、一般の認識も曖昧になりつつあるのが実情です。
ディストピア飯ってナニ?
ここ数年、SNS上でこのような画像をご覧になったことはありませんか?
雰囲気に憧れて「ディストピア飯」作ってみた。
『本日は 休日です。
3等階級国民用食 を提供します。
明日の労働に備えましょう。』スピーカーから流れる無機質な声は、疲弊しきった私の心を逆なでするには及ばず、その味気もない合成肉とカロリーブロックを口に運ぶのであった。 pic.twitter.com/G1zl7o8qZo
— 歹 ※読み方は「がつ」BA2 (@koe_gatu) 2017年9月3日
たまには天然肉が食いたい #ディストピア飯 pic.twitter.com/YoExbAlaRw
— GENZ (@genz_cnk) 2018年3月19日
なんとも?面白い画像をポストしてくれていますが^^
▶ディストピア飯とは?
⇒「未来の管理型社会で提供されるであろう合成肉、合成野菜等を使った味気の無い食事」になぞらえて「加工食品を1枚のプレートに出しただけの簡素な食事」のことです。
ハッシュタグ#ディストピア飯における、ディストピア感(世界観)の意味は合ってますね!笑
現実の問題解決に取り組まないとね!
まとめ
ディストピアの意味は?
反理想郷。暗黒世界。また、そのような世界を描いた作品。
ディストピアの対義語と類語
ユートピア(英語:utopia)
空想された理想的な社会。理想郷。理想の国。
逆ユートピア(英語:unti-utopia, dystopia)
否定的に描かれたユートピア
ポストアポカリプス(英:Post-apocalyptic)
「終末の後」「世紀末」
ディストピアの世界観とは?
「表面的には秩序だって管理の行き届いた世界に見えるが、その内実は極端なまでの管理社会であり言論の自由などがない」世界
ディストピア飯ってナニ?
「未来の管理型社会で提供されるであろう合成肉、合成野菜等を使った味気の無い食事」になぞらえて「加工食品を1枚のプレートに出しただけの簡素な食事」のことを指す。
いかがでしたか?
スゴイですね~!?最後の『ディストピア飯』にぶっ飛びましたね!
でも、時々~手抜きで・・・近いの、作ってるかも?笑
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
もし、「こんな言葉を調べて欲しい」や「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
遠慮なく、↓下のコメント欄に書き込んでくださいね~☆