こんにちは!Pino(@Pinocan4)です。
世の中にあふれる「コンテンツ」という言葉、何となく~分かった気になって聞き流していませんか?←私がそうです;
今回お題の「コンテンツ」、ぜひココで~すっきり覚えていってくださいね !
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を解説してゆきましょう~
コンテンツとは?
コンテンツ(英語:contents )
1 内容物。中身。
2 書籍の目次。
3 インターネットやケーブルテレビなどの情報サービスにおいて、提供される文書・音声・映像・ゲームソフトなどの個々の情報のこと。
デジタルコンテンツ。引用元: デジタル大辞典より
contents(コンテンツ)は、英語のcontentの複数形です。
元のcontentはラテン語「中に含まれた物」の意が語源の言葉で、
- (ものの中に含まれている物質の)含有量、(容器の)容量
- 中身、内容物、内容、目次
などの意味があります。
▶なぜ複数形なの?
英語の content は、単数形と複数形によって意味が微妙に異なります。
- 単数の場合⇒「内容・中身・容積・容量・含有量」などの抽象的内容や成分量を表す。
- 複数の場合⇒「書籍の内容・情報の内容・放送の内容」などの具体的内容を表す。
したがって、映画・音楽・ゲームなどの具体的対象を総称する言葉としては、複数形の「コンテンツ」が用いられるという訳です。
一方、現代日本社会で主に使われている「コンテンツ」も、
- 内容物。中身。
- 書籍の目次、目録。
- (情報サービスにおける)文書・音声・映像・ゲームソフトなどの「情報の中身」
などの意味があります。
特に近年、「コンテンツ」と呼ばれるものは、上記3番目の
「情報サービスによって提供される、デジタル化されたデータ型の情報」
いわゆる「デジタルコンテンツ」のことを指します。
情報サービスにおけるデジタルコンテンツ
テキスト
Webサイトで閲覧したり、ダウンロードができる「ニュース」「Webサイト記事」「辞書」「小説」「漫画」などのデータ化された文字や文書。
提供される窓口は、ニュースサイト、Webマガジン、メディアサイト、電子書籍サイト等になります。
音声・音楽
Webサイトで視聴したり、ダウンロードができる「ラジオ番組」「ラジオドラマ」「オーディオブック」「音楽」などのデータ化された音声や音楽。
提供される窓口は、ラジオ配信サイト、音楽配信サイト、オーディオブック配信サイト等になります。
映像
Webサイトで視聴したり、ダウンロードができる「映画」「テレビ番組」「プロモーションビデオ」「イメージビデオ」などのデータ化された動画映像。
提供される窓口は、動画配信サイト、VOD(ビデオオンデマンド)サイト等になります。
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⇒【on demand(オンデマンド)の意味とは?VODやオンデマンド交通の解説も】
ソフトウェア
Webサイトでダウンロードができる「ゲームソフト」「セキュリティソフト」などのデータ化されたソフトウェア。
提供される窓口は、各メーカーホームページ、ECサイト(Amazon,楽天など)等、になります。
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⇒【ECとは?使用例と一緒にそれぞれのECの意味をわかりやすく解説】
どのようにデジタルコンテンツは提供されるのか?
これらの「デジタルコンテンツ」が、消費者の元に提供(納品)される方法は主に次の3つの形態となります。
- パッケージ⇒CD-ROM・DVD・BD・ゲームカートリッジ等のメディア(記録媒体)
- インターネット⇒パソコン・タブレット・スマートフォン・ゲーム端末等のデバイス。
- 放送⇒デジタル放送等。
コンテンツの使い方や使用例
例) Webマガジンでは30~40代女性向けのコンテンツが人気です。
このコンテンツは「記事内容」の意味です。
「Webマガジン」とは、そのままの意味で「インターネット上の雑誌」のことです。
よって、このコンテンツは「雑誌の中身、記事内容」を指します。
例) 従来のプッシュ型の広告から、時代はコンテンツマーケティングへと移行している。
コンテンツマーケティングとは「魅力的なコンテンツを制作・配信し続けることにより、購買者を惹きつけ、そこから契約、購入を促すマーケティング手法」の意味です。
従来の宣伝広告は、消費者がテレビやラジオから繰り返し流れるCMや、駅や電車に貼られたポスターなどのを目にすることにより、宣伝効果を上げていました。
しかし、今のインターネット時代は、従来の売り手側からの「押し(プッシュ)型」宣伝ではなく、消費者が好きな時に、好きなモノを自由に探しに行ける「リサーチ環境」に移ってきています。
よって、売り手側は
- 消費者が「魅力的」と感じるコンテンツを制作
- 動画配信サイトやSNS等で次々と配信
- 消費者がその会社、または商品の「ファン」となる。
- 何かの機会に「購入」してくれる。
↓
↓
↓
この図式の手法を「コンテンツマーケティング」と呼びます。
例) その商品が次世代のキラーコンテンツとなり得るのか?
キラーコンテンツは「特定のシステムを広く一般に普及させる原動力となるコンテンツのこと」の意味です。
この場合のコンテンツはその時の業界によりますが、元々はゲーム業界から発生した言葉です。
有名なキラーコンテンツとしては、スーパーファミコンを一気に巷に普及させた『スーパーマリオワールド』があります。
このゲームソフトをプレイしたいがために、スーパーファミコンを購入する消費者が増え、爆発的にゲーム機本体の売上が伸びました。
今ではゲーム業界に限らず、様々な分野で
「驚異的に売り上げに貢献するコンテンツ」
のことをキラーコンテンツと呼ぶようになっています。
コンテンツの類語
コンテンツの似ている意味の言葉として「メディア」や「ニュース」などがあります。
早速、それぞれの意味をみてゆきましょう。
メディア(media:英語)
媒体。手段。マスメディア。
マスメディア⇒主に新聞・テレビ・雑誌・ラジオなどの情報を発信する媒体。
ニュース(news:英語)
報道。情報。
最近の珍しい出来事、重要な出来事。また報道する番組。
↓ 意味を比べてみましょう。
- コンテンツ
- メディア
- ニュース
⇒情報サービスで提供される文書・音声・動画などの情報の内容
あらゆる”情報”の内容
⇒媒体。手段。マスメディア。
”情報”を発信するところ。
⇒報道。情報。
”最新の重要な出来事”
これらの関係を表してみましょう↓
メディア(情報を発信する媒体) > コンテンツ(情報) > ニュース(最新の重要な出来事)
まとめ
コンテンツの意味は?
コンテンツ(英語:contents )
1 内容物。中身。
2 書籍の目次。
3 インターネットやケーブルテレビなどの情報サービスにおいて、提供される文書・音声・映像・ゲームソフトなどの個々の情報のこと。
情報サービスにおけるデジタルコンテンツ
- テキスト・・・ニュース・Webサイト記事・辞書・小説・漫画
- 音声・音楽・・・ラジオ番組・ラジオドラマ・オーディオブック・音楽
- 映像・・・映画・テレビ番組・プロモーションビデオ・イメージビデオ
- ソフトウェア・・・ゲームソフト・セキュリティソフト
どのようにデジタルコンテンツは提供されるのか?
- パッケージ⇒CD-ROM・DVD・BD・ゲームカートリッジ等のメディア(記録媒体)
- インターネット⇒パソコン・タブレット・スマートフォン・ゲーム端末等のデバイス。
- 放送⇒デジタル放送等。
コンテンツの使い方と使用例
- マガジンのコンテンツ
- コンテンツマーケティング
- キラーコンテンツ
⇒「記事内容」
⇒「魅力的なコンテンツを制作・配信し続けることにより、購買者を惹きつけ、そこから契約、購入を促すマーケティング手法」
⇒「特定のシステムを広く一般に普及させる原動力となるコンテンツのこと」
コンテンツの類語
- コンテンツ
- メディア
- ニュース
⇒情報サービスで提供される文書・音声・動画などの情報の内容
あらゆる”情報”の内容
⇒媒体。手段。マスメディア。
”情報”を発信するところ。
⇒報道。情報。
”最新の重要な出来事”
いかがでしたか?
巷にあふれている「コンテンツ」、このワードも情報化社会にふさわしく、使い勝手のよい言葉になりつつありますね~
「内容、中身」で覚えておきましょう!
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
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