サマータイムレンダ
「サマータイムレンダ」公式Twitterより

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2022年4月14日(木)より放映スタート、2クール全25話を駆け抜けたサマータイムレンダ
好評のまま最終回を迎え、多くのアニメファンを魅了した傑作となりました!

原作は田中靖規氏によるWebマガジン「少年ジャンプ+」で連載され、累計1億3,000万PVを誇る大人気コミック『サマータイムレンダ』

ミステリー、サスペンス、ホラー、ファンタジー、そしてSF要素まで盛り込んだ本作は、毎週の更新が待ちきれないファンが続出!

2021年に全13巻で完結した後も、その人気は衰えることなく、更なるメディアミックス化として今回のアニメ化、リアル脱出ゲーム化、そして実写化も予定されています。

今回はタイトルの『サマータイムレンダ』の意味影の正体を考察しながら全話あらすじを最終回までネタバレありでお届けします!

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『サマータイムレンダ』の意味とは?

最初、タイトルの『サマータイムレンダ』を見た時、「サマータイムは分かるけど・・・レンダって何?」と思いました。

語呂も良いし、特に深い意味は無いのかな?それとも英語の慣用句?と思いつつ・・・スルーしてきましたが、やはり用語集サイト管理人としては、気になったので!がっちり調べてみましたよ。

「サマータイム+レンダ」

実はこのタイトル名は原作者:田中靖規氏が考えられた造語です。

  • Summer=夏
  • Time=時間、時期、期間
  • Render=与える、返す、描写する、変換(出力)する

サマータイム(Summer time)は、そのまま「夏の時間」の意味ですね。

ではレンダは、どのように訳せばよいでしょうか?

「レンダ」は「レンダリング」から

レンダ(Render)は前項のような「与える」「返す」の意味もありますが、コンピュータ用語の「レンダリング」を指すこともあります。

【レンダリング:rendering】
情報やデジタルデータを、コンピュータプログラムの演算によって可視化、つまりディスプレーに表示させることにより、その内容を把握できるようにすること。「表現」「演出」などの意味をもつ英語で、日本ではおもにコンピュータ用語として使われる。狭義では三次元コンピュータ・グラフィクス(3DCG)のデータを生成して可視化することをさす。
>引用:日本大百科全書より

これは原作者の田中靖規氏が、あるインタビュー記事の中で答えています。

ゲーム用語で「リアルタイムレンダリング」って使うじゃないですか。コンピューターがCGを描写するレンダリングのように、夏の時間を慎平が見ているという意味で名付けました。

>参考引用:コミスペ!インタビュー記事より

さまざまな情報(データ)を元に、ある画像(CG)を描写して創り上げてゆくことレンダリング

それと同じように、慎平が持っている能力で夏のある一定の時間をレンダリングしている、というイメージから、このタイトルになったとのこと。確かにSF的要素が随所に感じられる本作にはピッタリですね!

また、人間を殺して入れ替わる「影」の描写にも、ドロドロとしたホラー描写というよりは、あっさりとした表現が使われているのは、この理由から↓

「スキャンして分子構造を解析、粒子を組み替えているというイメージ」とのこと。

━━なるほど。

これもタイトルのレンダリングを意識したイメージ、本作らしさが出ていますね。

原作コミック↑は全13巻(完結)発売されています!
この潮と慎平の表紙イラスト大好きです♥

「夏の時間」レンダリングする慎平の右目とは?

管理人は原作未読なので・・・慎平の「青い右目」について、何も知りません。

けれど、この右目の能力のおかげでレンダリングができて過去へループできる?と思ってるのですが、どうなんでしょう。

初回第1話「さよなら夏の日」の冒頭、島に帰る船で慎平が見ていた夢の中で・・・潮が「目をつむって」と彼の目を触るシーンがありましたよね。

あの時に、潮が彼に「(彼女の)青い右目=能力」を授けてくれたのでは?と思っています。彼女が元々、持っていた能力なのか?はたまた、彼女が死んだ後に何らかの方法で獲得した能力なのか?

いずれにせよ、潮が一連の「影による殺人」の真相解明のために、慎平に渡したのだと推測します。

アニメ「サマータイムレンダ」各話あらすじと感想

アニメ「サマータイムレンダ」の各話あらすじと簡単な感想を書き連ねてみます。

第1話「さよなら夏の日」

サマータイムレンダ第1話

幼馴染・小舟潮の訃報を聞き、和歌山市『日都ヶ島』へ2年ぶりに帰郷した網代慎平。
葬儀に参列した慎平は、親友の菱形窓から「潮には他殺の可能性がある」と打ち明けられる。
さらには潮の妹・澪までも潮は殺されたと訴える。
日都ヶ島には、自分と同じ姿の「影」を見たものは死ぬという伝承があった。
生前、澪は潮の「影」を見たという――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

第2話「影」

澪の「影」に頭を撃ち抜かれたはずの慎平だったが、意識が戻ると日都ヶ島へ向かうフェリーの中にいた。
その後も「撃たれる前と同じ」出来事が繰り返される。
一人思案する慎平は、島の駐在・凸村が澪に包丁で刺し殺される現場を目撃。
さらには殺された凸村から、凸村の「影」が生成される様を目の当たりにする。
眼前で起こる出来事にショックを受ける慎平の前には、包丁を持つ澪の姿が――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

第3話「漂着」

「影」の澪に刺された慎平はまたも7月22日を繰り返す。
「影」の真相を探るため、潮の葬儀翌日に一家失踪した小早川家を訪ねる慎平は、潮の事故のきっかけとなった少女・小早川しおりの「影」と遭遇するのだった。
一命をとりとめた慎平だったが、手詰まりになり全てを窓に打ち明けることに。
日は変わり7月24日、日都ヶ島夏祭り。束の間の穏やかな時間を過ごす慎平だったが――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

第4話「未視感(メジャブ)」

サマータイムレンダ第4話

夏祭りの夜、慎平の前に現れた潮の「影」。
他の「影」とは異なり、まるで生前の潮本人のように振る舞う彼女に混乱しながらも、もう二度と会えないはずの潮との会話に慎平は喜びを隠せない。
「影」を警戒する澪や窓に見つからないように慎平は潮を隠すが、妹たちに会いたいと不満げな潮。
その後、窓たちに合流する為ヒルコ様に向かう慎平の前に「影」の澪が再び姿を現す。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

え、ええーーーー!!!??
そうか、影は「生きてる人間」もコピーできるんだ…
そうだよね、澪を殺したセーラー服姿の澪の影。そして、コピーした時点までの記憶を持っている。
━━怖い。コワイですよーこれは!
「メソポタミア文明」の暗号も通じない…笑

↑のポイントに加えて重要なファタクターもいくつか出てきましたね!

  • 影の中に裏切り者がいる
  • 「お母さん」と呼ばれる何かが・・・?

第5話「渦」

慎平の危機を救ったのは、フェリーで同乗した女性だった。
彼女は慎平が敬愛する作家・南雲竜之介を名乗り、「網代慎平」を助けに来たという。
さらに彼女は、「影」についての数多の知識を持ち合わせていた。
一方、夏祭りの会場内では「影」による大虐殺が行われていた。
慎平は助けに向かうも、次々と殺される友人たち。
やがて「影」は島中の人々を飲み込んでいき――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

第6話「軌道共鳴」

サマータイムレンダ第6話

四度目の7月22日。
慎平とフェリーで出会い、彼に「南雲竜之介」の名を語った女性・南方ひづる。
彼女もまた日都ヶ島を故郷としており、携帯電話に残された謎のメッセージを解明するため、14年ぶりに帰郷していた。
「影」そして「ハイネ」の存在を知るひづるは、猟師の根津と合流し、島民の多くが「影」と入れ替わっている事を知るのだった。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

今話は「南雲ひづる視点」からの展開でしたね。

銀次郎さんの銃といい、ひづるの大ハンマー?といい…とりあえず「影」にダメージを与える武器がある、というだけで救われます。

第7話「仇敵」

サマータイムレンダ第7話

慎平がまとめたループの記録を読み、彼の身に起こっていることが事実であると判断したひづる。
かつて彼女は慎平の話を信じる根拠となる経験をしていた。
「影」に姿を知られるリスクを冒さないよう多くを語らないひづるだが、慎平に力を貸すという。
小早川一家の「影」を倒すため、小早川家に向かう慎平、ひづる、根津。三人はしおりの「影」の捕獲に成功するが――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

いや、今回も体感5分な激動の展開でしたね!
南雲ひづると弟の竜之介の関係…そうきたかー!って感じで面白かったですね!鼻血w

回を追うごとに「影」の実態が分かってくる点と…さらに謎が増える点と。いたちごっこのようだけれど・・・ひとつひとつ検証して解明してゆかなければ。

今話も素晴らしい作画でしたが・・・とにかくベテランくぎみゅ(釘宮理恵さん)の怪演が光りましたね!しおりちゃんの笑い声に鳥肌たちましたもん!!泣

  • コピーされた影を消せば生き残った本体に免疫ができる(二度とコピーされない)
  • 影の実体に3か所釘?を打ち込めば捕獲できる
  • 彼らは何処かに「帰ろう」としている

第8話「メメント」

一周目で現れた澪の「影」を倒すべく、ひづると根津が見守るなか小舟家へと戻った慎平。
しかし、まだ「いるはずのない」潮が現れる。潮は、慎平と同様24日の夏祭りからループしてきていた。
突然の出来事に驚く慎平は状況を整理しようとするが、突如予定外に澪の「影」の襲撃に遭う。
潮の助けで絶命を免れた慎平だが、代わりに潮が腕を切り裂かれてしまう。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

第9話「流れよ我が涙」

サマータイムレンダ第9話

潮の遺した携帯電話に残された一つの動画ファイルには、潮と潮の「影」が二人一緒に写っていた。
出会ってから動画を残すに至るまでの出来事を語り始める二人の潮。
自身を”本物”だと疑わない潮の「影」に戸惑う潮だが、やがて協力して「影」の真相を探るようになる。
動画をみて全ての記憶と力を取り戻した潮の「影」は、慎平たちに潮が死ぬ間際の追体験をさせようと試みる。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

とうとう、ふたりの潮が出会いましたね!
そして、どちらも本当にまっすで素直な潮らしい・・・本物の潮も認める影のウシオ

「どっちでもええか。どっちも私やもん」

これは涙流れるわ…

またまたラストのくぎみゅ(釘宮理恵さん)…しおりちゃんにゾッとさせられましたね!いや、しおりちゃんを通して干渉してきたハイネなのか…?

第10話「闇の中へ」

サマータイムレンダ第10話

潮の死の真相を知った慎平。
潮と潮の「影」が残した動画から、「影」に関する手がかりがタカノス山にあると考える。
そこには、窓の実家である菱形医院の旧病棟があった。
旧病棟へたどり着いた三人の前に、院内に鎮座するヒルコ像と、さらにその奥に地下壕へと続く隠し扉が現れる。
奥へ進もうとする一行だが、隠し扉には鍵がかかっていた。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

幼い頃の慎平と潮の約束
これは・・・実質プロポーズってことでOK?

第11話「食餌の時間」

サマータイムレンダ第11話

影に囲まれた慎平、潮、窓。しかし、「影」が狙うのは潮ただ一人だった。
その頃澪は、凸村とともにしおりの「影」を目撃、その足取りを追っていた。慎平の居場所としてマンホールの下を指すしおりの「影」。澪たちはしおりの「影」を追う。さらにその姿を、ひづる(竜之介)と根津が目撃していた。
なんとか窮地を乗り越えた慎平たちの前に現れたのは、意外な人物だった――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

島の地下に存在する洞窟で生息する「影たち」
これが帰ろうとしていた世界?

そして、祭の夜から気になっていた細い目の彼女が、とうとう…
ハイネの元に連れてこられた潮と慎平、そして窓は・・・どうなる?

第12話「血の夜」

サマータイムレンダ第12話

これまで、「食餌」と称しヒルコ様に死んだ人を与えてきたと語る窓の妹・朱鷺子。
ヒルコ様とは、夏祭りの日、日都ヶ島神社に現れた「大きな影」が「オカアサン」と呼んだ着物の少女・ハイネのことだった。
朱鷺子は「影」を操り、慎平たちの計画を阻もうとする。
そんな中、「大きな影」が現れて、澪を人質にとる。
「大きな影」は慎平を生かしながら夏祭りの日を迎えることを目論んでいた。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

洞窟内に響き渡る朱鷺子の叫び
兄の窓だけが知らなかった代々続く「ハイネへの供物」

祭の夜の台詞から朱鷺子が何かしら影に加担しているのだろうとは思っていましたが…祖父の代から続いていたとは。

怒りと絶望の表情を見せながらも妹をかばって凶弾にたおれる窓。そして、指を落とされた慎平の苦悶の声には…耳をふさぎたくなりましたよね;

そんな絶体絶命から…潮と慎平が見せる「人間なめんな!」の行方は…?
いや~毎回最後の「引き」が最高です☆

第13話「トモダチ」

サマータイムレンダ第13話

五度目の7月22日。
意識が戻ると、ひづるが慎平をタイムトラベラーであると確信したタイミングだった。
潮の力でこれまでの体験をひづるに伝えると、慎平を信じてともに行動することを決める。
しおりの「影」を確実に仕留めるために一行は小早川家へ向かうが、ひづる(竜之介)が予想外に襲撃されてしまう。
全滅した慎平は六度目を迎えたと思ったが、14年前の世界――ひづるの記憶の中にいた。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

はじめて登場の窓、朱鷺子のお母さん↑
このお母さんを生かすために・・・

ループした慎平と潮は、南雲先生たちと共闘。しおりちゃん(ハイネ)を仕留めるために「あの早朝の小早川家」へ乗り込みますが…しんどい展開;

次へループした2人は、なんと過去の南雲姉弟を見つける。姉が古い医院で出会ったトモダチとは?

第14話「to be/not to be」

かつて友人だったひづるとハイネ。しかしある日、ハイネが“空腹”に耐えられず暴走してしまう。
過去に起きた一連の出来事により、ひづるの中で竜之介が生きるようになるまでが明かされる。
ひづるの記憶の中にいた慎平と潮は、気が付くと小早川家突入前に戻っていた。
作戦は中止、その夜日都ヶ島小中学校に窓たちを集めた慎平は、潮の力でそれぞれにこれまでのループを追体験させていった。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

根津爺の若い頃キター!!
この時に1度コピーされ、その影を竜之介が始末したので・・・彼は大丈夫なんですね。

でも、体育館でハイネ達を先回りしていたハズの慎平がループしたとなると・・・⁉
もう毎回「ええー!?」って感想しか出てこないよ…;

第15話「ライツ カメラ アクション」

体育館で仲間達の結束を深めた慎平だが、「影」に狙撃され突然七度目のループに突入する。
慎平がループを重ねるごとにその始点が徐々にずれていることに気が付いたハイネは、慎平を完全に排除する方法に作戦を修正していた。
その夜、シデを倒すために慎平たちは日都ヶ島小中学校へ再び集う。
多数の「影」を引き連れてやってきたシデ。「影」対慎平たちの総力戦が始まる――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

スタッフも言及していたとおり今回山場の第15話!
前回、慎平が狙撃され失敗したことを教訓に今度はハイネ、シデ達の裏をかく作戦を実行するが!?
影の圧巻のコピー能力・・・そして、ラスト!澪のコピーは?

毎回の脚本・演出の凄さ、作画の美しさは言うまでもなく。しかし・・・今回のアクションシは、さらに神がかってました!特に竜之介が廊下で影たちと戦うシーンは鳥肌立モノでした☆

第16話「オリジナル」

シデ率いる「影」たちの総攻撃に耐え、無事生存できた慎平たち。
そんな中、澪は自身の「影」を仲間にすることを提案。潮の力により、澪の「影」を引き入れることに成功する。
澪の「影」や朱鷺子の話を手掛かりに、菱形医院に向かう一行。
しかし、家の中は空っぽ状態で、あらゆるものがなくなっていた。
医院内のヒルコ洞へ続く参道へ進むと、窓の両親の姿があった。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

潮がハイネの影響を取り除いた影澪は、ハイネと影の関係の知る限りを話してくれました。
オリジナルの澪よりもサッパリとした男気溢れる?彼女・・・けれど慎平をはじめ、皆はまだ信用できない。

全ての謎を知るであろう菱形医院長の家へ向かったのだが、そこには…?
もう、夜の病院の雰囲気だけでホラー映画ばりの怖さです…震

そして、最後の医院長の妻(窓と朱鷺子の母)のセリフ…ED曲かぶせてきたらアカンやろー!もちろん号泣しました;

第17話「決断」

窓の父であり、菱形医院の院長・菱形青銅からシデの正体を聞いた一行は、医院で束の間の休息をとる。
翌朝、「影」の気配を辿りながら、慎平と潮は島に潜む「影」の駆除を試みる。
「影」に襲われながらも、危機にさらされた子どもたちを救った慎平たち。
その後慎平が向かったのは、ヒルコ様――日都神社、すべての始まりの場所だった。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

今話は…「過去との決別」のエピソード

根来さんの妻、慎平と潮の恩師…愛する者、慕っていた師の影を自らの手で消さなければならない辛さ。
そして最後は…いよいよ影の病の発祥地ヒルコ神社へ赴く慎平だったが・・・?

第18話「対面」

日都神社へやって来た慎平は、宮司の雁切を訪ねる。慎平が雁切に見せた70年前の写真には、今と変わらない雁切の姿がいた。
彼こそが菱形医院の初代院長・菱形紙垂彦=「シデ」であると問い詰める慎平。
やがて亡くなった両親の仇でもあることを知った慎平はシデを倒そうとするが、「影」ではなく人間である紙垂彦の殺害に躊躇ううちに、雁切の姿にある違和感をおぼえる。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

毎回、こんなに「絶望」を更新してくるのって・・・ありえーん!
いや、ありました。「進撃の巨人」と同じ脚本家(瀬古さんね)でした…あり得る、あり得る。←?

今回はまた面白い構成で話が進みましたね。シデとの対面、対決・・・過去にループしてきた慎平の記憶から、この対面へと繋がる、南雲や根来との会話が辿れる演出。

未読なので原作に↑のシーンが入ってるのかは不明ですが・・・アニメでは、十分見ごたえのある構成になっていました!

8度目?のループをした慎平の横に・・・もう潮の姿はありませんでした;泣

第19話「メイドインブラック」

サマータイムレンダ 19話

潮を失った慎平たち。絶望的状況のなか、雁切とハイネが新たな動きを見せる。
慎平からの連絡により潮の死を知った澪とひづるは慎平が指定する合流地点へとそれぞれ向う。
窓とともに“慎平”の元へ向かった澪を待ち構えていたのは雁切だった。
一方、ひづるが向かった先には“慎平”が待っていたのだが――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

潮を失い、ループした世界で絶望している慎平の前に、烏の姿をしたハイネが舞い降ります。
影に囲まれ窮地におちいった慎平を救ったのは…潮にあげた貝のネックレス?

一方、慎平をスキャンして彼の影をあやつるハイネは携帯電話で南雲たちと澪たちをそれぞれ島の別々の場所に呼び出すのでした。

しかし、その慎平の携帯電話からの連絡を100%信用できない南雲は、単身指定の虎島へと渡りますが…

ループ8周目、すでに頭の中がこんがらがってます;
こんなの落ち着いて「俯瞰」できないよ!

今話、面白かったのは南雲先生の中で姉と弟が対話できたところ。あまりの嬉しさに狂喜する竜之介に呆れる姉:ひづる。生前もこんな感じの姉弟だったのでしょうねw

さあ、リミッターを外せ、と指示した竜之介は南雲の身体を使って、どう戦うのか⁉

 

第20話「All is (not) lost.」

激闘を繰り広げるひづると雁切。朱鷺子が操るギルとロズも加勢し戦いはさらに激しくなっていく。その一方で慎平と澪の「影」は、もう一人の雁切の元へ向かう。
澪の「影」が紙垂彦を迷わず刺殺するが、その後「影」の気配をたよりに移動すると、息絶える寸前の朱鷺子の姿が。ひづると根津に救われたと語る朱鷺子は、すぐにひづるたちの元へ行くよう慎平に懇願するが――。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

影の力を駆使して人外な能力で闘う竜之介と、言葉巧みにハイネとシデの関係を揺るがせようと知略戦を挑む、ひづる。

しかし、リミットを外して戦う、ひづるの肉体は限界が近く…って!これは?全話のフラグが・・・!?

慎平が皆を助けるために自分の頭を撃ち抜き、ループしてゆくのだけど。
ループにも限界があり、とうてい「全ての人」を助けることはできない…

南雲先生の台詞に涙した回です…
「どれだけ長く生きたか、じゃない。いかに命を使い切ったか、だ。」

第21話「網代慎平の一番長い日」

ひづるの死に絶望する慎平の前に現れた菱形青銅。青銅との会話の中で、慎平はシデに関する新たな手掛かりを得る。シデは、自らの死体を保管して肉体のスペアとしていた可能性があった。
さらに慎平は、日都ヶ島夏祭り当日――7月24日、まだ何も知らない潮が帰って来ることを思い出す。潮復活の兆しが見えるが、ハイネと雁切もまた潮をとらえようとしていた。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

潮が消え、南雲先生も失った慎平は雨の中、ずぶ濡れのまま海岸に立ち尽くしていましたが…
菱形との会話、影澪の気づき、仲間の想いに助けられて慎平が思い出した24日、花火の夜に帰ってくる潮。

ここで!最強の味方が・・・復活!?
ラストはバトル漫画並みの爽快なヒロイン帰還でした☆

個人的に、お気に入りは澪ちゃんの告白シーン。甘酸っぱい青春の風が吹き渡っていましたね~♪影澪とのやり取りも毎回ツボですw

第22話「帰還」

潮の「影」が残したネックレスを握り、全ての記憶を受け継いだ「一度目の潮」。
慎平の目論見通り潮は完全復活を遂げた。迫りくる雁切に対して正面突破を試みる潮。
しかし、それを冷静に押し止める慎平。潮を無きものにすべく対峙した雁切とハイネに問いかける慎平。
「どっから来たと思う。オレが」ハイネ達が慎平の本当の「確信」に気付き驚愕する。
ヒルコを叩く最善手へと慎平はその銃口を向ける!
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

完全復活の潮!彼女が登場するとバトル物並みの元気がもらえますねー!突っ走るあたり、直情径行型の主人公のようですw
俯瞰する慎平と冷静に押しとどめる影澪が大人や…笑

「出たとこ勝負」の作戦でシデ、ハイネを仕留め、影の澪や潮が消える…と思いきや。慎平と潮の目に異変が…!?
潮の渾身の攻撃に一瞬のためらい…あそこで先生のセリフが蘇るとは;

また絶望が更新されるのか?泣

第23話「常夜」

ヒルコに突き立てた潮の拳はハイネの叫びと共に岩壁を砕いた!しかし、そこにはまだハイネの気配が漂う。
共鳴する潮と慎平の右目。確かに倒したはずのシデが不死身の如く再び目の前に現れる。
潮の持つ「観測者の目」の新たな覚醒を鋭く感じ取り、それを奪うべく決戦の地へと誘う雁切。
切り開かれた闇の先へと慎平と潮は固く手を取り合い突き進むのだった──。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

第24話「Summertime re-rendering」

刺し違える覚悟で雁切を攻撃する潮だが、その本体は現世にあり、完全に鎧を消し去らなければ勝利できないことを知る。
そのためには、潮のハッキング能力をシデにぶつけるしか方法がなかった。
シデとの激闘!互いを庇いあい闘う慎平、竜之介そして潮。
ハッキング準備が完了するまでの時間は2分間。永遠とも感じる高密度の時間軸を生き抜けるのか…。
最後の戦いの幕が上がる──。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

第25話「ただいま」

 

シデを倒し、すべてを終わらせた慎平。そして、「影」である潮は消えてしまうのだった――。
新たなる7月22日、目を覚ました慎平、そこはフェリーの中だった。和歌山市・『日都ヶ島』へ二年ぶりの帰郷。
海へ行ったまま帰らない猫の鳴き声と潮騒の記憶。故郷の波止場に立ち思いをめぐらせる慎平。
慎平は少しの違和感を覚えつつも平和な時間が過ぎる。夏祭りの準備で活気づく島内、慎平と潮はついに再会を果たすのだった――。
あまりに短い夏だけで、彼らは何を残していけるのかな……。
アニメ「サマータイムレンダ」公式サイトより

何度もループしたフェリーの「あの時間」に目を覚ました慎平。
24話まで絶望の更新を見続けた視聴者はドキッとしますよね;

南雲先生との出会いに涙した慎平は、港へ迎えに来た澪や窓、朱鷺子と会って皆の無事に妙な安堵感を覚えます。そして2年ぶりの帰省を彼に促したのは…潮でした。

一昨日に見た奇妙な、そしてよく思い出せない夢をひきずりながら…島をめぐる慎平。
コバマートで店番をする、しおりちゃんや島の小学生たち。南雲先生に奇妙な夢の話をしているところに現れたのは南雲先生の弟の竜之介と娘のハイネ。その少女の姿を見ながら不思議な感覚を覚える慎平なのでした。

砂浜で落とした潮の貝殻のネックレスを探し当てた慎平は潮も同じように一昨日の晩、奇妙な夢を見たことを知ります。

祭りの夜、懐かしさと安堵と、そして切なくなるような哀しさと。様々な感慨にとまどう慎平でしたが、潮の待つ浜辺へ言われたとおり、たこ焼きを買って向かいます。

「え~これだけ?」
買ってきた一舟のたこ焼きを見て言った潮のセリフに「どんだけ食うねん」と笑う慎平。

えーだって、10個でも100個でも食べさせちゃる、って言うてたやん、という潮のセリフにハッとする慎平もまた…そのシーンを思い出すのでした。

海から打ちあがる花火。そっと慎平の胸に頭をつけた潮が「おかえり、慎平」と囁きます。
その小さな頭の上に顎をのせて彼も答えるのでした。
「ただいま」

※画像は「サマータイムレンダ」公式ツイッターより

「影」について考察してみる

これを書いているTVアニメ第2話時点、情報が少なすぎます…;←いきなり降参?

第2話「影」の中で分かったことは

  • 島に古くから伝わる影の伝説がある
  • 影を見た者は死ぬ
  • 殺した者から影(コピー?)が作れる
  • 影には意志があり、元の人物から知識・能力もコピーできる?
  • 影同士に仲間意識がある(連携できる?)

という、あたりでしょうか?

追記*10話近くまで視聴したので再度、考察↓

  • 郷土に古くから根付く呪い
  • 太古の昔から地球に棲む異種生物
  • 宇宙からきた地球外生命体

と↑予想してましたが・・・影は郷土に根付く神様?

追記*16話視聴後
菱形医院長の言葉から分かったこと。
ハイネは海の底深く、人がけして行けない場所からやってきた。そして・・・今、自分の大切な人達を「影」にコピーして、彼らと一緒にその故郷へ帰ろうとしている。
そこは寿命にとらわれることのない(時間の概念のない?)永遠を生きる場所。

第18話の南雲先生の予想からすると・・・やはり、宇宙から来た「地球外生命体」の可能性⁉

SF小説や映画では、いくつか似た作品がありますね。アニメ作品で言えば…「不滅のあなたへ」が近いかも?
↑は死にゆくものの姿を獲得するので、オリジナルと共存することは無いですけれどね。(←2022年秋にシーズン2がきます!)

残り5話を残して、だいぶヒルコ様の正体が分かってきましたが、まだまだ謎はありますね。
とにかく毎回の「ひき」が完璧で、はやく次のエピソードを見たい!と思わせる作品

全25話、このクオリティで完走すると歴史に残る神作品になりそうです☆

「サマータイムレンダ」の意味とあらすじ感想まとめ

今回はタイトルの『サマータイムレンダ』の意味と、本作のキーとなる慎平の右目、そして影の正体を現在視聴済のエピソード内で考察してみました。

「レンダ」の意味はコンピューター用語の「レンダリング(情報を元にCGを描写して創り上げる)」が由来でした!

まさに慎平の目を通して「あの夏の時間を(過去と現在を行き来しつつ)創り上げる」という本作にピッタリのタイトルですね☆

原作ファン待望のTVニメ『サマータイムレンダ』
人気作が勢ぞろいする2022年春・夏アニメの中でも注目の本作でしたが…前評判を裏切ることなく、全25話素晴らしいクオリティで駆け抜けました!

原作の面白さを見事に描き出した演出と作画陣、そして毎話の絶妙な「引き」を構成してくれた脚本、さすが!としか言いようがありません。
そしてその映像をより高めてくれたのは最強の声優陣でしょう。特に主人公、慎平を演じた花江夏樹さんの力演。近年の声優界をけん引している一人なのは間違いないですね!

このアニメ史に残るであろう名作をリアルタイムで視聴できたこと、本当にうれしく思います!
未視聴の方はぜひ、全25話を一気見で。視聴済のファンも何度でも楽しめる作品ですね☆

最高の作品を作り上げてくれた製作陣に感謝します!

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