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いよいよ本日2022年2月2日に「クラッシャージョウ」シリーズの最新刊「コワルスキーの大冒険」が発売されます!

これは主人公のジョウ達が活躍する本編シリーズではなく「虹色の地獄(劇場版のノベライズ)」「ドルロイの嵐」に続く別巻3巻目となります。

約5年ぶりのシリーズ新刊を待ちわびたファンも多く「21世紀にCJの新刊が読めるとは!」「長生きして良かった…」と今年で45周年を迎える長寿シリーズならではのツイートも.笑

そういう管理人もファン歴40年誇る?ガチなオタクなので・・・今回は

  • 「クラッシャージョウシリーズ」それぞれどんな話?
  • 昔読んだけど各巻のあらすじが思い出せない…

という方のために、サクっとあらすじと感想(読みどころポイント)をご紹介します☆

なお「クラッシャージョウって何?」という超初心者の方には前回の記事をどうぞ!

 

クラッシャージョウ・シリーズとは?

作家:高千穂遙(たかちほはるか)氏のデビュー作でもあるスペースオペラ小説

第1巻「連帯惑星ピザンの危機」の刊行は45年前の1977年で、最新刊「コワルスキーの大冒険」を含め本編13巻、外伝3巻を含む人気ロングセラー作品です。

1巻「連帯惑星ピザンの危機」

〈クラッシャージョウ・シリーズ1〉

2161年、恒星間航行を可能にした人類は銀河系全域に進出し、8000におよぶ独立国家の連合体、銀河連合を作りあげていた。その開発の尖兵となったのがクラッシャーと呼ばれる集団だった。依頼があれば、航路の整備から惑星改造にいたる危険な任務を請け負う宇宙のなんでも屋である。その中でもトップクラスの腕利きであるジョウは、反乱の起こった連帯惑星ピザンへと、王女の依頼で、自らのチームを率いて向かうことになる。

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感 想

 

高千穂氏のデビュー作。所々に新人の気負いを感じるけれど…次々と襲いかかる危機や、生き生きとしたキャラクターの描き方は高千穂流エンタメ要素たっぷり。最初はお姫様然としていたアルフィンがだんだんお転婆に(本性暴露?)なってゆく様がチャーミングで面白いのです。クラッシャーの人情的なところと無茶っぷりを紹介、そして仲間が揃ってシリーズスタート!と文句なしの初刊。

個人的には改訂前(緑背ソノラマ版)の大団円で終わるラストの方が好きです。

読みどころポイント

 

  • 「眠れる宇宙船の美女」を見つけるクラッシャー
  • のっけから大ポカやらかす姫
  • ガンビーのとタロス&リッキーのわちゃわちゃ感
  • 立派な?クラッシャーに育つアルフィン
  • ジョウ達の銅像まだありますか?

【個人的評価 ★★★★ 】

2巻「撃滅!宇宙海賊の罠」

〈クラッシャージョウ・シリーズ2〉

惑星改造技術の発達により、人類が居住できなかった惑星にも植民が可能になったため、それまでの惑星国家は、ひとつの太陽系がひとつの政府に統治される太陽系国家へと生まれ変わっていた。そんな太陽系国家のひとつタラオの大統領から、直接ジョウのチームに、銀河系の至宝と呼ばれる稀少動物、ベラサンテラ獣の護送という依頼があった。予想される宇宙海賊の襲撃を避けるため、ジョウはアルフィンに陽動作戦を命じるのだが。

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感 想

 

デビュー2作目?と思えないほど「筆がノリはじめた」高千穂節。小気味よいテンポの会話が出てくるのもこの頃から。

王女の経歴を活かしての陽動作戦はドキドキだし、スペオペには必須の宇宙海賊、そしてコワルスキー大佐も登場の贅沢な巻です。一難去ってまた一難の宇宙冒険活劇にグイグイ引き込まれ、あっという間にラストに。でもホッと一息つく間もなく・・・と、次巻への渡しもカンペキな第2巻と言えるでしょう。

読みどころポイント

 

  • バラ色ロングドレス姿のアルフィン嬢
  • コワルスキー大佐との最悪の出会い
  • リッキーのサラーンの「トラウマ」はここから
  • 生傷男VSジョウ

【個人的評価 ★★★★★ 】

3巻「銀河系最後の秘宝」

(クラッシャージョウ・シリーズ3〉

ジョウたちが発見した難破宇宙船には瀕死の老人が乗っていた。彼は「銀河系最後の秘宝」という謎の言葉を遺して息絶える。その直後〈ミネルバ〉は正体不明の円盤機群に襲撃された。老人から託された暗号データを解読すると、それは、銀河系最大の富豪、ドン・グレーブルからジョウへの仕事の依頼だった。彼はみずからが築きあげた巨万の富にかかわる秘密を明らかにし「銀河系最後の秘宝」の探索を依頼してきたのだった!

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感 想

 

派手なドンパチ、スペースチェイスとスペースオペラの醍醐味を存分に味合わせてくれた前巻から一転。宇宙を彷徨う避難艇に乗る老人はジョウに依頼と共にマイクロカプセルを託して息を引き取ります。正体不明の円盤機群、ハイウェイでの攻撃、そしてメインパイロットのタロスの腕が・・・と、息もつかせぬ展開ながらも不穏な空気が物語全体を重々しく覆います。その流れはラストの謎解きへと繋がり、最後のジョウの一言はハードSF並みの重みが…泣 本作はカセットブックでも販売されたこともあり、ジョウのラストの台詞を竹村拓さんの声で聴けたときは・・・鳥肌が立ちました!

高千穂遙氏がSF作家だと再認識した一作、私のイチオシ巻です。

読みどころポイント

 

  • ハイウェイの襲撃シーン
  • オオルル人のメ・ルォン
  • 儀式中のマスクアルフィン
  • 殺戮兄弟とゴードン
  • コワルスキー大佐ああぁぁあ!!

【個人的評価 ★★★★★ 】

4巻「暗黒邪神教の洞窟」

〈クラッシャージョウ・シリーズ4〉

休暇中のジョウたちに緊急の依頼があった。誘拐されたとおぼしき、ある少年の捜索だった。少年の乗った客船は、本来の航路から行方不明になり、発見された時にはすべての乗客乗員が惨殺されていたのだが、その少年だけはついに見つからなかったという。彼の名はクリス。天使のように美しい絶世の美少年であった。ジョウは、クリスがノートに描き残した悪魔の紋章を手がかりに、暗黒邪神教という謎の組織にたどりつくのだが。

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感 想

 

2巻で派手な宇宙戦&スペースチェイス、3巻で重厚なハードSF感。そして…今回は美少年の誘拐事件が絡んだエスパーもの。いつも思うけれど…高千穂氏の「美」に対する表現がとても視覚的なんだけど描写が美しくていろいろ妄想してしまいます。「神々の造形の」とか「絹糸を思わせる」とか・・・映像化難しそうだよなぁ、とついつい余計な事を.笑

この巻で酒乱ぶりとスピード狂ぶりを露呈したアルフィンは今までのヒロイン像をブチ破ってくれて本当に好き♥ この辺りから原作者の「スプラッター好き」が出てきます。悪魔の爪を背負わされたジョウの凄惨シーンは・・・あまり想像しないように!6巻、7巻はもっと衝撃ですから…;

読みどころポイント

 

  • ジョウとアルフィンのイチャイチャ?in ビーチ
  • 大当たりレイスとの軽快なやりとり
  • アルフィンの酒乱&スピード狂発覚
  • バードとタロスの再会
  • ソニアちゃん可愛い

【個人的評価 ★★★★★ 】

5巻「銀河帝国への野望」

〈クラッシャージョウ・シリーズ5〉

銀河系全域に広がる独立国家の連合体である銀河連合。その目的は、一国家にかたよらず全人類の繁栄と安全を守ることにあり、銀河標準暦で四年に一度、銀河連合首脳会議が持たれることになっている。それに出席する連合主席の護衛が、連合宇宙軍を差し置いてジョウに依頼された。しかし入念なコースの下見を終えた彼を待ち受けていたのは、全く身に覚えのない犯罪の嫌疑だった。執拗な追手をかわしながらジョウの反撃が始まる!
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感 想

 

巻が進むごとに需要で個性的なキャラクターが登場してくれるのがシリーズ物の醍醐味。コワルスキー大佐、バード中佐、そして今回はとうとうジョウのお父様、ダンの登場!!ジョウの〇十年後は、こんな渋いオジサマに・・・と妄想するのも楽しい♥ 今回も2巻を彷彿とさせるスペースチェイス、それも「指名手配犯」として銀河連合軍に追いかけられるという最悪なパターンだけれどジョウ達に手を差し伸べてくれる人達も…!魅力的なキャラクターが次々でてくるけど、すぐに死んでしまうのが高千穂作品のツライところ.泣

本作も息もつかせぬ展開に謎を皆で解き明かしてゆく痛快さ、最後の大団円の後にフテくされるジョウのオチまで「見事」としか言いようのない完成度でした。実は3巻と同じくらい5巻は激推しなんです!

読みどころポイント

 

  • ジョウとアルフィンの軽快なバカ会話
  • ワープ!またワープ!
  • ダンとその仲間達(ドレーク、タイラー)
  • 変装した新婚カップル
  • 闇小隊との激闘
  • 息子を手玉にとる親父

【個人的評価 ★★★★★ 】

6巻「人面魔獣の挑戦」

〈クラッシャージョウ・シリーズ6〉

暗殺結社からの警護を依頼してきた要人が殺害された。契約不履行の汚名に、ジョウは?

その標的になって生きながらえた者はいないといわれる暗殺結社《クリムゾン・ナイツ》。彼らに命を狙われているという連邦首相から護衛を依頼されたジョウだったが、契約を終えた直後に首相は殺されてしまう。任務に失敗した彼に与えられた失地回復の猶予は240時間。残された凶器のニードルガンを手懸りに、必死の捜査の末、結社の本部を突きとめたジョウたちを待ち受けていたのは、究極の殺人兵器、人面魔獣だった!

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感 想

 

完全に個人的な意見ですが…2巻からこの6巻までは高千穂氏が「ノリにのって書いた」CJ黄金期の5冊だと思っています。理由のひとつは刊行時期が1年も空かずに連続して出されている事。先生も筆が止まらなかったのでしょう。今回も冒頭から依頼人がニードルガンでぐちゃぐちゃにされるという衝撃な幕開け;血なまぐさいのが苦手な人は想像力を控えて読み進めましょう。巨大研究所でのアンドロイドやM99との激闘から、人面魔獣との凄惨な戦い。本作も魅力的なキャラクターがどんどん失われてゆくツラさよ…ブロディ~!!泣
美女ウーラに逆上するアルフィンの嫉妬さ加減には、ちょい引きますが・・・これも従来のヒロイン像をブチ壊してくれる彼女の魅力のひとつでしょう。

衝撃のラストの後、4年あまり続きを待たされたCJファンの心境…どうぞ味わってみてください; 

読みどころポイント

 

  • イオノクラフトとの追撃戦
  • 巨大研究所での戦い(まぼろしのデコチュウは改訂前のみ)
  • 人面魔獣とのし烈な闘い
  • クラッシャーVS人面魔獣
  • バロン・ギルバートとの闘い

【個人的評価 ★★★★★ 】

7巻「美しき魔王」

〈クラッシャージョウ・シリーズ7〉

暗黒邪神教事件以来消息を絶っていたクリスが病床のジョウに挑戦状を叩きつけてきた!

人面魔獣事件で重傷を負ったジョウには長期の治療が必要だった。その入院生活もようやく終わろうとした頃、病床のジョウは不可解な襲撃を受ける。それは暗黒邪神教事件以来消息を絶っていたクリスからの死の挑戦状だった。エスパーの国、神聖アスタロート王国をうちたてた美しき魔王は、銀河系の新たな支配者となることを宣言し、全人類の滅亡を予言してきたのだ! わずかな手懸りからジョウたちは捜査を開始するのだが。
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感 想

 

4年間、叢に放置されていたジョウが生きてよかった・・・と涙したファンも多いハズ。(待たせすぎです高千穂先生)でもホッとする間もなく病室も血みどろにされるスプラッター描写・・・さすが高千穂作品。アニメ化したら間違いなくR指定作品です;執拗にジョウを追い詰める美少年クリスも…中味は、かなりヤバイ中年のおじさん。エスパーと非エスパー、オオルル人と人類。自分達と異なる容姿や能力を持つ者を・・・私達は永遠に受け容れられないのでしょうか?3巻にも通じる重いテーマ…ラストは何とも言えない気持ちになりました。

読みどころポイント

 

  • パジャマ姿のジョウ!でも…すぐ血まみれに;
  • ジョウの薬の世話をするタロス
  • アーミーオタクのプロフェッサー・イトウ
  • マージ…タロスとイイ感じだったのに
  • アルフィンが絡むと猪突猛進なジョウ

【個人的評価 ★★★★ 】

8巻「悪霊都市ククル 上」

〈クラッシャージョウ・シリーズ8〉

宗教組織の盗まれた秘宝を追って、 ジョウたちはリッキーの生まれ故郷の惑星へ!

太陽系国家ガンガー、そのほぼ国民全員が信徒であるという宗教組織、ナタラージャ教団の本尊、ナタラージャのヴァジュラが盗まれた。捜索を依頼されたジョウのチームが、その行方を追ってやってきたのは惑星ローデス。リッキーの生まれ故郷だった。彼が育ったのは地下都市ククル。地上に新都市ができてからはスラム化し犯罪の温床と化していた。空港に到着したジョウたちは、さっそく不気味な連中の襲撃に巻き込まれる。
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感 想

 

リッキーの故郷ローデスの悪霊都市と化したククルを舞台に秘儀の神具ヴァジュラを奪還すべく乗り込んだジョウ・チーム。ここでようやくリッキーの彼女候補のミミーが登場!良かったねーリッキー♪地下都市に遊び掘りめぐらされたフリー・フォーラーの設定など独特の世界観が面白いのです。

以前から高千穂氏は短い文章を羅列する表現でしたが、この巻からは一層、特徴的になっています。

読みどころポイント

 

  • 777段の石段を登って息切れタロス
  • 昔の庭に戻ってイキイキしてるリッキー
  • フリー・フォーラー

【個人的評価 ★★★★ 】

8巻「悪霊都市ククル 下」

〈クラッシャージョウ・シリーズ8〉

おぞましい魔道の秘儀によって悪霊都市と化したククルをジョウたちが駆け抜ける!

ローデスは、マドックとラダ・シンという二人のボスがしのぎをけずる、ギャングに支配された惑星だった。ラダ・シンの手先に追われたマドックの娘、ミミーを助けたジョウたちは、ともに地下都市ククルに入る。たちまち異形のものの襲撃に遭ったジョウの一行は分断されてしまう。ククルはラダ・シンの魔道によって悪霊都市と化していたのだった! 予期できない敵の攻撃に苦戦を強いられるジョウたちに打つ手はあるのか!?
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感 想

 

リッキー達と同様、フリーフォールに落ちたジョウとアルフィン。穴の底で思わぬハプニング…にニンマリしてしまった人も多いハズ(え。私だけですか?)操られていたタロスもようやく正気に戻り、クラッシャーの反撃が始まる!と、本人達も言ってましたが「超常現象は性に合わねえ」4,7巻のエスパーものと同じく「超常現象」が絡んでくると・・・なんだかなぁ、あんまりスペオペらしい展開にならないんですよね;そういう意味でも、私もCJシリーズの「超常現象もの」はちょっと苦手です。(←個人的感想です)

でもミミーは可愛いし、これからまた出てくる可能性も?期待します♪

読みどころポイント

 

  • タロスがヤバイ
  • ジョウがアルフィンをクッションに
  • 超常現象は性に合わねえ
  • ミミーが可愛いから許される

【個人的評価 ★★★★】

9巻「ワームウッドの幻獣」

〈クラッシャージョウ・シリーズ9〉

ジョウに飽くなき対抗心を燃やす、クラッシャーダーナが率いる“地獄の三姉妹”登場!

二人の実業家からの、クラッシャーを二組雇いたいとの依頼に、ジョウのチームと、ジョウに執拗な敵愾心を抱くダーナ三姉妹のチームが選ばれた。雇い主二人が主催するイベントで、テロリストの襲撃から二人を守ったジョウたちは、次に、惑星ワームウッドに棲息する未知の知的大型生命体をハンティングするという二人の護衛に着くことになる。だがそこは派遣された調査隊がすべて消息を絶っている危険な惑星でもあったのだ!
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感 想

 

前作「悪霊都市ククル」から、なんと13年ぶりの新刊!!本屋で見かけた時は二度見しました!笑

今回はジョウの幼馴染の三姉妹も登場して男くさいクラッシャーシリーズに華を添えております。次女のルーとアルフィンがミス・ギャラクシーでも、プライベートでも競い合う展開にニンマリ(←私だけですか?)未知の知的大型生物…ちょっと3巻にも似たテーマで私的には好みでした。それにしても・・・どこが「地獄の三姉妹」なのか?もっと仕事がくるようなネーミングにした方がよかったんじゃ?笑

読みどころポイント

 

  • 地獄の三姉妹登場
  • アルフィンとルーが参加するミス・ギャラクシー
  • ルーが語るスクール時代のジョウ

【個人的評価 ★★★★★ 】

10巻「ダイロンの聖少女」

〈クラッシャージョウ・シリーズ10〉

圧政に抵抗する都市を守護する聖少女の護衛についたジョウたちに、皇帝の刺客が迫る!

太陽系国家ゴーフリーは、独裁者ルキアノスに対抗する反政府軍の軍事行動に揺れていた。反乱軍の拠点は、聖少女ネネトの力で守護された城塞都市ダイロン。しかし皇帝派の執拗な攻撃によりネネトは負傷、治療のためにはダイロンを離れる必要があった。ジョウたちの任務は、これを好機とネネト捕獲に乗り出すであろう皇帝派の襲撃から彼女を守ること。ルキアノスは、最強の刺客、サイボーグ戦士ザックスを送り込んできた!
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感 想

 

なんと!もう一人のリッキーの彼女が…じゃない;聖少女と崇められるネネトの守護と移送を依頼されたジョウのチームは城塞都市ダイロンへ。巨大な芋虫ゴロや地上絵などが出てくるあたり地球の古代都市を想定している世界観。これはこれでアニメ化しても面白そうです。

巨大なコロシアムで剣闘士の闘い…けれど、そこでまた切り札になるのはネネトの力。苦手な「超常現象」的なラストは正直もう、いいかな、という感じでした。(辛口でごめんなさい;)

本作で分かったことは・・・リッキーが「天然タラシ」では?という事と、ジョウがあまりにも「不甲斐ないダメ男」なのでは?という事でしょうか…笑

読みどころポイント

 

  • 巨大芋虫ゴロについてゆくガレオン
  • ギプス姿だけど元気なネネトちゃん
  • いい女とは?

【個人的評価 ★★★ 】

11巻「水の迷宮」

〈クラッシャージョウ・シリーズ11〉

水中行動に特化した能力を持つ傭兵が、二つの勢力がぶつかりあう水の惑星での陰謀の渦中に! 探査に加わっていたジョウたちは?

水中行動に特化した能力を持つ傭兵アプサラは、銀河連合の管理のもと、二つの勢力が内戦を展開している、水の惑星マルガラスでの軍事活動に従事していた。その内戦のさなか、マルガラスの先史文明調査チームの責任者ディーラーを護衛するため、ジョウとアルフィンは海底遺跡調査船に乗り組んでいた。しかし戦闘に巻きこまれた際に、アプサラと接触したことで、調査は二つの勢力の思惑をめぐって意外な方向へ転がり出す!
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感 想

 

今回の舞台は水の惑星。GMO(人口生命体)である傭兵アプサラ、そして水中用機動装甲体(ギグ)が魅力的な設定。これもアニメ化したら映像的に面白くなりそう!そのギグに乗って海底洞窟を抜けて古代遺跡の調査、ワクワクしますね。アプサラとネレイスの迎合も3巻、9巻を彷彿とさせるし(高千穂先生、好きですよね異種高等知的生命体…笑)「記憶と自我」は攻殻機動隊にも通じるテーマにも感じました。

読みどころポイント

 

  • ラグーンに浮かぶアプサラ
  • 海底洞窟調査
  • アプサラとネレイスの迎合

【個人的評価 ★★★★ 】

12巻「美神の狂宴」

〈クラッシャージョウ・シリーズ12〉

銀河の至宝とされる重要美術品を輸送する船の護衛任務のため、ジョウのチームは惑星アフロディーテに降り立った。任務は無事終了したが、動力パーツの交換作業に向かったリッキーが、不可解なテロに巻きこまれ瀕死の重傷を負ってしまう。暗闘する不気味なテロリストの目的は何か? そしてその裏にあるものは? 美の惑星を舞台に、謎の美人双子姉妹も介入して、不穏な策謀と異常な欲望をはらんだ壮絶な戦闘が今始まる!
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感 想

 

CJシリーズ別巻で高千穂作品のダーティペアが登場した時も狂喜しましたが…まさか、ここで神拳 李酔竜シリーズの双子姉妹が出てくるとは思いませんでした!もう、何でもアリw

本編ではまだ少女だった双子が魅力的な美女のトラコンとして事件解決のためにジョウ・チームを雇います。クラッシャーと卓越した拳法を操る姉妹の共闘も面白かったのだけれど。最後が私的には✖でした。毎回リッキーが酷い目にあうだけでも可哀そうなのに…;高千穂先生、もうちょっとリッキーに優しくしてー!!

読みどころポイント

 

  • 双子姉妹の登場シーン
  • アルフィンを従えてのパーティ潜入
  • エリア18での闘い
  • 【個人的評価 ★★★ 】

13巻「ガブリエルの猟犬」

〈クラッシャージョウ・シリーズ13〉

装備を新たにしたジョウたちに過酷な依頼が入った。勢力争いの末に、自身を独自に進化させた無人兵器「猟犬」が、現在も争いを続けながら、近づくものをすべて破壊するという危険きわまりない惑星に侵入して、失われた古代金貨を探索するというものであった。これまでも軍隊によって猟犬の掃討が試みられたが、すべて失敗に終わっている。巨大犯罪組織に加え、竜の一族、虎の一族をも巻きこんだすさまじい戦いの行方は?
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感 想

 

久しぶりに連続して刊行された13巻。前巻の双子姉妹のやりとりを伏線とした「パワーアップ」して戻ってきたジョウ・チーム。やはり一段上がるためには、そういうの必要よね!と常々思っていたので彼等の活躍にワクワク期待していましたが・・・うーん、正直微妙でした;また双子姉妹の先導役的な立ち位置から脱しきれず、パワーアップしてる装備も、ちょっとチート的で・・・素の彼らの成長ぶりを読みたかったファンとしては物足りない感が残りました。タイトルの猟犬よりも亀獣や双子姉妹の闘いの方が印象づよく…どんなに強大な敵であろうが不屈の精神で頭脳と経験、そしてテクニックを使って立ち向かうジョウらしい活躍が・・・今作も見れなかったのは残念です;

読みどころポイント

 

  • アルフィン・リッキーの成長
  • 亀獣と双子姉妹の闘い

【個人的評価 ★★★ 】

別巻1「虹色の地獄」

〈クラッシャージョウ・シリーズ別巻1〉

安彦良和監督による劇場映画版『クラッシャージョウ』を、原作者が完全ノベライズ!

ワープに失敗して飛びこんだのは、宇宙海賊相手の連合宇宙軍の包囲網の真っ只中だった。しかも輸送中の急病人や付添人まで〈ミネルバ〉から消え失せている。そして失神から目覚めたジョウを待っていたのは、クラッシャーの資格停止を含む最悪の事態。汚名をそそぐべく、罠を仕掛けた依頼人を追って、ジョウのチームは惑星ライゴールに飛んだ。安彦良和監督による劇場映画『クラッシャージョウ』を原作者が完全ノベライズ!
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感 想

 

普通、原作ノベル→アニメ化の流れが多い中、アニメ化した作品を原作者がノベライズした逆パターン、面白いですよね!「虹色の地獄」を元に劇場版作ったのね、と思う人も居るかもしれません…笑 内容は、もちろん劇場版を元に書かれていますが、所々もっと詳しく状況が説明されていたり、動作が異なっていたり(タロスがスケジュールを確認するところ等)映画と比べながら読む醍醐味あり。そしてラストはジョウとアルフィンのデートではなく、チーム全員で〆です。←高千穂氏は映画もこのラストにしたかったようなのですが・・・安彦氏が勝手に絵コンテ描きかえてきたみたいですね.。 映画では監督が「神様」なのです.笑

読みどころポイント

 

  • 神OPのアステロイド・ファクトリー救出作戦
  • パニック・イン・ディスコ
  • ベゴニアス島潜入
  • 感謝するぜ、大佐!

【個人的評価 ★★★★ 】

別巻2「ドルロイの嵐」

〈クラッシャージョウ・シリーズ別巻2〉

クラッシャーとダーティペアが遭遇した! 果たして宇宙の平和は守られるのだろうか?

海洋惑星ドルロイの二代目総督カネークは、クラッシャーダンのチームに、海洋に大陸をつくる惑星再改造を依頼した。主力製品〈アクメロイド〉の生産力強化のための方策だが、その真の狙いは、地道に海洋開発を進めようとするクラーケン一派の一掃にあった。カネークの意図を知り、あくどいやり口に怒りを覚えながらも契約を破棄できずにいるダンの前に現われたのは、現地調査のために派遣されてきたダーティペアだった!
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感 想

 

高千穂氏の、もうひとつのスペオペ大ヒット作品「ダーティペア」シリーズの3巻目「ダーティペアの大乱戦」と対になる物語。「ダーティペア」の方は、いつものようにケイ目線の一人称スタイルで書かれ、こちらは、いつものCJスタイル(三人称)でクラッシャー側から見た物語を書いています。

クラッシャーとダーティペアが出会うまでの各々のストーリーや、共闘しながらも二手に分かれた違うシーンをお互いに補完することが出来て面白い構成。いわゆる一粒で二度美味しい!って感じです.笑

ぜひ、本作を読んだ後は(どちらが先でも構いませんが)「ダーティペアの大乱戦」も読んでみてくださいね☆

読みどころポイント

 

  • 若渋おやっさん(ダン)とユリ
  • イケメンタロスとケイ
  • ガンビーのとバードのやりとり
  • ラストの赤毛のケイは・・・?

【個人的評価 ★★★★★ 】

別巻3「コワルスキーの大冒険」

〈クラッシャージョウ・シリーズ別巻3〉

連合宇宙軍のコワルスキー大佐は、自らが艦長を務める重巡洋艦〈コルドバ〉とともに、「銀河系最後の秘宝」による時空間転位の発動に巻きこまれて無残にも消滅したはずだった。しかしブラックホールに向かってワープするという、恐ろしく破天荒な手段によって、しぶとく生き延びていたのだ! 九死に一生得たコワルスキーたちだったが、いずことも知れぬ未知の宇宙には、息つく暇もない疾風怒濤の大冒険が待ち構えていた。
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感 想

 

久しぶりの別巻、そしてタイトルが「コワルスキーの大冒険」とか!!3巻ラストでブラックホールに吸い込まれて殉職したと思っていた彼と、また会えることになるとは…涙 その上、チビクラッシャーのタクマが出てきて高千穂氏お得意の「オヤジ&チビ」コンビで暴れまくるのだから、ハチャメチャ楽しいったらありゃしない♪
前巻までとは違って黄金期を思わせる、ぐいぐいと引っ張っててゆくストーリー運びとテンポの良い会話で一気にラストまで駆け抜けました!
そして・・・ラスト2頁にはCJファンの夢が詰まっておりました。感無量です。高千穂先生ありがとうございました☆

読みどころポイント

 

  • 意外とタフガイなコワルスキー
  • ガストンまた会えたね!リュノス有能な女性士官カッコイイ
  • 本作のヒロイン野生人カリン
  • タクマのハチャメチャっぷりは・・・誰似?

【個人的評価 ★★★★★ 】

まとめ

今回は小説「クラッシャージョウ」全巻のあらすじ&感想、そして「読みどころポイント」も添えて書いてみました。

CJを「読んだことない」方や「昔読んだけど・・・あらすじ全然覚えてない」という方向けに、なるべく完結にまとめています。

感想や評価は個人的なものですので、その辺りはご理解ください。

 

シリーズ後半は、かなり辛口な感想になっていますが。

おそらく多感な頃に読んだ1巻から6巻までの・・・私的に「黄金期の作品(ソノラマ版:改定前)」を繰り返し、台詞や頁を丸暗記するくらいに読んだため、その頃の「クラッシャージョウ」がシミついているからかも知れません。

青春期に読んだ、ハマった作品は、まるで「初恋」のように美化されて、良い想い出しかないのかも…笑

けれど、もし初めて「クラッシャージョウを読んでみようかな」と思っている方は…可能であればぜひ、緑背の朝日ソノラマ版(改定前)を読んでみて欲しい!
高千穂遙氏の「ノリにのった文章」が味わえます☆彡

まだヤフオクやメルカリ等なら、手に入るかも知れません↑

そんな「初恋作品」のシリーズ続編が40年以上経っても、まだ読み続けられるのはファンにとって本当に幸せなことです。

高千穂先生、安彦先生には、まだまだ元気にご活躍いただけることを願ってやみません。これからもガッツリ応援させていただきます☆