こんにちは!
最近、大好きだった声優さん方の訃報に接することが多く…凹み気味のPino(ピノ)です。
そんなお声に親しんだ私達も・・・「それなりの歳」になったという事ですね;
さて、そんな歳になっても~まだまだ分からない言葉がたくさんあります!
今回のお題は「ニッチ」
この言葉はビジネスシーンでも「ニッチな市場」などと使われていますが、他にはどのように使ったらよいのでしょう?似ている言葉「コア」や「マニアック」とは、どう違うの?
常々思っていた疑問を解明すべく、早速いってみましょう!
今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に、みてゆきますよ~
ニッチの意味は?
ニッチ(niche:英)
1 西洋建築で、厚みのある壁をえぐって作ったくぼみ部分。彫像や花瓶などを置く。壁龕(へきがん)。
2 ある生物が生態系の中で占める位置。生態的地位。ニッチェ。
3 橋・トンネルなどのわきに設けられる非常用の退避空間。
4 《すきまの意》市場で、大企業が進出しない小規模な分野。また一般に、普通には気づきにくいところ。引用元: デジタル大辞泉より
ニッチの使い方と使用例は?
例) 政府は「ニッチ産業」への補助金を今年度から計上することになった。
ニッチ産業=「すき間産業」のこと。
これはビジネス用語として定着しています。
大企業が関心を持たない、または対応できない領域の小さな(すき間のような)市場で柔軟に迅速に対応できる中小企業が新規参入、事業拡大をするニュースなどでよく使われる言葉です。
例) そのシリーズのフィギュアを集めているなんて「ニッチな趣味」だね。
このニッチの意味は「小さな領域」から派生して「少数の」や「マイナー」のような意味で使われていますね。
マイナーよりは、もっと「熱中している」「こだわっている」ようなニュアンスが加わって特定の分野で少数派の人が、ある物事に対して非常に詳しく熱中している様という意味になります。
ニッチの類語は?
ニッチと同義語とされるコアやマニアック、これらはどのような違いがあるのでしょうか?
コア(core:英)
英語の「物の中心・核・芯」という意味から派生して「熱心な、本格的な、徹底した」という意味でも使われている。
マニアック(maniac:英)
「特定の物事に異常に詳しく、熱中している様」という意味の通りマニア(~狂)と同義語。
ニッチやコア以上に「熱中、熱狂」しているニュアンスとなります。
英語で使う場合は「狂人、熱狂家」または「異常者」「躁(そう)病患者」の意味もあるので注意して使いましょう。
まとめ
ニッチの意味は?
- 西洋建築における壁をえぐって作ったくぼみ
- 適所、適した所
- 生態的地位元
- すき間
- 少数派の人がある物事に対し非常に詳しく、またそれに熱中している様
使い方・使用例
「すき間産業」=ライバルの少ない小さな市場で、柔軟に迅速に対応できる事業者が新規参入、事業拡大をすること。
「ニッチな趣味」=特定の分野で少数派の人が、ある物事に対して非常に詳しく、熱中している様
ニッチの類語は?
コア
熱心な、本格的な、徹底した
マニアック
特定の物事に異常に詳しく、熱中している様
■オマケ■
英語でバグ(Bug:虫、病原菌、コンピューターバグ)もマニア(~狂)の意味があります。
⇒A movie bug (映画狂)
しかし、この場合「あまり長続きしない、短期間の」という意味が添えられています。
一時的に熱中する、熱狂する~ものに使われるということなのですが、それって・・・どうやって判断するんでしょうね?笑
いかがでしたか?ニッチ、コア、マニアック・・・それぞれ微妙にニュアンスが違うものですね~
ニッチは「すき間」「特定の分野で少数派の人が、ある物事に対して非常に詳しく熱中している様」で覚えておきましょう!
もし、「こんな言葉を調べて欲しい」や「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
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[…] ララァさんと… シャルル おまえ・・・その情報はニッチすぎるだろ; ※ニッチの詳しい意味は?コチラ!⇒【niche(ニッチ)の意味|コアやマニアックとの違いや使い方も】 […]