こんにちは!Pino(@Pinocan4)です。
若者言葉で使われる「パリピ」
何となく雰囲気で読み流していますが…何の略語かご存知でしょうか?
今回はSNSでもよく使われるスラング(俗語)「パリピ」をピックアップしてみますね☆
早速、謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を解説してゆきましょう~
パリピとは?
パリピ
英語のparty peopleパーティ・ピープルの略語。
パーティ・ピープルは「パーティ好きな人々」を意味する語句「party people」の音写。
日本語では、長音符、中黒の有無による表記の揺れがあるほか「パーリーピーポー」としたり、さらに「パリピ」と略されることもある。単にパーティーを好むだけでなく、より広く様々な機会に集まって楽しそうに騒ぐ若者たちという含意がある表現であり、否定的に言及される場合には、騒いで周囲に迷惑をかけるという意味合いで用いられる。
引用元: Wikipedeiaより
語源の英語でもParty Peopleパーティ・ピープル=「パーティやクラブなど人の集まるところで楽しく盛り上がる人々」のことを指します。
英語会話の中では、このParty Peopleのようにクラブ、バー、パブなどをハシゴして「夜遊び」することをclubbingクラビングとも言い
Do you want to go clubbing tonight?
(今晩、夜遊びしない?)
のように使われます。
日本社会で使われているパーティ・ピープルはその発音から「パーティーピーポー」「パーリーピーポー」と音写され、それを略した「パリピ」という言葉が若者たちの間で流行し始めました。
「パリピ」の主な意味は下記の通りです↓
- 人生をパーティのように楽しむ人々
- クラブやイベントなどで盛り上がって騒ぐ人々
- テンションが高くノリの良い人、その様子
- (ノリが)最高、面白い人、その様子
最初はTVやネット(SNS)で使われるスラング(俗語)として流行しましたが、今ではニュースや書籍のタイトルにも使われるワードになりつつあります。
パリピの由来と歴史
まずパリピの語源となった「Party Peopleパーティ・ピープル」から見てゆきましょう。
日本社会で「パーティ・ピープル」が使われ始めたのは?
1999年 林真理子著書『美女入門PART3』の中で
「必ずパーティには顔を出して、そのファッションをチェックされる人たち」
⇒”いつもパーティで注目されるセレブリティ”の意味で用いられました。
- 2003年『24アワー・パーティー・ピープル (24 Hour Party People)』(イギリス制作)が日本で公開。
- 2005年 野宮真貴『PARTY PEOPLE』
- 2006年 DJ OZMA『I ♡ PARTY PEOPLE』
- 2009年 スガシカオ『Party People』
⇒その後、主に音楽関係において2000年代半ばから「party people」をアルバム名や曲名に使うアーティストが出てきました。
この頃から語源の英語発音を音写した「パーリーピーポー」という表記も用いられるようになり、2006年にはVERBALが参加したRIP SLYMEの楽曲「パーリーピーポー」がアルバム『EPOCH』に収録されています。
>参考引用: Wikipedeiaより
「パーティ・ピープル」が「パリピ」になったのは?
パリピの由来は前項で紹介したとおり、英語のParty Peopleパーティ・ピープルを音写(文字化)した際のパーティ(パーリィ)ピーポーを略したものです。
⇒日本テレビ系列のテレビ番組『月曜から夜ふかし』で注目されたイルマニアは各地のイベントなどに出演し「パリピ」というワード流行の発端に。
- 2015年「パリピ」が「ギャル流行語大賞」の1位に選出
- 2016年 原田曜平著『パリピ経済 パーティーピープルが市場を動かす』が出版
- 2017年 AbemaTV『全日本パリピ選手権』で「あっくん」率いる「渋谷パリピ軍団」が優勝
- 2018年 AbemaTV『全日本パリピ女性選手権』で、「あやまんJAPAN」が優勝
>参考引用:日刊SPA!より
やつらニュータイプかもしれん…
パリピの使い方と使用例
例) 土曜はオールでクラブ梯子して、まじパリピな週末!
このパリピは「めいっぱいパーティのように楽しむ、最高な」の意味です。
若者の間で使われる場合はこのように「めいっぱい人生を楽しむ」というポジティブな意味合いで用いられます。
そしてそんな風に人生を謳歌できる人々を「パリピ=最高」と位置づけ
「まじパリピ=ほんと最高」
と自分の気持ちを表現したりすることにも使われます。
また、他の誰かに対して使う場合は
「おまえパリピだね!=おまえ最高だね!」
など、誉め言葉としても用いられます。
例) 毎年ハロウィンの夜は渋谷に集まるパリピが話題になっています。
このパリピはイベントで盛り上がって騒ぐ人々の意味で使われています。
若者がポジティブな意味で「パリピ」を使うのとは対照的にニュース等では「周囲を気にせずに騒ぐ迷惑な若者」というニュアンスで報じられています。
よって大人世代にとって「パリピ」は少々ネガティブなイメージを持たれているのが現状です。
まとめ
パリピの意味は?
- 人生をパーティのように楽しむ人々
- クラブやイベントなどで盛り上がって騒ぐ人々
- テンションが高くノリの良い人、その様子
- (ノリが)最高、面白い人、その様子
2000年代に入ってからアルバム名や曲のタイトルなど主に音楽関係で使われてきた「パーティ・ピープル」
そのワードが2010年代に入って省略形「パリピ」として広まり流行語になりました。
しかし、使われる世代によっては含まれるニュアンスが異なりますので注意しましょう!
今回の記事も、皆様のお役に立てましたら幸いです☆
もし、「こんな言葉を調べて欲しい」や「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
遠慮なく、↓下のコメント欄に書き込んでくださいね~☆