こんにちは!
地球最後の日には塩おにぎりを食べたい~Pino(ピノ)です。あ、海苔も忘れずに!
さて、今回のお題は「シナジー」です。
あまり日常では馴染のないワードかもしれませんが、ビジネスや運動学の分野では耳にする言葉です。
さて、今日も謎の? ピグモン解説員、赤いシャルルと一緒に、みてゆきましょう!
シナジーの意味は?
シナジー (synergy:英)
① 筋肉などの共動作用。または、薬品などの相乗作用。
② 経営戦略で、各部門の相乗作用を活用した効果として利益を生みだすこと。引用元: デジタル大辞泉より
シナジーは元は生理学の用語からきています。よって、運動学やリハビリテーションの分野では①の意味で「運動シナジー」や「筋シナジー」という使い方をされています。
これは、身体の筋や関節の動きを表す際に使用し、特定の動作に対して2つ以上の筋肉、神経、刺激、薬物などが協働的に作用して、相乗的な効果を生むことを指します。
そこから、2つ以上のもの・人・事柄などが、相互に作用し合い、ひとつの効果や機能を高めることを意味するようになりました。また②のように、経営戦略において、販売・設備・技術などの機能を重層的に活用することにより、利益が相乗的に生み出されるという効果をさして用いる場合もあります。⇒シナジー効果
【 シナジー効果 】
シナジー効果(synergy effect)とは、2つの要素が組み合わさる事により(1+1=2以上)の結果を上げる事が出来るという理論の事をいいます。 複数の企業が協働することによって有利に事業が展開される場合や、一つの企業内の別々の事業部門が協働することで、多角化戦略で経営力が強化されたり、安定するというメリットが期待できます。
【 シナジーの罠 】
M&A(企業の合併・買収)に場面において、前述の「シナジー効果」に幻惑されて、実際には企業価値を減少させるという、NY大学ビジネススクールのM=L=シロワー教授の説が「シナジーの罠」です。
シナジーの使い方と使用例をみてみよう!
例) 銀行の大型ショッピングモールへの出店はシナジー効果を期待できる。
上の会話にもあった通り、「2つ以上の企業が協力してビジネスを展開することによって、お互いに有利になる相乗効果」が期待できる、という意味ですね!
例) 複数の抗菌薬を使った場合のシナジー効果の論文をまとめた。
シナジー効果はリハビリテーションや医療の分野でも使われます。この場合は「複数の薬を使った場合の相乗効果」という意味です。
シナジーの対義語は?
シナジーのカタカナの類語は特に見当たらないので、今回は対義語のアナジーをご紹介します。
アナジー(anergy:英語)
「 相互マイナス効果。複数の企業における協働の結果、経営成果にマイナス効果が発生する事態。」
語源の英語の意味としては「相乗のマイナス効果。エネルギー欠乏。免疫不応答」がある。
まとめ
シナジーの意味は?
① 筋肉などの共動作用。または、薬品などの相乗作用。
② 経営戦略で、各部門の相乗作用を活用した効果として利益を生みだすこと。
シナジーの使い方・使用例は?
シナジー効果(ビジネス)=2つ以上の企業が協力してビジネスを展開することによって、お互いに有利になる相乗効果.
シナジー効果(薬用)=複数の薬を使った場合の相乗効果
シナジーの対義語は?
アナジー=相互マイナス効果。複数の企業における協働の結果、経営成果にマイナス効果が発生する事態。
いかがでしたか?
あまりメジャーではない言葉ですが、これからはビジネスや医療の分野以外でも耳にする機会が増えてくるかもしれません。
今回の記事も、皆様のお役に立ちましたら…嬉しいです♪
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