こんにちは!Pinoです。
今のカンニングはかなりハイテクのようですね~!
「手のひら」や「消しゴム」のケースの内側に書いていたとか…すっかり、昔話のようですw

さて、今回のお題は~その「カンニング」です。

早速、今日も謎の?ピグモン解説員赤いシャルルと一緒に意味を見てゆきましょう~

シャルル
失礼な紹介だな……私を誰だと思っている!

Pino
だから!アナタ、だれ!?

カンニングとは?

カンニング(英語:cunning )
[名](スル)《ずるい、の意》試験のとき、隠し持った参考書や他人の答案を見るなどの不正行為をすること。「カンニングペーパー」

英語のcunning(カンニング)古期英語「知っていること」の意「こうかつな、ずるい、悪賢い」の意味です。

お気づきかと思いますが、英語のcunning(カンニング)には「不正行為をすること」という意味は含まれていません。

英語での「不正行為、ズルをすること」cheating(チーティング)という別の単語があります。

すなわち、日本で使われている「カンニング=不正行為をする」は英語のcunning(カンニング)が語源ではありますが、別物の「和製英語」になります。

日本のカンニングの起源

日本で「カンニング」という言葉が和製英語として作られ、使われ始めた正確な起源は分かっていないようです。

ただ、1900年初頭から小説や新聞への記載が確認されています。

1902年(明治35年)出版の内田魯庵の著書『社会百面相』では、「猾手段」にカンニングと振り仮名が付いている[2]。
1905年(明治38年)3月14日の読売新聞朝刊ミニコーナー『もしほ草』に「試験で盗み見することをカニングという」という記事がある。
1923年(大正12年)に芥川龍之介が書いた『大正十二年九月一日の大震に際して』に、また1934年(昭和9年)に発表された夢野久作の短編小説『木霊』にも、この意味での「カンニング」という言葉が出てくる。

以上のように、戦前から「カンニング」という言葉は使われていたようです。

時代と共に変わるカンニングの手口

主なカンニングの手口(方法)をみてゆきましょう。

予想する答えや公式等をどこかに書いておく

●小さな紙片に書いてペンケースや袖口、ポケット等に隠し持つ。⇒カンペ
●机の上、手のひらや筆記用具(鉛筆や消しゴム等)に直接書いておく。

他人の解答を入手する

●試験会場において、周りの人の答案用紙を盗み見て、答えを写す。
●試験会場において、あらかじめ示し合わせていた人から解答のメモを回してもらう。

何らかの方法で外部から解答を教えてもらう

●無線などで耳に仕込んでい置いた受信機で解答を受け取る。
●携帯電話のテキストやメールで解答を受け取る。

 

Pino
へえ~無線とかメールで外部から解答もらえるって・・・何処のスパイ映画!?

シャルル
ハイテク機器もどんどん最小化が進んでいるから~不正を防止するのはなかなか大変かもしれんな。

Pino
ニュータイプは・・・カンニングにならないよね?

シャルル
・・・・・・私に聞くな;

カンニングの類語・関連用語

カンニングの関連用語としてカンペプロンプトなども、みてゆきましょう。

カンペ(英語:cunning paper)

cunning paper(カンニングペーパー)の略語。
「予想されるテストの解答や公式などを試験会場に持ち込むために書いた紙片」を指します。

ちなみに、テレビ関係者の間で使われる「カンペ」は、スタッフが紙製のボードやスケッチブックに出演者への指示や台詞、コメント、歌詞などを表記して掲げる小道具を意味する「看板ペーパー」のことで、不正行為となるこの「カンペ」とは別物です。

プロンプト(英語:prompt)

演劇舞台などで俳優が忘れたり、間違ったりした台詞を小声で教えること。台詞付け。

これは「他人がこっそり教える」という意味で類語にあげましたが、不正なものではなく、演者のサポートとしての正式な役で介助を行うものです。

世界の演劇やオペラの歴史にも古くからその役割は存在し、また日本の古典芸能である能や歌舞伎においても「後見」という役で舞台進行の介添えをしています。
 

Pino
へー!テレビ局で使ってるカンペは「カンニングペーパー」の略じゃなかったんだ!?

シャルル
「不正」という言葉から離れて「盗み見」のような意味だと思っていたが・・・

Pino
まあ、それだけ「カンニング」という行為は厳罰に値する「いけないこと」ってことだよね!

シャルル
中国の昔の科挙の試験でカンニングをした者は、本人はもとより一族が死罪となったらしいぞ。

Pino
・・・それ、コワすぎな黒歴史だね~;

まとめ

カンニングの意味は?

カンニング(英語:cunning )
[名](スル)《ずるい、の意》試験のとき、隠し持った参考書や他人の答案を見るなどの不正行為をすること。「カンニングペーパー」

日本のカンニングの起源

1900年初頭から小説や新聞への記載が確認。

カンニングの類語・関連用語

カンペ(英語:cunning paper)

cunning paper(カンニングペーパー)の略語。
「予想されるテストの解答や公式などを試験会場に持ち込むために書いた紙片」を指します。

プロンプト(英語:prompt)

演劇舞台などで俳優が忘れたり、間違ったりした台詞を小声で教えること。台詞付け。

 

いかがでしたか?
「カンニング」、英語では通用しない「和製英語」なのですね~
英会話の中ではcheatもしくはcheatingとなりますので、覚えておきましょう~!

今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
 

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