こんにちは!Pino@Pinocanです。
昔のアニソンはいまだにフルで歌えるのに…今の歌は全然覚えられないの・・・ナンデでしょうね?

今回のお題は、よく見聞きする「コンセプト」というワードです。

アニオタ的に「コンセプト」で思い浮かぶのは・・・
やはり「ハイキュー!!」白鳥沢学園戦の第10話「コンセプトの戦い」ですかね!
手に汗握るゲーム、最高の神回でしたね~
(いや…止まらないので、ここらで話を戻しますね;)

では早速、ちょっと変わった?解説員と一緒に、わかりやすく解説してゆきましょう!
 

シャルル
・・・・・・私を誰だと思っている!

Pino
だから!アンタ、だれ!?

コンセプトの意味とは?

車のCMで流れるこのフレーズ↓

この新車のコンセプトは…
Pino
CMやドラマのタイトルでも「コンセプト」って聞くけど…これって、どういう意味なのかな?

コンセプト(Concept:英語)
1 概念。観念。
2 創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。

概念
ある事物の概括的(がいかつてき)で大まかな意味内容。

Pino
・・・・・・が、がいかつてき?

シャルル
概括的とは「おおまかに全体から見た様」のことだ。つまりコンセプトとは「そのモノ全体を表す一貫性のある考え方、意味」だな。

Pino
うーん、辞書を引くと逆に意味がわかりにくくなったりするような・・・

シャルル
まあ、待て。次で使い方を説明する

コンセプトの使い方と使用例

例)この作品のコンセプトは何ですか?

例えば、ここに「靴の形をしたオブジェ」が展示されていたとします。
あなたは、それを見た時にどのように感じるでしょうか?

  • なんで、靴の形にしたのだろう?
  • いったい、これは何を意味しているのだろう?
  • そして、作者に問いかける質問が冒頭のセリフ

    「この作品のコンセプトは何ですか?」

    この場合のコンセプトは「そのモノの由来の意味、そのモノが意図(表現)するところ」という意味で使われていますね。

    Pino
    なるほどねー

    シャルル
    私が使うならば…そうだな「この脚の無いMSのコンセプトはなんだ?」

    兵士A
    あんなの飾りです。偉い人にはわからんのですよ!

    Pino
    なんか・・・日常では使えない例えなンですけど!?

    例)コンセプトの戦い

    これは冒頭でご紹介したとおり、古舘春一氏が描くコミック「ハイキュー!!」に出てくるタイトルです。

    ここで使われているコンセプトは「ゆるぎない、ブレない一貫性のある考え方」という意味で使われています。

    「ハイキュー!!」の主人公達が所属する烏野高校(からすの)を率いていた鳥養監督は

    個々の個性を最大限に引き出し、それらが良い影響を与え合いながら最強のチームを作り上げる

    という一貫した育成方針で選手達を指導していました。

    それに対し、対戦相手の白鳥沢学園の鷲匠監督は

    高さとパワーという好素材を中心に”個の力”を鍛えて勝つ

    というシンプル・イズ・ベストの持論者でお互いのコンセプトは明確に異なっています。

    これがタイトル「コンセプト=(それぞれの)ゆるぎない、ブレない一貫した考え方」の戦い、という意味で使われていますね。

    例)今回の商品は「宇宙」をコンセプトに企画しましょう。

    この場合のコンセプトは「宇宙という言葉から出てくるイメージを元にした発想・アイデア、展開方法」の意味で使います。

    皆さんは「宇宙」と聞いて何をイメージしますか?
    夜空、星、壮大、未知な世界、夢、憧れ、人によっては不可思議、恐怖とイメージする方もいるかもしれませんね。

    この例文は
    宇宙というイメージから湧きあがるアイデアを元に展開する企画」という意味で使われています。
     

    Pino
    はーなるほどね。じゃあ、例えばファッションショーの企画コンセプトを「宇宙」にした場合、真っ暗なステージに星が光ったり、宇宙船が飛んできたり、宇宙人のモデルが出てくるワケね!

    シャルル
    ・・・・・・発想が、そのままだな;

    名詞+コンセプトorコンセプト+名詞

    名詞+コンセプト 例)商品コンセプト

    コンセプトは他の名詞と組み合わさって造語を作る時があります。

    「商品コンセプトを考える」の時のコンセプトは、ある商品を開発するための「一貫性のある思想・アイデア、それを展開する方法・手段を考える、ということになります。

    コンセプト+名刺 例)コンセプトカー

    冒頭のCMにも出てきた「コンセプトカー」のような使い方よく聞きますね。

    このようにコンセプト+名詞(商品名)になると、メーカーが商品開発のために「新しい方向性、イメージを盛り込んだ発表前の試験的な商品というような使われ方となります。

    コンセプトとテーマとの違い

    類語と呼ばれる、似たような意味の言葉「コンセプト」と「テーマ」は混同されがちです。
    この2つの言葉の違いは何でしょう?

    テーマ(Thema:ドイツ語)
    行動や創作などの基調となる考え。主題。また、論文の題目、楽曲の主旋律など。

     

    シャルル
    テーマが主題ならば、コンセプトはその内容。例えば、このブログのタイトル(主題、題目)がテーマ、記事内の各項目がコンセプト、ということになる。

    Pino
    なるほど!記事内容を説明してゆく項目(コンセプト)テーマを展開(説明)してゆく方法、ってワケね?
    テーマ(主題)=コンセプト(項目)+コンセプト(項目)・・・

    シャルル
    そうだ。ララァは賢いな…

    Pino
    !?だから!アンタ、誰!?

    まとめ

    コンセプトの意味は?

     そのモノ全体を表す一貫性のある考え方、意味

    日常会話の中で使われるときの意味・使い方は?

    1. この〇〇のコンセプトは?
    2. そのモノの由来の意味、意図(表現)するところ

    3. コンセプトの戦い
    4. コンセプトそれぞれの一貫した考え方の戦い

    5. 〇〇をコンセプトに企画
    6. そのモノのイメージを元にした発想・アイデア、展開方法・手段

    7. 名詞と組み合わさると・・・
    8.   例1) 商品コンセプト
      ある商品を開発するための「一貫性のある思想、それを展開する方法・手段
        例2) コンセプトカー
      商品開発のために「新しい方向性、イメージを盛り込んだ発表前の試験的な商品」に使われる。

    テーマとの違いは?

      テーマは主題(タイトル)」
      コンセプトは「主題を展開(説明)するための方法、手段
     

    いかがでしたか?
    これからは自信を持って、どんどん「コンセプト」を使ってゆきましょう!
    今回の記事も、皆様のお役に立てましたら…嬉しいです♪
     

    もし、「こんな言葉を調べて欲しい」「〇〇と△△の違いを解説して欲しい」などのリクエスト
    または・・・赤いシャルルにこんなセリフを言って欲しい!というコアな要望がありましたら(笑
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