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とうとう～４月から放映されていた『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』が最終回を迎えてしまいました･･･＞＜

ＳＮＳ上でも

「最終回かぁ～日曜深夜にこれが無いと思うと生きる活力が湧かないよぉ」
「これ、来週からフツーに”ガンダム大地に立つ！”とかやらないかな･･･」

と惜しむ声が溢れていましたね～！

本当に～来週この時間、ファーストガンダム第１話『ガンダム大地に立つ！』が放映されたら･･･号泣するな、きっと！笑

━━そして。
待ちに待った第４弾のエンディングテーマ

いやはや、予想外の「最終回の第13話」に持ってきましたねー困るよ！１回しか見れないじゃん!!←

今回の曲『光の涯(はて)』は新曲の書下ろしではなく
音楽ディレクターを務めるSUGIZO氏のソロアルバムに入っていた歌をアイナ・ジ・エンドがカバーしています。

作詞はSUGIZO氏の尊敬するミュージシャンMORRIE氏が手掛けたこの曲が４番目のＥＤとして流れた時
歓喜したSUGIZOファンの方も多かったのでは？

本当に･･･最後の最後まで
「粋な」プロデュースで私達を魅了してくれましたね！

この記事は今回は『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』の豪華すぎるオリジナル・オープニング(OP)とエンディング(ED)の全７作品＋１作品の紹介と

本編ストーリー「おさらい」＆「見逃し」に対応する動画サイトも、最後にちょこっとご案内しますヨ☆

豪華すぎる！「THE ORIGIN」のＯＰ＆ＥＤ

音楽プロデューサーとしてLUNA SEAのSUGIZO氏を

皆さんご存知の通り、今春から放映が始まっている

NHK総合・ＴＶアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN～前夜 赤い彗星～』は

安彦良和氏(ファーストガンダムのキャラクターデザイン・作画監督)の原作漫画をアニメ化したOVA６作品を再編集しているものです。

ＯＶＡ(オリジナル・ビデオ・アニメーション)においても主題歌や挿入歌はありましたが
各話の「始まりと終わり」を彩るＯＰ＆ＥＤは今回まったくの新作パートです！

もちろん、楽曲も新しく･･･
それもあのLUNA SEAのSUGIZO氏が担当するということで、話題になりましたよね！

SUGIZO氏が熱烈なガンダムファンであることは知られていますが
以前、ガンダムのコンピレーションアルバムに参加したこともあります。

今回のＴＶ版のサブタイトル「前夜 赤い彗星」も彼の選んだフレーズが元になっています。

本作のプロデューサーである谷口理氏との企画において

「本編はＯＶＡ映像の編集で新規カットも少ないため、今回は音楽を柱に」

ということになったそうです。

その代わり映像的には、まるっと新作で作り上げ、約４話ごとに新しいＯＰ＆ＥＤで計７曲を制作するとのこと！
なんとも～豪華すぎる企画ですよね？

＞引用参考：「エンタメステーション」記事より

第１弾OP：LUNA SEA「宇宙の詩 ～Higher and Higher～」


ＴＶアニメシリーズTHE ORIGINのトップを飾るにふさわしい、壮大なスケールのオープニング・テーマ。
これぞ、LUNA SEA！というくらいの最大限の魅力が詰まった、メロディアスな楽曲に仕上がっています。

もう、冒頭の「美しすぎる青い瞳のキャスバル少年」が面を上げ、シャア・アズナブルへと重なってゆくあたりなど～鳥肌ものでしたね！

各キャラクターの紹介も兼ねた印象的な展開と合間にＭＳ戦の抜群のスピード感を挟むあたり、さすが「攻殻機動隊」や「サイコパス」のプロダクションI.Gだなぁ。←大好きなんですｗ

それにしても、オリジンの作画陣は「マネしづらい」と言われ続けていた安彦絵を見事に描き切っていて～本当に「素晴らしい」の一言に尽きます！

やっぱり･･･この絵で「ファーストガンダム」を制作して欲しいなぁ。

第１弾ED：SUGIZO feat. GLIM SPANKY「めぐりあい」

第１弾のエンディング・テーマは
「劇場版 機動戦士ガンダムⅢ～めぐりあい宇宙編～」の主題歌『めぐりあい』をGLIM SPANKYがカバーして歌い上げています。

美しい安彦良和氏のカラーイラストを背景に･･･までは予想できましたが。

「最初から、このカバー曲持ってくるのー！？」

とガツン、とやられたガンダムファンも多い事でしょう。

私も･･･第１話から泣きそうになってしまいましたよ～＞＜

劇場版Ⅲの最後、脱出したアムロが仲間達の元へ帰るシーンに、故井上大輔氏が歌い上げるこの名曲が重なる･･･想い出すだけで胸が詰まりますよね～；

彼の物憂い声も素晴らしいかったのですが、この女性ボーカル、松尾レミの囁くような、すこしかすれ気味のハスキーボイス、そしてギターの旋律がこの楽曲にとてもよく合っていると思いました。

後で気が付いたのですが･･･
このふたり、「あのユーミン」も絶賛していたアーティストでしたね！

SUGIZO氏も引っ張ってきたかったんだろうな～笑

第２弾OP：LUNA SEA「悲壮美」(ひそうび)

第１弾も名残惜しみつつも･･･第２弾OPの素晴らしさにも目を瞠ります。

束の間の安らぎの日々を送っていたエドワウとセイラでしたが、彼らはいや応なしに波乱の運命の渦中へと引きずり込まれてゆきます。

シャア・アズナブルに成りすましてジオン軍下へと入り込んだキャスバル。
彼の復讐劇の幕開けにふさわしい、激しくも哀しい予兆を感じさせるオープニングとなっています。

第２弾ED：SUGIZO feat. コムアイ(水曜日のカンパネラ)「水の星へ愛をこめて」

第１弾EDに引き続きガンダムシリーズの楽曲カバーで持ってきた第２弾は

『機動戦士ガンダムZ』のエンディングテーマ「水の星へ愛をこめて」

森口博子が歌った名曲を、水曜日のカンパネルラのコムアイがカバーしています。

このEDは「めぐりあい」で我慢した涙腺が崩壊しました…＞＜

━━だって。やっぱり、ララァの「その後」を知っているから･･･

このEDは「夜明けを告げるルーのうた」のキャラクターデザインなどを手がけ伊藤伸高氏が、ひとりで描かれたそうです。
オール色トレスの柔らかな色合いと優しい動きのアニメーションは･･･まるで絵本のよう。

特に湖のほとりを走るララァが、光に溶けて白い鳥となって空に飛んでゆく姿には･･･

「ああ、そのまま鳥になって遠くへ、争いや憎しみの無い世界へと飛んでいけたらよかったね…」

と、また涙ぐんでしまいました；

  • 過酷な運命へと突入してゆく本編を暗示する「動」のOP
  • 対してララァをイメージした透明感のある「静」のED

第２弾のＯＰ＆ＥＤも秀逸な作品となっていますね。

第3弾OP：LUNA SEA「BEYOND THE TIME ～メビウスの宇宙を超えて～」

おそらく･･･OPはこれで最終話までいくと思われる第３弾。

━━だからといって。

【 BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて) 】

でくるのは反則じゃないですかー！？と叫んだ人、多数いた？いたよね？？

知らぬ人のいないであろうＴＭＮの小室哲哉氏が作曲した名曲中の名曲ですね。

もちろん、これもガンダム・シリーズ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のエンディング・テーマです。

昨日のＳＮＳ上では賛否両論あるようですが･･･

ここはSUGIZO氏のガンダム・シリーズと小室氏へのリスペクトなのかな、と解釈しています。
まあ～とにかく。この曲、盛り上がるし～格好イイからＯＫっ！笑

この第３弾オープニング・アニメーションもとても面白い構成になっています。

制作は撮影技術に定評のある、旭プロダクションに依頼したもので、

なるほど～途中1979年のクロノメーターから切り替わるアナログ的な画像が「ファーストガンダム」へのリスペクトを感じさせますね！

爆発シーンなど、今のデジタル画像を見慣れていると･･･なんだか不思議な感じ（笑）

今回、まったくタイプの異なる制作スタジオに各ＯＰを依頼したプロデューサーの「挑戦」、大当たりではないでしょうか？

少なくとも、往年のガンダムファンを喜ばせ、胸を熱くさせる効果は十分すぎるほどあったと思われますよ☆

★追記：第3弾のOPが再生50万回を超えたそうです～!!
旭ブロだクションの脇 顯太朗氏からの「お礼ツイート」↓
エフェクトかかったシャアが嬉し泣き･･･笑

第3弾ED：SUGIZO feat. miwa「A Red Ray」

同じく第３弾のEDとして公開されたのはmiwaの「A Red Ray」

第１、２弾とカバー曲できたEDですが、初のオリジナル曲です。
澄んだ声が印象的なmiwaの歌声の背景には･･･MSの製造工場が（笑）

おそらく連邦系のＭＳのようですので･･･アナハイム社？

本編ではなかなかこんな「裏方」にスポットが当たることが無いので～
よいですね！こういうEDも。

どうしても表舞台で戦っているMSやパイロットが注目されてしまいますが、

実はその何倍もの多くの開発者と製造工程を経て、日の目を見るワケで･･･

アポロ計画や、スペースシャトルの映画を彷彿とさせますなぁ。

━━ところで。
この中にテム・レイは居るのかしらん？

第3弾ED：SUGIZO feat. miwa「A Red Ray」~12話版~

ORIGINのスタッフの力の入れ方が違う！
と感じさせるのが今回の豪華すぎるOP&EDなのですが･･･

もうね、この12話のEDを「ちょこっとだけ」変えてくるの、ぐっとくるじゃないですかー!!涙

予想通り、連邦のＭＳの製造工場、それも秘密裏に開発されていたガンダムのプロトタイプ(試作型)

これがいわゆる･･･「ロールアウトタイプ１号機」

第11話まではＭＳの足元で記念写真を撮っているスタッフでカメラは止まっていたのですが
この回だけは、そこからカメラがティルトアップしてＭＳ試作機の足元から上部に移ってゆくと･･･

ちょっと、感動します！

ああ、やっとー「ガンダム」が完成したのねー!!

ここから･･･「ガンダムセンチュリー」が始まるワケです。

第4弾ED：SUGIZO feat. アイナ・ジ・エンド(BiSH)「光の涯」

SUGIZOファンにはたまらない名曲「光の涯」をアイナ・ジ・エンドの憂いのある澄んだ声が歌い上げています。

歌詞がね･･･もう、切ない。この物語のために書き上げたよう。

ザクが乗ったポッドが次々と大気圏に突入し地球の空に降りてゆきます。
いわゆる「地球降下作戦」のシーン。

地上に爆発の紅蓮の炎が咲き、黒煙が立ち昇る。
次々と都市の灯りが消えてゆく様子は･･･胸が締め付けられるようです。

第13話の本編中のラストに、ファーストガンダムに続く伏線として
メインキャラクターの紹介があり、説明のテロップも付きましたね！

ファースト世代としては･･･もうね、感無量。

ああ、これから始まるんだ･･･！

（というか、戦争が続くってことなんですけどね；）
無邪気に水遊びをしていたフラウとカツ、レツ、キッカの子供たち。

あんな風に普通の日常を暮らしていた人たちが･･･いきなり「戦争」に巻き込まれてゆくのです。

現代でも十分、あり得る話。
心に留めておくべきシーンです。

本編が終りEDへ入って･･･木馬ことホワイトベースが登場してきますね☆

ブライトさんが若い！初代の鈴置ボイスから引き継いだ成田ボイスも違和感ないわ～

本作ORIGINの主人公シャアの不敵な笑みで終わる･･･って、どこまで余韻引きずらせるの！笑

本当にその通りでございます。
サンライズの皆さま、宜しくお願いします☆

↑これも～見逃せない！
表紙が安彦さんの新規原画イラストなのかぁー
これは買わねばなるまいよ。

━━と
こんな豪華なOP&ED付きで～あの『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』をＴＶ版で楽しめた５カ月間、幸せでしたね～♪

ファーストからの長年のガンダムファンに加えて、若い世代のファンもガッツリ掴んだでのはないでしょうか？

珠玉のOP&EDも、もっと各話と一緒にじっくり聴き込みたいな～と思いますよね。

おそらく、「再放送」あるのでは？と予想しますが。

まずは～もう一回、オリジンを堪能したい！
ＴＶ版も良かったから～ぜひ、オリジナルも観たい！

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