国連も「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)は全人類を脅かしている」と警告を発したコロナウイルスの大流行。

WHOも2020年3月上旬にパンデミック(感染爆発)宣言をし、すでに世界の3割以上の国で特定のエリア、都市、または国全体をロックダウンするところも出てきています。

かくいう私が住んでいるニュージーランドでも3月25日深夜から警戒レベル4に移行し「ロックダウン(封鎖)」に入っています。

日本でもようやく「緊急事態宣言」が出されそうですね!
しかしながら内容を見る限りでは「要請」にとどまるあたりロックダウン(封鎖)ではないようです。

このサイトはカタカナ用語集ではありますが、まだまだ分からないことが多いCOVID-19への各国の対応や経過が、これから感染拡大へ進むエリアの方への参考になるのではないかと思い、この記事を作成しました。

少しでもお役に立てば幸いです。

ロックダウンに入ったニュージーランド

2020年3月23日ニュージーランド首相ジャシンダ・アーダーン氏の会見がありました。

  • 新型コロナウイルス流行への警戒レベル2を3に引き上げること
  • 48時間以内にレベル4に移行国内全域をロックダウン(封鎖)すること

主に上の2点を告知し、それに伴う実施事項を説明しました。

また財務大臣も同席し、今後の給与補助などについても説明があり国民に落ち着いて生活を続けるように促しました。

ロックダウンとは?

「ロックダウン」の語源は英語のlockdownで「刑務所での暴動の際、囚人たちを監房へ閉じ込め、行動を制限する」意味で使われていた言葉です。

しかしながら現在ではIT用語のほかに、緊急時の「避難・封鎖」感染症流行時の「封鎖」の意味で用いられることが多くなりました。

今回、各国が感染症拡大の予防措置のために行うのは

特定の地域(または国全体)における人の移動や経済活動を休止すること予防ロックダウン」のことです。

これは人命の安全確保を最優先に考え、あらゆる危険回避の手段を取り「最悪のシナリオ」や「システムの脆弱性」に対処される予防措置を意味します。

なおこの場合、生活に必要なライフラインや食料品を販売するスーパーマーケット、薬局などは通常営業されます。

この「予防ロックダウン」の計画がなされていない場合は感染が急速に拡大、パンデミック(感染爆発)を引き起こし多くの人命が失われる可能性があります。

新型コロナウイルス警戒システムとは?

NZ政府は今回の新型コロナウイルスの世界的な感染流行に際し、COVID-19独自の「警戒システム(COVID-19 Alert System)」を設置、レベルを4段階に分けました。

アーダーン首相の会見した3月23日当日に即時レベル2から3へ、その後48時間を経てレベル4に移行を決定しました。

新型コロナウイルス警戒システム(COVID-19 Alert System)

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Level 1:レベル1

(2020/3/17 制定・発令)
新型コロナウイルスの感染は抑え込まれている。
しかしながら感染が国内に入ってくる危険度は上昇
次のレベル移行へ備えて準備。

Level 2:レベル2

(2020/3/21に発令)
新型コロナウイルスの感染は抑え込まれているが
コミュニティ感染のリスクが高まっている状態。

持病等で免疫力が落ちている70代以上の人々に自宅にとどまるよう呼びかけ。

Level 3:レベル3

(2020/3/23 NZ首相会見時に発令)
新型コロナウイルスの感染が抑え込まれていない危険な状態が高まっている。
コミュニティ内の感染が起こり、複数の集団感染(クラスター)が発生。

  • 感染地域への移動の制限
  • すべての学校、教育機関、必要不可欠ではないビジネスの休業への準備
  • 大規模なイベントは中止
  • 公共施設や行楽施設の閉鎖(図書館、博物館、映画館、ジム、プール、フードコート、遊園地等)

Level 4:レベル4

(2020/3/25 11:59pm~移行)
新型コロナウイルスの感染が抑え込まれていない危険な状態。
感染拡大が続いている。

  • 自宅待機(不要不急の外出禁止)
  • 全ての学校、教育機関、公共施設の閉鎖
  • 必要不可欠なビジネス(病院、警察、ライフライン、ガソリンスタンド、食料品流通関係等)以外は休止
  • 国内外への移動の制限
国家非常事態宣言

2020/3/25 新たに50人の感染が確認され合計205人となりました。
これを受けてNZ政府は同日「国家非常事態」を宣言、これにより当局が食料や燃料の管理の他、道路封鎖などの措置を取ることを可能としました。

アーダーン首相は国民に対し

「(ロックダウンの)ルールを破れば身近な人の命を危険にさらすことになる

と訴え、自宅にとどまるよう強く呼びかけました。

ロックダウン前にすべきこと

必要不可欠なビジネス、たとえばスーパーマーケット、薬局、ガソリンスタンド、ライフライン関係(水道、電気、ガス等)、病院、警察等は営業が続けれますが、それ以外のビジネスは休止となります。

よってロックダウンに入る前にしておきたい事をまとめてみました。

ロックダウン前にすべきこと

  • ヘアカット
  • 「接触感染」の危険があるヘアカットはロックダウンが解除されても、すぐに再開されるか分かりません。
    気になる方は早めに美容院・理髪店へ行っておきましょう。

  • 歯医者(緊急の場合は診療可能)
  • 緊急の歯痛や出血などの場合は診てもらえると思いますが、ずっと気になっている部分があれば早めに受診しておきましょう。

  • 室内で遊べるゲームや本の購入
  • 散歩などの外出は許可されていますが基本的には家に引きこもりの生活です。
    室内で出来るゲームやこの際ゆっくり読める絵本や図鑑を購入しておくのもよいでしょう。

  • エクササイズ用品の購入
  • ロックダウン中の毎日のエクササイズ(運動)は重要です。
    散歩用のウォーキングシューズやウェア、室内で出来るヨガ用のマットやウェアなどエクササイズ用品を購入しておきましょう。
    ”お気に入り”を着れば毎日のモチベーションもアップしますよ♪

  • 長持ちする食料品
  • 備蓄食料品については次項で説明しますが、基本的にロックダウン中もスーパーマーケットなど食料品流通関連の店は営業します。

NZでも見られた「ロックダウン前の買いだめ」でしたが、短期間に大勢の人々がスーパーに訪れ、人混みの中で買い物をすることにより感染の危険が一層高まりました。

実際、ロックダウン後の方が店内はガラ空き、棚には豊富に商品が並び、確実にロックダウン前よりは買い物がしやすく安全です。

よって過剰な「買いだめ」をする必要は全くありません。

備蓄しておくべき食料品とは?

↑でも触れましたが、ロックダウン中もスーパーマーケットなど食料品を扱う店は営業を続けます。
(営業時間短縮などの変更があるかもしれませんので要チェック)

ロックダウン前に購入した方がよいもの

  • 近くの店で入手しにくいもの
  • 例えばオーガニック製品など近場の店で購入できないもので保存のきく物は事前にストックしておきましょう。

  • 長期間保存できる食料品
  • 米、乾麺、パスタ類、小麦粉類、乾物、缶詰類は長期間保存できるので事前に購入しておいてもよいでしょう。
    しかしながら、ロックダウン後も購入できるものであれば過度な「買いだめ」の必要はありません。

    ライフラインが通常通り機能するのであれば「飲料水」のストックも必要ありません。

  • 保存できる日常生活必需品
  • トイレットペーパー、オムツ、生理用品など日常生活に必要な物は余分に1~2パックをストックしておけば良いでしょう。

    自然災害と異なり、生産や物流、販売が停止するわけではありません。
    むしろロックダウン後の混雑が少なく、充分に棚に補填されている商品を買うことができます。

  • いつもネットで購入している必要品
  • 流通も止まることはありませんが規模が縮小され、配達に時間がかかることが考えられます。
    よって毎日の生活に必要なネットでしか買えないもの(コンタクトレンズ洗浄液や化粧品等)事前に注文しておくと良いでしょう。

ロックダウン中のネット注文はいつでも購入可能なものや贅沢品の注文は避け、必要最低限にとどめましょう。

ロックダウン中の過ごし方

これはロックダウンを行う各国、自治体によって規制に差がありますが、NZの場合で解説します。

ロックダウン中の禁止事項

不要不急の外出禁止(基本的に自宅待機)

基本的には4週間、家の中で過ごすことになります。

家の周りの散歩はOK、必要な食料品などの買い物への車利用も許可されています。
空気を吸いに外に出て近所を散歩することはできますが、公園などの人の集まるところ、遊具、ベンチのあるところ(人が触れるため)は✖です。

車に乗ってビーチなどへ遠出することも許可されません。
これは車を使って人々が移動することにより、自動車事故、故障による警察や病院、修理サービス関係の負担が増えることになるからです。

フランスやイタリアのように、やむを得ない外出時に「申告書」の携帯が必要であったり、規則違反の罰金などは特にありません、
ただパトロールしている警官に注意されるくらいでしょうか^^

同居者以外との人との距離は2mを保つ

外で人と同じ空間にいる場合(散歩中など)には2mの距離を保つことが指示されています。

よってスーパーマーケットの店内でも他の客との距離に注意し、店内で必要な距離を保てるように入店人数を制限する店もあります。

ロックダウン開始後、スーパーに何度か買い出しに行きましたが入場制限もなく買い物ができました。

しかしながら、時間帯によっては2m間隔の列を作って入場を待たなければいけないようなので、車で行くから~という平時の感覚は要注意!
外で並んでもいいように必ず防寒してゆきましょう。

ロックダウン中の家での過ごし方

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通常のタイムシフトで動くようにする

なるべく、いつもと変わらぬ生活を心がけましょう。

我が家の場合、朝7時前後に起床、食事の時間帯も通常と同じ、夜は遅くとも11時には寝るようにしています。

明日の仕事、学校が無いとつい夜更かししてしまいがちですが、これは免疫を下げることになりますので「睡眠」は意識的にたっぷり取りましょう。

また週のスケジュールも通常通りとし、週末の寝坊や夜更かしはOK、金曜日の夜からのアルコールも許可♪
(↑こういう楽しみがないとやってられませんよね!)

平日と週末のメリハリが出来てロックダウン前の生活リズムで暮らすことができます。

規則正しい生活は体調管理にも役立ち、いつもと変わらぬ平日・週末を設定することによりロックダウン前と同じリズムで生活でき、終息後もすぐに平常運転に戻りやすくなります。

何よりも「いつもと違う状況」に対する精神的なストレスを軽減する効果も望めます。

免疫を落とさない楽しい食生活を

好きなカフェやレストランに出かけられないストレス。
やはり人にとって「食べる」ことは大切ですよね。

よってロックダウン中の閉鎖的な生活の中での愉しみ「食事」にはいつも以上に気を使いましょう。

パートナーや子供の好きなメニューを栄養や色どりを考え、また週末はBBQや家庭内パーティにしてもよいかもしれません。

それでも毎日の食事の準備が負担にもなってきますよね。
そんな場合はまだ営業しているデリバリーやスーパーマーケットのローストチキンやピザ、総菜を活用しましょう。

何よりも毎日の「食卓」を皆で楽しむことを心がけましょう♪

なるべく1日に1度は外の空気を吸う

ロックダウン中も許可されている外出に「散歩」があります。

これは家の近所に限定されますが、適度な運動と気分転換になり健康にも精神面にも良い影響を与えます。

小さなお子さんがいらっしゃる場合は公園へ行きたがるかもしれませんがNZの今回のロックダウンでは間接感染の危険性があるので✖です。
(公園に行ったら子供は遊具に触りたいですよね;)

この機会に庭の手入れや野菜づくりなどにトライしてみてもいいですね。

なるべく外の空気に触れ、身体を動かすことを意識しましょう。

室内でも意識して身体を動かす

雨で外に出れない場合は室内でストレッチや筋トレなど意識的に身体を動かすようにしましょう。

運動不足は免疫低下にも繋がります。

ストレッチやヨガなど、ゆっくりとした動きの運動を音楽等に併せても良いでしょう。
筋トレはパートーナーや子供に手伝って行うのも良いですね!

家族の居る方は1日のうちでエクササイズタイムやストレッチタイムを決めて一緒に楽しみましょう♪

ロックダウン中の子供の遊び方・過ごし方

ここは小さなお子さん(1~12才)と大きなお子さん(11~18才)に分けて考えてみました。

1~12才のお子さんとの過ごし方

外に散歩に連れ出しましょう

NZの場合、公園で遊べないのが悩みですが、歩きながらでも遊べる工夫をして散歩に連れ出しましょう。

歌を歌いながら、スキップしながら、など子供が楽しくなるような歩き方もいいですね。

車がいつもより少ないのは嬉しいことですが、走っていないワケではないのでなるべく住宅街の中を歩きましょう。

おやつ作り&簡単な食事のお手伝い

lockdown_pizza
引きこもっている間の愉しみのひとつは「食べること」
これは大人も子供も同じですよね!

そこで簡単なお菓子や食事は小さい子供でも、どんどん手伝ってもらいましょう。
クッキーやパンは「こねる」「形つくり」が粘土遊びのようですし、アイシングやケーキのデコレーションも「お絵かき」のようで楽しめます。

またピザ作りは生地に好きな具材をのせてソースやチーズをかけるだけですので、小さなお子さんも手軽に参加できてオススメですよ^^

庭遊び&ガーデニングのお手伝い

NZの場合、比較的ガーデンの広い家も多く庭先にトランポリンや遊具を置いているところもあります。

運動になる遊具で遊ばせるのはもちろんですが、この機会にガーデニングも手伝ってもらいましょう。

草を取ったり、花を摘んで家の中に飾ったり。

季節の野菜を植える準備も手伝ってもらうと収穫時に「あのロックダウンの時に植えた野菜だね」と楽しみも増えますし、植物の成長過程も観察できるでしょう。

質の良いプログラム(動画)を選ぶ

長時間の外出は出来ないロックダウン中、テレビ番組をダラダラ見てしまいがち…;
つけっぱなしの番組だとつい余計なものまで子供も一緒に見ちゃいますよね…

ここは子供のために「質の良いプログラム(動画)」を選んで見せてあげましょう。

今はNetflix,U-NEXT,Hulu…など「動画配信サービス」で様々なプログラムが楽しめます。

これはら毎月の定額制で「見放題」の動画もあり子供用のプログラムもたくさんあります。
31日間の「無料おためし」が使えるユーネクスト(U-NEXT)、2週間のトライアルがあるフールー(Hulu)

どちらも『ドラえもん』『アンパンマン』の人気アニメ作品のほかNHKの幼児番組『いないいないばあっ!』の人気曲を集めたプログラムもありますよ♪

昼間はキッズ達がアニメ作品を、夜は大人が映画やドラマ作品を愉しむのもアリ!

「ロックダウン」のこの機会に「無料おためし」でいくつかの動画配信サービスを試してみるのも良いですね☆
 

13~18才のお子さんとの過ごし方

外に散歩に連れ出しましょう

この年代になってくると「喜んで」ついてくる訳ではないかもしれませんが・・・1日に1度は散歩に誘いましょう。

あまり並んで歩かない息子さんも、今回のようないつもと違う状況だと、いろいろ会話も増えるかもしれませんヨ^^

食事やDIY&ガーデニングの手伝い

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この時間のたくさんある時に「定番料理」を一緒に作りながら教えるのもオススメです。

基本的な食材の選び方、切り方、道具の使い方、そして料理の手順。

今やYou yubeなどで手軽に料理動画を見れるし・・・と思われるかもしれませんが、ここは「家庭の味」や「本や動画では教えてくれない”基本的”なこと」を教えてあげてください。

例えば「じゃがいもの芽を取る」とか「セロリのスジを取る」など、料理本にも省略されているようなことは社会にでると誰も教えてくれません。
ぜひ娘さんだけではなく息子さんもご一緒に!

また、日頃手が回らない家の修繕やガーデニングの力仕事なども、ぜひ一緒にやってみましょう。
ロックダウンは親子が一緒に何かに取り組む、絶好のチャンスです☆

毎日のタイムスケジュールを決めよう

前項でも触れましたが、いつも学校で決まったシフトで授業を受けている子供たちには特に大切なことです。

毎日の暮らしにメリハリをつけるため、朝もダラダラといつまでも寝かせておかずに起床させ、時間通りの食事、生活を促しましょう。

特に自宅にこもっているとゲーム時間が多くなりがちですので制限時間を設け、いつもとは違う「読書」や「工作」などを勧めてみるとよいでしょう。

オススメ!ゲーム感覚の「お仕事カード」

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これは年齢に関係なく、今回ぜひ試してみて欲しい事です!

ロックダウンの間中、ママがいつもと変わらずに多くの家事をするのは大変なことだし、ストレスの一因にもなりますよね!

ここは家族全員に協力してもらって家事分担をしましょう。
特にお子さんにはゲーム感覚で提案すると楽しんでくれますよ♪

まず「お仕事カード」を作り(ぜひ、お子さんと一緒に作って下さいね☆)
ゲームで勝った人から自分の好きな「お仕事カード」を引いてもらいます。

我が家は「UNO(ウノ)」もしくは「じゃんけん」で決めます^^

「お仕事」は毎日交代しても良いし、1週間毎にしてもOK。

「お仕事カード」の5つのメリット

  1. ゲーム感覚で「お仕事」を決める。
  2. ママがやってる「家事」の種類がわかる。
  3. 自分の「お仕事」を持つことで責任感がでる。
  4. 「お仕事」をする手順を覚えられる。
  5. 交代で色々な「お仕事」を覚えられる。

もちろん、小さなお子さんは最初一緒にやってあげましょう。

その時に「上手だね」「できたね」とホメてあげることを忘れずに。
そして終わったら「キレイになったね」と声をかけてあげるといいですね!

↓カードの作り方は簡単↓
準備するもの

  • 厚めの紙(サイズは5~8cm:トランプ位)
  • 私は下着やストッキングに入っている板紙?を使いました。

  • ハサミorカッター
  • ペン・色えんぴつ

字が書ける年齢のお子さんには文字も書いてもらいましょう。
小さなお子さんはイラストを描いたり、色塗りしてもらってもよいかもしれません。

ぜひ「夏休みの工作」みたいにワイワイ♪楽しく作ってくださいね☆

ロックダウン中の心構え

いつも以上にお互いを思いやる

とは言ってもホリデーでもない4週間にわたる「自宅待機」はストレスフルなもの。

些細なことでイライラしてパートーナーや子供に当たってしまいがちです。

けれどそんな衝突をした後、気分を変えるために出かけるショッピングモールやカフェは営業していないのです。

一緒に協力して命を守る」という目標のもと、いつも以上に優しく、相手の気持ちを思いやって生活しましょう。
 
同居人、家族はもちろんのこと、その気持ちは隣人や散歩ですれ違う人にも向けてみましょう。

今回のような国をあげての緊急事態に多くの人がストレスを感じています。

いつも以上に隣人を気にかけ、すれ違う人に挨拶して(2m以上離れて)笑顔で過ごしましょう。

私も今朝、通りの向こうを歩いていた老婦人に手をあげて挨拶したら笑顔で応えてくれました^^

昨年のクライストチャーチ・モスク襲撃事件の時も同じでしたが首相の温かい声明の元、皆で「協力してこの国と人の命を守ってゆく」という気持ちで過ごしたいものです。

非常事態に働いてくれている人々への感謝

4週間のロックダウンの自宅待機でストレスを感じる人も多くいますが、それでも家の中という安全な処で家族と過ごせていることはとても幸せなことです。

この非常事態宣言がなされた中でいつもと変わらず、それ以上に厳しい状況で私達のために働いてくれている多くのワーカー達のことを忘れてはなりません。

増え続ける感染者を受け入れている病院の医師や看護師、救急隊員、消防士、警察官、そしてライフライン関係者、スーパーマーケット関係者など本当に多くの人に支えられて私たちの生活は回っています。

NZではこれらの職種の人々をエッセンシャルワーカーと呼んでいますが、けして彼らへの感謝を忘れずにロックダウンを過ごしたいものです。

ロックダウンは何を私たちにもたらすのか?

正直、今の時点(ロックダウン2日目)でこの国全体のロックダウンがどのような効果をもたらすのか予想できません。

しかし、ジャシンダ首相も述べていたように今ロックダウンを行わない場合「数週間のうちに感染患者は倍増し、数十万の国民が死に至る可能性がある」という試算が出ています。

私達は速やかな試算と英断を下した政府の考えを尊重し、自らの命と大切な人々の命を守るために行動するのみ、です。

真面目なことばかり書いてきましたが、このNZのKIWI達はそんなストレスフルな中でもユーモアを忘れてはいないようです^^

NZ警察がfacebookでシェアしたもの↓

歴史上はじめて
私達は”テレビの前で寝そべって”
“何もしない事”で
人類を救う事ができるのです。
(この作戦を)しくじらないようにしましょう!

確かに!こんな簡単に「人の命を救える」ヒーロー・ヒロインになれるとは!?

ただ・・・残念なのは、NZのTVプログラムが絶望的「面白くない」ということでしょうか…笑

まとめ

未だかつて経験のしたことのない「4週間のロックダウン」を経験している現在のNZの生活をもとに今回の記事を書いてみました。

まだあと26日もある(!?)自宅待機生活ですが・・・また気づいたことや皆様の参考になりそうな事例がありましたら、その都度アップデートしてゆきますね!

近々、日本でも行われるかもしれない「ロックダウン」

いつ来ても慌てず、家族や大切な人の命をまもるべく準備しておきましょう。

今回の記事も、皆様のお役に立てましたら幸いです。
 
 
皆様からの「ロックダウン中こんな過ごし方はどう?」とか「小さな子供はこんな遊びをすると楽しめるよ!」といったご提案がありましたら、ぜひ教えてください!

ぜひ↓下のコメント欄に書き込んでくださいね☆

Pino
ツイッターでもロックダウン中のことを呟いてるよ!
@Pinocan4

 
 

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