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2020春アニメの中でも注目の作品
『かくしごと』がいよいよ2020年4月2日からスタートして好評放映中ですね!
原作は「さよなら絶望先生」の久米田康治氏が「月刊少年マガジン」で連載中の人気マンガ☆
TVアニメ「かくしごと」放映情報
- TOKYO MX:2020年4月2日から毎週木曜24時00分〜
- サンテレビ:2020年4月2日から毎週木曜25時30分〜
- BS日テレ:2020年4月2日から毎週木曜23時30分〜
- AT-X:2020年4月2日から毎週木曜23時30分〜
この「かくしごと」絵柄のオシャレな雰囲気が気になって視聴しはじめたのですが…
もう、のっけからのOP(オープニング・テーマ)の鮮烈さ
そして・・・最後のED(エンディング・テーマ)には【君は天然色】
「うわ!これで来るのかー!!」
と思わず叫んでしまいました!
おそらく・・・アラフォー、アラフィフ世代にはたまらない名曲をもってきた「かくしごと」のED&OPを今回はご紹介します☆
\『かくしごと』第1話から観たい!/
という方はコチラから☆
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アニメ『かくしごと』の主題歌OP「ちいさな日々」
歌うのは大阪出身の4人組バンドflumpoolフランプール
アニメ『かくしごと』主題歌「ちいさな日々」
- 作詞:山村隆太
- 作曲:阪井一生
- 編曲:飛内将大
- 唄:flumpool
📢出演情報📺⚡️
◆MTVミュージックビデオ特集「flumpool VideoSelects supported by QUICPay Part2」
4/27(月)18:00~19:00◆ファンの質問に答えるSP企画❗️
「MTV ?&!: flumpool supported by QUICPay」4/30(木)~5/31(日)詳細はコチラ⏩https://t.co/OTKenPt7Ji#flumpool#MTV #100の質問
— flumpool_STAFF (@flumpool_STAFF) April 28, 2020
flumpoolフランプールとは?
山村隆太(Vo)、阪井一生(G)、尼川元気(B)、小倉誠司(Dr)による大阪出身の4人組バンド。2008年デビュー。2019年には9度目となる全国ツアーを開催し、年末には地元大阪・大阪城ホールでの単独ライブを開催。2020年にはアルバムの発売、全国ツアーの開催も発表されている。
▶コメント
flumpool 山村隆太
「かくしごと」という作品のチームの一員になれてとても光栄です。
テーマは「何気ない日々の小さな幸せ」です。
どこまでも狭く、そしてどこまでも深い。
そんな「家族の絆」を夕暮れの公園を舞台に描きました。
それがどんな溶け込み方をするのかファンの皆様同様、僕らも楽しみにしております。>引用:かくしごと公式サイトより
主題歌を歌うのは大阪出身のバンドflumpool
幼稚園時代からの幼馴染みを中心とした4人組なんですね!
「かくしごと」のポップな絵柄にぴったりの爽やかな歌声を聴いてみましょう☆
TVアニメ「かくしごと」OPノンテロップ動画
オープニング・アニメーション制作スタッフ
演出・絵コンテ:村野佑太
作画監督:山本周平
冒頭の四季折々の背景の中
対峙する可久士と姫
小さな姫が、だんだん成長している姿
気づかれましたか?
後ほど紹介しますが・・・
『かくしごと』の天然色の世界を見事に描き出した
美術背景、作画陣の素晴らしさが堪能できるOPです☆
アニメ『かくしごと』のED曲「君は天然色」
80年代ポップスを代表する大瀧詠一&松本隆のヒット曲
アニメ『かくしごと』ED曲「君は天然色」
- 作詞:松本隆
- 作曲:大瀧詠一
- 編曲:多羅尾伴内
- 唄:大瀧詠一
「君は天然色」は1981年3月21日に発売された大瀧詠一通算7作目のシングルのA面曲。
同時発売された「A LONG VACATION」の1曲目で本アルバムは「ロンバケ」という愛称でも知られる大瀧詠一の大ヒットアルバムです。
CD発売後のオリコン初のミリオンセールス作品となり、その後も多くのミュージシャン達にカバーされたり、CMで使われたりと、40年の長きに渡って愛され続けている名曲です。
カバーしている主なアーティストと収録作品
- ゴスペラーズ
「カレンダー」
- 堂島孝平 × GO-GO KING RECORDERS
「ナイアガラで恋をして Tribute to EIICHI OHTAKI」
- つじあやの
「COVER GIRL 2」
- 大貫妙子
「A LONG VACATION from Ladies」
- 豊崎愛生
「AT living」
使われている主なCM作品
- ロート製薬「新・Vロート」CMソング(1981年)
- キリンビバレッジ「生茶」CMソング(2004年)
- アサヒビール「アサヒすらっと」CMソング(2010年)
- スズキ「アルトエコ」CMソング(2011年)
- サントリー「金麦糖質75%オフ」CMソング(2012年)
- BS12 トゥエルビ『ザ・カセットテープ・ミュージック』OPソング(2017年-)
- TOKYO MX『日曜はカラフル!!』OPソング(2019年-)
>参考引用:wikipedia「君は天然色」頁より
「君は天然色」に込められた想い
「君は天然色」がアルバムの1曲目に収録されている「A LONG VACATION」は大瀧詠一氏の大ヒットしたアルバムです。
大瀧詠一氏が「ぜひ詩を書いて欲しい」と直接、松本隆氏の家に出向いて頼み込み、彼も快く引き受けて制作に取りかかりました。
しかし、その制作途中に病弱だった松本隆氏の実妹が心臓発作で入院してしまいます。
松本氏はすぐに大瀧氏に連絡し、ほかの作詞家を探すように・・・と言ったところ「アルバムなんていつだって出せる。今度のは松本の詩じゃないとだめなんだ」と彼は答えたそうです。
けれども・・・その数日後、妹さんは帰らぬ人となってしまいました。
妹さんの最期を看取った彼が病院を出て歩いた渋谷の街。
それは、まるで色を失って「モノクローム」のように見えたそうです。
彼がショックからようやく立ち直り、この「君は天然色」の詩が書けたのは3ヶ月も後のことでした。
その間、彼は何も言わずに待ってくれた。
あのアルバムの中の詩に人の心を打つ何かがあったとしたら、明るくポップなプールのジャケットの裏に、透明な哀しみと、それを支えてくれた友情が流れていたからだと思う。
>引用:TAP the POPより
この逸話を知ってしまうと・・・
ポップで明るいイメージだった「君は天然色」が急に” 哀しみで透き通ったよう ”な曲に聞こえてきますよね…
けれども大瀧詠一氏の声の、ちょっと物憂げな雰囲気が、この松本隆氏の詩によく合うのだなぁ、とあらためて思います。
様々なメディアとタイアップされてきたこの名曲ですが、この『かくしごと』のEDの世界観に、これほどマッチする曲も他にはないでしょう。
アニメ『かくしごと』ED映像とPV制作させて頂きました!OP頭から泣けて本編超笑えます!ED曲「君は天然色」を決めてきたPを抱きしめてあげたい。楽曲と原作知る者としてはEDのテイストはこれしかない!と思って。監督ありがとう… https://t.co/uG8V5XbcU8 #かくしごと
— 10GAUGE CO.,LTD. (@10GAUGEinfo) April 3, 2020
EDを担当したアニメスタジオ「10GAUGE」ツイッター公式でも、この曲をひっぱてきたP(プロデューサー?)を誉めていますね!
(抱きしめてって・・・w)
歌詞にもある「Color girl」がそのまま姫ちゃんに重なって・・・
次項は、この名曲との素晴らしいコラボを実現したEDアニメ制作についてご紹介します!
オープニング・アニメーション制作スタッフ
- EDディレクター・絵コンテ:依田伸隆
- 作画演出:松尾晋平
- 作画監督:山本周平
- アニメーション制作:10GAUGE
EDのアニメーションスタッフを見ていて・・・
あれ?『かくしごと』のアニメ制作って「亜細亜堂」じゃないの?
と気づいた方もいらしたかもしれません。
私もそのひとり。
そう、OPやEDを別の制作会社に出す場合もあるのです。
そして今回、このEDを任されたのは・・・あの依田伸隆監督じゃありませんか!?
あの名曲「君は天然色」に天才・依田監督を持ってくるとは!
もう・・・傑作にならない理由が無い、と言った感じです。
依田伸隆(よだ・のぶたか)氏とは?
映像制作会社10GAUGE(テンゲージ)を率いるディレクター。
新海誠監督『君の名は。』の予告編や、DAOKO × 米津玄師『打上花火』のミュージックビデオが大きな話題を呼び、数々のアニメ作品の予告編やOP映像などを手がける、今もっともホットなクリエイターのひとりです。
新海監督作品は昨年公開の「天気の子」のPVや予告編も手がけていますね。
また近いところでは2019年末、星野源氏の主題歌に持ってきた「ドラえもん」のOP制作し、大きな反響を呼びました。
とにかく従来の既成概念に囚われない、斬新な見せ方をする依田監督&10GAUGE
その手腕がいかんなく発揮された『かくしごと』ED
ノンテロップ動画で、じっくりご覧ください!!↓
TVアニメ「かくしごと」EDノンテロップ動画
いかがでしたか?
もう、原作者久米田氏の世界と大瀧詠一氏&松本隆氏の世界が見事にマッチした素晴らしいEDに仕上がっていますよね!
↓ EDを見たファンの間にも驚愕のコメントが ↓
ファンの歓喜の声
”録画していた1話を視聴していた時両親がこのEDに反応してました
僕にとっては昔CMで聞いたことのある何となく頭にメロディが残っている曲
両親にとっては青春時代を彩る思い出の曲”
”まさかの大滝詠一、あぁ〜80年代がよみがえる。1981年、中学二年生。
永井博のジャケット、鈴木英人のFM STATION表紙、YMO、EPO、ジューシーフルーツ、うる星やつら…。”
“かくしごとED君は天然色と映像あいすぎてほんと泣ける”
>引用:You tubeコメント欄より
原作「かくしごと」の画風のルーツは?
原作コミック「かくしごと」の表紙絵を見ていると、まるでレコード(CD)ジャケットやポスターのようなお洒落な雰囲気がありますよね!
原作者・久米田康治氏も以前インタビューの中で、あたち充氏や江口寿史氏、そしてやはり80’s 90’sにアメリカンなイラストで流行した鈴木英人氏や、わたせせいぞう氏がルーツにある、と話しています。
ED曲「君は天然色」が入っている「A LONG VACATION」↑のジャケットを手掛けた永井博氏も80’sを代表するアメリカンポップのイラストレーターですよね!
イラストから「黒」のラインを消したり、影や光の映り込みなどをグラデーションではなく、色トレースをして鮮やかに見せる特徴的な画法。
これらのイラストはレコードジャケットのみならず、インテリアとしてのポスターやグッズにも使われ一世を風靡しました。
アニメ史に残る傑作EDを熱く語ってみる
冒頭は車の中、フロントガラスから見える可久士の後ろ姿。
背景には沸き立つ白い雲と青空…これだけでジャケットのような爽やかさです。
軽快なイントロに合わせて、姫の制服のプリーツも揺れます。
どこか違う道を歩いている可久士と姫が、交互に映し出される面白いカメラワーク。
歌詞が入ってくる直前、ドラムにあわせて可久士と姫の手拍子、そして街角の数ショットの切り替えがとっても効果的。
街をバックに高架の舗道をリズムよく歩く姫。
長い黒髪がなびいてセーラー服の襟が翻ります。
可久士は緑の多い目黒川にかかる橋を渡り、並木道を歩いてゆきます。
そのバックに流れる歌詞は・・・
♪ 別れの気配をポケットに~ ♪
と、道すがらに「かくしごと」のネオンサインが!
そこでちょうど流れるフレーズ↓
♪ かーくしていたから ♪
もう、鳥肌モノのタイミング☆
これがやりたくて・・・P氏は「君は天然色」をEDに引っ張ってきたのは間違いないですね!笑
サビの部分に入って、道を駆け出す姫。
この時のバックは無機質なコンクリートの壁なのですが・・・姫が通り過ぎてゆくとその「モノクローム」な背景にカラフルな絵が描かれてゆくのです。
前項での、作詞家の松本隆氏のエピソードを想い出すと・・・涙が出てきそうになるシーンです;
ご本人がこのEDをご覧になったら・・・妹さんと姫を重ねてしまうかもしれませんね…
同じく走る可久士は途中で何かに気づいたかのように一瞬、立ち止まり、違う方向に走り出します。
(こういう、細かい動作がたまらなく良い!でも・・・なんで可久士は素足に革靴なんだろw)
━━そして、丘の上にたどり着いたふたり。
お互いを見つめ、歩み寄る姫と可久士。
ラストのゆっくりと遠ざかる、犬を乗せた車には誰が・・・?
お気づきかと思いますが、EDはOPと違って「高校生になった姫」と「可久士」の2人しか出てきません。
TVアニメ第1話から時々挟まれる「高校生になった姫」の未来のシーン。
いや…本編の方が姫の回想シーンと言った方がよいのかも?
原作未読派は・・・色々と伏線が気になるアニメ『かくしごと』です☆
アニメ「かくしごと」あらすじ
ちょっと下品な漫画を描いてる漫画家の後藤可久士。
一人娘の小学4年生の姫。
可久士は、何においても、愛娘・姫が最優先。
親バカ・可久士が娘・姫に知られたくないこと。
それは……
自分の仕事が『漫画家』であること。
自分の“かくしごと”が知られたら
娘に嫌われるのでは!?“愛と笑い、ちょっと感動のファミリー劇場がはじまる――”
>「かくしごと」公式サイトより
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アニメ「かくしごと」スタッフ&キャスト
製作スタッフ
原作:久米田康治(講談社「月刊少年マガジン」連載)
監督:村野佑太
シリーズ構成・脚本:あおしまたかし
キャラクターデザイン:山本周平
総作画監督:西岡夕樹/遠藤江美子/山本周平
プロップデザイン:ヒラタリョウ
美術監督:本田光平
美術設定:岩澤美翠
美術:草薙
色彩設計:のぼりはるこ
撮影監督:佐藤哲平
撮影:旭プロダクション白石スタジオ
編集:白石あかね
音楽:橋本由香利
音響監督:納谷僚介
音響制作:スタジオマウス
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作:亜細亜堂
製作:かくしごと製作委員会
キャスト
後藤可久士:神谷浩史
後藤姫:高橋李依
十丸院五月:花江夏樹
志治 仰:八代 拓
墨田羅砂:安野希世乃
筧 亜美:佐倉綾音
芥子 駆:村瀬 歩
六條一子:内田真礼
ナディラ:加藤英美里
マリオ:浪川大輔
古武シルビア:小澤亜李
東御ひな:本渡 楓
橘地莉子:和氣あず未
千田奈留:逢田梨香子
汐越 羊:古城門志帆
城路久美:原 由実
大和力郎:小山力也
内木理佐:沼倉愛美
まとめ
今回はアニメ『かくしごと』の主題歌OPと大瀧詠一&松本隆の名曲を使ったEDについての記事でした。
通常、作品記事の中でOP&EDの紹介もするのですが・・・
今回ばかりは!別記事にせずにはいられない!!
それくらい私にとって衝撃的に嬉しい、そしてアニメ史に残る傑作OP&EDだと思っています。
この記事が80年代を懐かしく想うアラフォー、アラフィフの方に共感してもらえるといいな…
そしてまた、その時代を知らなかった新しい世代の方たちへの参考になれば、嬉しく思います☆
可久士の親バカぶりにくクスッと笑い
姫の可愛さに、ほっこり癒される
TVアニメ「かくしごと」
これからも全力で応援してゆきましょう~☆
\『かくしごと』第1話から見直したい!/
という方はコチラから☆
↓ ↓ ↓
◆「無料お試し」期間中に解約すれば料金は一切かかりません◆
各話感想&あらすじも書いてます☆↓
【「かくしごと」アニメ配信動画を無料でフル視聴できるサイトは?感想と各話あらすじも】
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