[quads id=1]
2019年春にNHK総合で放映された『ガンダム生誕秘話』が再放送されますよ!
3月に放送された初回はTHE ORIGINの放映前ということもあり、ガンダムファンはもちろんのこと若い世代への「ガンダム紹介番組」として大好評でした。
NHKの「バズった」番組ということで翌月4月の「NET BUZZ」ですぐに再放送もされた人気ぶりでしたね!
今回は年末のBS1スペシャルで12月6日 NHK BS1:20時~の再放送となります。
ガンダム生誕40周年にふさわしい2019年の締めくくりですね☆
「ガンダム生誕秘話 完全保存版」の概要
リアルな人物描写と世界観で「日本のアニメを変えた」と言われる大ヒット作「ガンダム」だが当時の制作現場は厳しかった。人手が足りずスタッフが泊り込み、関連商品は売れず、視聴率は低迷。ついに放送の打ち切りが決まり、さらにメインスタッフが病に倒れ、監督自らが原画を描くほどの窮地に。なぜその作品が不朽の名作となったのか?富野監督をはじめ、当時のスタッフ、声優、雑誌編集者など数々の証言からその秘密を探る。
>参考引用:BS1スペシャル告知頁より
「ガンダム」にかかわった制作スタッフ&声優陣へのインタビュー
この「ガンダム生誕秘話」は今までにない豪華なスタッフ&声優陣への深く切り込んだインタビューで構成されていて話題になりました。
インタビューを受けた主な制作スタッフ、声優陣はこちらの方々です↓
※紹介文には個人的な見解も入ってますw
制作スタッフ
- 富野由悠季
知らぬ人は居ない「ガンダム」の生みの親。
原作・監督・脚本・演出・絵コンテ等、TVシリーズから劇場版等を手がけました。
- 安彦良和
「ガンダム」のキャラクターデザイン・作画監督。
この作品からアニメーターがポスターやレコードジャケット、そして雑誌の表紙絵など多くの「表現の場」で活躍するようになった先駆者。
「ガンダム」は生き生きとした安彦絵の魅力を世界に発信した作品でもあります。
- 大河原邦男
「ガンダム」のメカニックデザイン。
モビルスーツという世界を見事にデザインして「ロボット物」からの脱却を成し遂げました。
主役のガンダムの格好良さはもちろんのこと、ジオン公国軍のザクを初めとする量産型モビルスーツのデザインは「ガンプラ」という名称が確立するほど今現在も熱いジャンルになっています。
- 板野一郎
アニメーター、演出家。
数々のメカの軽快な動きや曲芸的な空中戦(宇宙空間戦)は「板野サーカス」という称号を与えられています。
「ガンダム」制作時は新人のアニメーターでしたが、その類まれなる動きのセンスは富野監督にも認められていました。
- 松崎健一
脚本家、シリーズ構成。
筋金入りのSFファンであり「ガンダム」においてはSF考証も担当。
スペースコロニー、ソーラーシステム、ミノフスキー粒子などの設定でガンダム「宇宙世紀」の世界観を確立しました。
- 飯塚正夫
制作会社のサンライズ元企画室に所属「ガンダム」の企画立案を担当。
- 植田益朗
制作会社のサンライズで制作進行を担当。
劇場版「機動戦士ガンダムⅢ~めぐりあい宇宙篇~」ではプロデューサーに就任。
- 藤田純二
音楽プロデューサー。
ファーストガンダム、劇場版3部作を担当。今年35年のブランクを声て新たなガンダム「THE ORIGIN」のプロデュースも手がけました。
声優陣
- 古谷徹
ファースト・ガンダムからの主人公アムロ・レイ役の声優。
当時めずらしい「内向的な主人公」アムロの「ちょっとひねた特徴的な少年ボイス」は40年経っても健在。
- 池田秀一
敵役ながら主人公アムロを超える人気のシャア・アズナブル役の声優。
こちらも変わらぬダンディな声は未だに不動の人気です。
- 藩恵子
アムロとシャアの前に現れたニュータイプの少女ララァ・スン役の声優。
「THE ORIGIN」ではその役を譲りましたが娘の藩めぐみさんがセイラ・マス役としてガンダムワールドへ関わっていることはファンには嬉しいところです。
「ガンダム」に関わった人達
- 川口克己
玩具メーカーBANDAI SPIRITS社員、モデラー。
「ガンプラ」というジャンルの擁立に寄与した一人。モデラー界でも有名な存在でその通称「川口名人(カワグチメイジン)」はガンプラ漫画やアニメにも出演しています。
- 小牧雅伸
アニメ雑誌「アニメック」元編集長。
マニアックな視点から展開する誌面作りが人気となり「論評のアニメック」と評判になりました。
ガンダムの型式番号「RX-78」の生みの親という説はファンの間では有名。
- 近藤良英
松竹株式会社の「ガンダム」劇場版の担当プロデューサー。
以上のような豪華な面々への取材。
この「ガンダム誕生秘話」の企画スタッフの並々ならぬ熱意が感じられますね!
[quads id=2]
「ガンダム生誕秘話」再放送情報
NHK BS1で「BS1スペシャル」でゴールデンタイムの再放送です!
「ガンダム生誕秘話」再放送
2019年12月6日(金)
NHK BS1:20時~21時50分まで(110分)
情報によると「新たなインタビューも加えてパワーアップした」とあります。
誰のインタビューが新たに入ってくるのか気になりますね~
そういう意味でも『ガンダム誕生秘話 完全保存版』と謳っているのか!!
NHKさん、なかなか年末に洒落たクリスマスプレゼントですね☆
加えられる「新たなインタビュー」とは?
この「ガンダム誕生秘話」の制作にあたってディレクターさんにインタビューした記事がありました。
──これだけの豪華な面々に取材をされて、一番苦労されたことはなんですか?
との問いに↓のようにコメントされています。
みなさんのお話を放送に入るようにまとめることですね。当時を知る人間としては、その証言の貴重さに、短くするのが悔しかったほどです(笑)。できれば“完全版”を作りたいです! さらに苦労と言えば、同世代は何かしらガンダムに影響を受けている人が多く、関係者の期待値も高いんです。だから、今回こういった番組を作るに当たってプレッシャーを感じています……(笑)。
>参考引用:NHK [ガンダム誕生秘話]サイトより
上の「ガンダム生誕秘話」番組担当ディレクター 徳田淳氏のコメントから推測すると…
「新たなインタビュー」はこの番組制作にあたって長さの調整でカットせざるを得なかった「貴重な証言」の中かから、いくつかをサルベージしてくれるのでは!?
と予想します。
徳田氏をはじめ、この「ガンダム生誕秘話」に携わっているスタッフの多くは「機動戦士ガンダム」通称:ファーストガンダムをリアル本放送で観ていたい世代。
だからこそ、この「アニメ史の金字塔」と称えられるガンダムの「真実」を当時の制作・声優陣の証言をもとに残しておこう、と作られたとのことです。
私も再放送ではありましたが~ほぼファーストガンダムのリアル体感世代。
どうしても「ガンダム」の華やかな記録ばかりに目が行きがちですが・・・
噂には聞いている裏側にあったスタッフ陣の苦労
「惨敗からの奇跡の復活」の詳細を当時の証言から知ることができるなんて!
昔からのファンは元より「今のガンダム」「現代のアニメーション」しか知らない世代にも、とても興味深く観れる内容となっています。
まとめ
「ガンダム40周年」の年を締めくくるにふさわしい再放送!
2019年12月6日(金)
NHK BS1:20時~21時50分まで(110分)
どうぞお見逃しなく☆
「THE ORIGIN」から始まった2019年を振り返りながら~この年末もガンダム・ワールドに浸りましょう。
ファーストガンダム&劇場版3部作の関連記事はコチラ↓
【「劇場版 機動戦士ガンダム」3部作の動画を無料で見る方法は?おすすめ動画配信サービスも紹介】
「オリジンTHE ORIGIN」もう一度観なおしたい!方もどぞ☆↓
【ガンダムTHE ORIGIN(オリジン)見逃し配信してる無料動画サイトはどれ?】
[quads id=3]
[quads id=1]