bitcoin

こんにちは!管理人の@Pinocan (ぴのかん)です。

ニュースでよくビットコインって騒いでるけど・・・?

仮想通貨って…リアルのお金じゃないんでしょ?不安だわ…

今回はそんな「仮想通貨初心者」さん向けに「ビットコイン」を深堀りしてゆきたいと思います。

かくいう私も2021年11月に初めて仮想通貨を購入したガチの初心者、まだまだ勉強中です。だからこそ「今から始めてみようかな?」という方の不安な気持ちも、よーく分かります。

ここでは「投資の仕方」なんて難しいことではなく「ビットコインって何?」「どんな歴史があるの?」「将来性は?」などのシンプルな疑問をまとめて、ビットコイン(仮想通貨)に1歩近づいてもらえたらいいな、と思っています。

なんでも知らない事=不安なんですよね。でも、少しでも知ってみると、ちょっと親しみが湧いてきて、少額でも購入してみると俄然、興味が湧いてきますよ!

アラフィフの私も将来、ティーンエージャーの息子と「仮想通貨」の話ができるように勉強を続けてゆくつもりです。せっかく生きてる時代にWeb3.0(仮想世界)を体験できるチャンス、もったいないですもんね!

新しい知識を迎え入れて、脳細胞を活性化させましょう♪

「仮想通貨」と「暗号資産」の違い

まず「ビットコイン」を語る前に仮想通貨(暗号資産)を解説してゆきます。

いろいろ調べてゆくとブログによっては「仮想通貨」と書いてあったり、「暗号資産」と記載があったり。・・・え、これって同じ意味なの?違いがあるの?

さっそく調べてみました↓

2018年12月に、金融庁は仮想通貨の呼称を暗号資産に改めると発表し、2020年5月1日に正式に施行されました。変更の主な理由として、仮想通貨の「通貨」という名称が、日本円などの通貨と混同されかねないことを挙げられています。

また、仮想通貨の使途が拡大していることもあり、世界的にも呼称に変化がみられます。従来までは「Virtual Currency(仮想通貨)」や「Cryptocurrency(暗号通貨)」といった呼称が使われていました。

これが、G20 などの国際会議では「Crypto asset(暗号資産)」と表現されるようになっています。日本国内でも、仮想通貨の呼称について、世界基準にならおうとしているようです。

>引用元:「暗号資産とは?仮想通貨との違いを暗号資産交換業者が解説」より

なるほど…世界基準の呼び方にならって「仮想通貨」⇒「暗号資産」という呼び名に変更したようですね。

よって正式には「暗号資産」なのですが、一般的に「仮想通貨」もまだまだ使われていて、その辺りの縛りは厳格ではないようです。

その一般的に使われている仮想通貨は暗号資産の中の一部、「仮想通貨⊆暗号資産」つまり仮想通貨は暗号資産に含まれる、という考え方です。

暗号資産にはトークン(仮想通貨)の他にNFT(画像データや音楽等)や土地の権利書データなどが含まれます。

仮想通貨とは?

では、一般的に考えられている「仮想通貨」とは何でしょうか?

仮想通貨はインターネット上で取引される「通貨」のような機能を持つ電子データのことです。イメージ的にはゲーム内で使われるトークン(代用貨幣)でしょうか。

「じゃあプリペイドカードの中のお金やポイントと同じじゃない?」

と思われるかもしれませんが、大きな違いがあります。

【仮想通貨とは?】

資金決済法において、仮想通貨は、次の性質をもつ財産的価値をいいます。
不特定の者に対して、代金の支払いなどに使用でき、かつ法定通貨(日本円や米国ドルなど)と相互に交換できる
電子的に記録され、移転できる
法定通貨又は法定通貨建ての資産(プリペイドカードなど)ではない

>引用元:政府広報オンラインより

日本円や米ドルと似た機能を持ちながら、「法定通貨」との決定的な違いは・・・

「仮想通貨」の特徴
  • 中央集権(国家や中央銀行)が発行したものではない
  • 銀行などの金融機関を通さずに世界中の誰にでも送金できる
  • 電子データで全ての取引履歴が記録される

プリペイドカードの中の電子通貨やポイントはどこかの企業が発行していて、そこが契約している店舗、サイト等でしか使えません。また、誰か他の人のアカウントに通貨やポイントを送金することも不可。

政府広報サイトにあるように仮想通貨の特筆すべきポイントは「世界中の誰にでも送金でき、なおかつ法定通貨と交換(両替)できる」という画期的な電子データなのです。

みあみあ

確かに!そりゃスゴイにゃ!けど中央集権が発行したものでなければ、誰が発行してるの?

ぴのぴの

いい質問だね!ビットコインを例に説明するよ

ビットコインとは?

bitcoin

ビットコイン(BTC)は前述した仮想通貨、つまりインターネット上で取引される「暗号資産の一種です。

やりとりにはP2P(Peer to Peer)方式を採用しており、ユーザーの端末(Peer)ごとにデータを振り分けて管理します。よって銀行の中央サーバーで管理する金融機関、すなわち中央集権的な機関を必要としないのです。

ぴのぴの

銀行のサーバーがダウンすると取引停止になっちゃうけど…仮想通貨は個人の端末に振り分けて管理してるから、全体がシステムダウンすることは無いんだね!

2021年には過去最高額を更新し777万円の値をつけたビットコイン

しかしながら年末には、世界的なインフレからの金融引き締めと株式の下落に連動して、ほぼ半値近くまで落ち込む波乱万丈のチャートを記録しました。

そんな「ビットコイン」の誕生から現在までの出来事をサクッとご紹介してゆきますね!

「ビットコイン」はサトシ・ナカモト氏の論文から

ビットコイン(BTC)は、Satoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)と名乗る人物が2008年10月にネット上に投稿したた論文『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』を元に開発された最初の仮想通貨です。

「電子的な通貨を使えば金融機関を使わずに金銭をやりとりできる」

その画期的な理念を元に翌年2009年にはナカモト氏が中心となった開発チームでBTCの基本システムが開発されました。

このトークンに初めて付けられた価格はなんと・・・0.07円←え?

そして、翌年2010年にフロリダのプログラマーが1万BTCを使ってピザ2枚を買ったのが、初めてビットコインが決済に使われた時でした。この時の1BTCは0.2円だったので1枚1000円のピザ×2枚でしょうか.笑

なかなか面白いスタートですよね!

その年の2010年7月に世界初のビットコイン取引所「Mt. GOX(マウントゴックス)」が開設され、BTCは約7円の価格が付けられます。

そんな論文の世界から1歩踏み出したビットコインですが…生みの親と言われているサトシ・ナカモト氏は同年にすべての管理権限を開発チームに譲渡して、表舞台から消えています。

それ以降、彼とコンタクトを取った人もおらず、それ以前に本当に「サトシ・ナカモト」は実在の人物なのか?も謎のまま、ビットコインだけが歩き続けているのです。

みあみあ

にゃんと!?謎めいた人物だニャ~!!

ぴのぴの

誰も彼の姿を見たり声を聞いたことも無く、実在の人物なのかさえも分からないのよ!

次項からは2011年以降の「ビットコインの変遷」を簡単にご紹介します↓

発生した年月と件名、その時に変動したビットコイン価格も記載しています。

ビットコインの歴史

2011~2015年
  • 2011/4:TIME誌でBTCの特集が組まれたことにより価格上昇⇒約80円
  • 2011/6: Mt.Goxがハッキング被害を受ける⇒約1400円
  • 2013/3:キプロス危機が起こる⇒約4500円
  • 2013/10:中国大手検索サイト「百度(バイドゥ)」がBTC決済を採用⇒約15,000円
  • 2013/12:NHKでBTC特集が組まれる⇒約120.000円
  • 2013/12:中国政府がBTC取引の禁止を発表⇒約75,000円
  • 2014/2 :Mt.Goxが再びハッキングを受けて閉鎖⇒約18.000円
  • 2014/7-12:Dellとマイクロソフト社がBTC決済を採用⇒約65,000円
  • 2015/1:Bitstampがハッキング被害を受ける⇒約32,000円
  • 2015/6:NY州が仮想通貨取扱業者の免許制「Bit License」を導入⇒約25,000円
  • 2015/10:欧州司法裁判所がBTC取引はVAT課税対象外と発表⇒約33,000円

みあみあ

アップダウンが激しいニャー!

ぴのぴの

ハッキング事件により評価が落ちてたけど…税制度がクリアになって持ち直してきたね!

2016年~
  • 2016/5:日本で「改正資金決済法」成立⇒約50,000円
  • 2016/5:同上「改正資金決済法」施行⇒約120,000円
  • 2016/5:ビットコインキャッシュ(BCH)誕生⇒約450,000円
  • 2016/5:CMEがBTC先物取引を開始⇒約2,000,000円

みあみあ

ふわ~価格が一気に上がったニャー!!

ぴのぴの

制度が整えられたり大手取引所での先物取引が開始されると話題性も増すし信頼されるんだろうね!

みあみあ

それにしてもビットコインキャッシュって何だニャ?

ぴのぴの

気になるよね!以下カンタンに説明するよー

ビットコインキャッシュ(BCH)とは?

ビットコインの人気の高まりと共に送金手数料と決済時間の遅延など様々な問題が浮き彫りになってきました。

これはビットコインが一度に処理できる取引データの容量(ブロックサイズ)が1MBに制限されていることと、高い手数料を支払ったデータを優先して承認するように設計されていることが原因となっています。

これについて、ビットコインの開発コミュニティでは長く議論が行われていました。

従来のビットコイン派⇒少々、処理速度が遅くなっても手数料が高くなっても1MBという取引データ容量を制限していることによる安全性の方を重視した方がよい。
利便性を求めるビットコインキャッシュ派⇒創始者サトシ・ナカモト氏の理念に沿って「ビットコインは投資目的ではなく誰でも自由に便利に使える通貨を目指す」としてスムーズな取引、安い手数料という利便性を追求すべき。

この議論はお互いに平行線のまま進み、2017年のハードフォーク(検索規則のアップデート)時に分岐されビットコインキャッシュが誕生しました。

取引データ容量を8MBとして手数料の高騰を回避し、その後32MBまで容量をアップして通貨としての利便性を期待されているコインです。

ぴのぴの

この後、ビットコインキャッシュは再び2つのチェーンに分れてるんだよね

みあみあ

それぞれの理念を追求してゆくと、そうなるよニャ~

2018~2020年
  • 2018/1-12:SNS各社が暗号資産の広告を禁止⇒約1,500,000円→300,000円へ下落
  • 2019/9:BakktがBTC先物サービス開始⇒約870,000円
  • 2019/11:中国政府が新たな暗号資産規制をスタート⇒約800,000円
  • 2020/3:WHOによる新型コロナウイルスについての発表⇒約520,000円
  • 2020/10:米ペイパルが仮想通貨決済導入を発表⇒約1,200,000円
  • 2020/12:BTC価格が2万ドル超え、過去最高価格を3年ぶりに更新⇒約3,000,000円

みあみあ

ほわ~300万超えてきちゃったよ!

ぴのぴの

コロナの影響が心配されたけどDefiブームにも後押しされたね!

2021年~
  • 2021/4:米コインベースがナスダックに直接上場⇒約7,200,000円
  • 2021/5:テスラ社のBTC決済中止⇒約4,900,000円
  • 2021/5:中国金融委員会が取り締まり強化⇒約3,800,000円
  • 2021/10:米SECが初めてビットコインの先物ETFを承認⇒約7,500,000円
  • 2021/11:過去最高額更新⇒約7,770,000円
  • 2021/11:大型アップデート「Taproot」⇒約7,500,000円
  • 2021/11:オミクロン株発生⇒約6,160,000円
  • 2021/12:世界的な金融引き締めと株式下落に連動して暴落⇒約5,324,000円

みあみあ

スタート0.07円が・・・7,000,000万円~!?

ぴのぴの

でも1カ月後には暴落…短期取引は厳しい;長期目線が大事なのかも。

ビットコインの将来は?

bitcoin

参考引用:CoinMarketCap

今まで紹介してきたとおり、波乱万丈の歴史をくぐり抜けてきたビットコイン

これからの「将来性」はどうでしょうか?

ビットコインの将来性
  • ビットコインの利用が拡大普及する
  • Defi(分散型金融システム)やNFT等の暗号資産の利用拡大
  • 有事の際の避難通貨としての利用

ビットコインの利用が拡大普及する

ビットコインは一時的な「仮想通貨ブーム」を抜け、今や国家や自治体が法定通貨と認定したり、大手企業の決済方法として選択され、その社会的信頼の元、価格も爆上がりました。

このように仮想通貨が経済の「重要なピース」となった今、世界経済の影響でアップダウンはあるものの、暴落して価値が「0」になる可能性は極めて低いと言えるでしょう。

むしろ、大企業だけではなく、中小企業、自治体、あらゆる機関が取り扱いの選択肢に入れることになり、「ビットコインがコンビニで使える」未来もそう遠くは無いと想像します。

DefiやNFT等の暗号資産の利用拡大

2020年頃から急激に利用者が増えたDefi(分散型金融システム)や2021年に7歳の子供が描いたドット絵がコレクターに購入されたことをきっかけに日本でも話題になったNFT(代替不可のトークン=鑑定書付きの電子データ

その他にもメタバース内での美術館やライブ、土地の権利書や販売チケットのNFT化など、多くの分野で仮想通貨を含む「暗号資産」が使われる機会が増えてくるでしょう。

それにより一般の人の「仮想通貨」への垣根が低くなり、ビットコイン等への投資を始める人も多くなると予想します。

避難通貨としての利用・購入

また、2013年の「キプロス危機」のようにユーロ等の法定通貨の信用が下がり、投資家の中には自分の口座から資産を仮想通貨に換えて「避難」させる者も出てきました。

それと同じように、現代2022年でも仮想通貨の有用性は再認識されています。
コロナ禍における「Freedom convoy(抗議デモ)」に対してカナダ政府が援助資金の窓口である銀行口座や取引所、クラファン等の機関に口座凍結を要請できる緊急事態宣言を発令。

民主主義における正当な抗議も、中央集権を利用しているかぎり、いつでも圧力がかかる可能性がある、という事です。

もしビットコインなどの仮想通貨を自分のウオレットで管理していれば資産は守られ、誰かの支援のために送る際も金融機関を通さずにダイレクトに彼らの口座に着金できます。

「何者にも干渉されず、自由な取引が行える」

創始者サトシ・ナカモト氏の理念が民主主義の暴走を止める、ひとつの方法になりえるのかもしれません。

ビットコインの未来は明るい?

「ビットコインの将来性」について書いてきましたが、いかがでしょうか?

もちろん、有望なこと=メリットばかりではなく、ハッキング各国の規制強化による価格の下落など、デメリットになる点もあります。

しかしながら、まだまだ発展途上のWeb3.0の世界ですが、中央集権というWeb2.0の問題をクリアして、個人が自由な取引を望むなら…ビットコインを含む仮想通貨(暗号資産)の未来は期待できるのではないでしょうか?

ぴのぴの

私はそんなビットコインや暗号資産の未来に期待したい☆

みあみあ

まさに「未来に投資する」ってことだニャ~!

まとめ

今回は初心者様向けに「ビットコインとは?」をわかりやすく解説してみました。

わかりやすく~は心がけましたが・・・調べているうちに色々な事が興味深くて、ついつい「盛り盛り」な記事になってしまいました。

けれど…今まで知らないことが原因で「不審」だったビットコイン、すこし身近に感じられてきたのではないでしょうか?

インターネットが世に出た時も、携帯電話が使われ始めた時にも「そんなよく分からないモノ」と非難されたり、敬遠されていました。

けれど今や、その2つは無くてはならないもの「生活必需品」になっています。いったい、どれくらいの人が今の状況を想像したでしょうか?

このビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)も、いずれは「生活の中に無くてはならないもの」になるのでは?と期待しています。

そんな将来性を秘めたビットコイン・・・少額でもワクワクな未来を買ってみるのも面白いかもしれませんよ♪

↓  ↓  ↓

\仮想通貨始めるなら!おすすめ仮想通貨取引所/

多くのポイ活と連携しているビットフライヤー↓持っておくと便利♪

2023/4/11まで!新規つみたて開始なら1000円分ビットコインもらえるキャンペーン中☆

各種手数料が無料のGMOコイン☆NFTするならオススメです↓

↓海外取引所ならバイナンス!仮想通貨の取り扱い量は世界トップクラスです☆

注 意
  • 記載した情報は細心の注意を払って収集、掲載しておりますが、これらの情報の正確性を保証するものではありません。この情報を元に、ご利用されたことにより生じた損失に関し一切責任を負うものではありません。
  • 本サイトで掲載されている評価や感想等は、あくまでサイト運営者の主観であり、広告主に保証されたものではありません。
  • 暗号資産(仮想通貨)取引は、元本を保証するものでなく、価格変動により損失が生じるリスクがあります。お取引される際には、取引内容をよく理解し、ご自身の判断で行ってください。