こんにちは!管理人の@Pinocan (ぴのかん)です。
ビットコインはよく聞くけど・・・イーサリアムって何?
ニュースでは盛んに流れてくる「ビットコイン」の名前
けれど他にも・・・「イーサリアム」とか「リップル」なんて名前も、たまに耳にしますよね。
前回は超有名コイン「ビットコイン」にフォーカスして記事を書きましたが↓
今回は仮想通貨のナンバー2「イーサリアム」について深堀りしてゆきたいと思います。
「え、今から仮想通貨なんて・・・」と思ってる40代、50代、もちろん60代の方も大丈夫!買い始めるかどうかは別として・・・新しい知識を迎え入れて、がんがん脳細胞を活性化させましょう!笑
私もティーンエージャーの息子と将来「仮想通貨トーク」ができるように頑張ります♪
イーサリアムとは?
イーサリアム(ETH)は分散型アプリケーションやスマートコントラクトを構築するためのブロックチェーン・プラットフォームの名称。
プラットフォームとは、とある機器やソフトウェア、サービス等を動かす上で基盤となる「動作環境」のことです。
そのプラットフォーム内で使われる“内部通貨”のことを「イーサ(ETH)」と呼び、正確にはこのETHが暗号資産(仮想通貨)の一種です。
しかしながら、「イーサリアム」と「イーサ」を混同して使われていることが多いのも現状です。
取引にはビットコインと同じくP2P(Peer to Peer)方式を採用しており、ユーザーの端末(Peer)ごとにデータを振り分けて管理します。よって銀行の中央サーバーで管理する金融機関、すなわち中央集権的な機関を必要としないのです。
銀行のサーバーがダウンすると入出金等出来なくなるけど…仮想通貨は個人の端末に振り分けて管理してるから、どこかの端末が✖になってもシステムがダウンすることは無いんだね!
2021年には過去最高額を更新し、54万円超えの値をつけたイーサリアム
そんな「イーサリアム」の誕生からの歴史を簡単にみてゆきましょう。
「イーサリアム」はヴィタリック・ブリテンの構想から
イーサリアム(ETH)はロシア系カナダ人のヴィタリック・ブリテンという19歳の青年の構想が始まりでした。
当時ウォータールー大学の学生だった彼は、2012年には情報科学の国際オリンピックで銅メダルを獲得するほどの才能の持ち主。
そんな彼が2013年に「Ethereum white paper」に記した構想をギャビン・ウッドが学術的に整理したものと言われています。
憧れだったSatoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)
2011年にヴィタリックはSatoshi Nakamotoが考案したビットコインに夢中になります。
翌年、2012年からは仮想通貨(暗号通貨)に特化した最初の出版物「Bitcoin Magazine」の記事執筆を担当。彼は仮想通貨の世界へ没頭してゆきます。
サトシ・ナカモト氏は本当に実在しているのか?な謎の人物なんだよね~
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イーサリアムの歴史
Satoshi Nakamotoに憧れる一人の青年の構想から生まれた「イーサリアム」
今ではビットコインに次ぐ人気トークンとなっているETHの歴史をサクッとみてゆきましょう。
イーサリアムの最初の価格は?
2014年7月に行われたイーサリアムのプレセールの価格は1ETH=約34円
多くのアルトコインと同じように最初は、ほとんど価値の無いトークンでした。
しかし、このプレセールでイーサリアムは多くの投資家の目に留まり、注目されるように。そうは言っても翌年の2015年4月の本リリースでも、まだ1ETH=120円程の価値しかありませんでした。
その後のロードマップに沿ったアップデートによって、イーサリアムはネットワークの安定性の確認や、ユーザビリティの向上などの改良が進みます。
順調なイーサリアムに打撃を与えた「The DAO事件」
順調に価格が上がっていたイーサリアムは2016年には、とうとう1ETH=1000円を突破します。
しかし同年6月、イーサリアムをプラットフォームとしたプロジェクト『The DAO』がハッカーによって約360万ETH(当時5000万ドル)が盗まれてしまう事件が起きてしまいます。
当時のヴィタリックを中心とする開発者達は解決策としてハードフォークを提案し、投票での賛成を得て実施しました。
しかしながら、この対策に対し「中央集権型に依存しない」という理念に反する、とハードフォークに反対していたコミュニティが古いクライアントソフトウェアを使い続けたことから「Ethereum Classic」が誕生し、2つのイーサリアムネットワークが存在することになりました。
にゃんと!?仲間割れだにゃ~
Ethereum Classicはティッカー(略称)を変えて「ETC」として今でも取引されてるよ
↓以下、見やすい年表形式でイーサリアムの歴史をご案内しますね☆
発生した年月と件名、その時に変動したイーサリアム価格も記載しています。
2013~2016年
- 2013:ヴィタリック・ブリテン氏によって構想
- 2014/7: プレセールが行われる⇒約34円
- 2015/4:本リリースされる⇒約120円
- 2016:1ETHが1,000円台を突破
- 2016/6:「The DAO」がハッカー攻撃に遭う⇒2,400円→1,200円へ下落
順調に上がってきた矢先のハッカー被害にゃ~
仮想通貨の歴史にハッカー被害はつきものだよね;
2017年~2019年
- 2017/2:イーサリアム企業連合(EEA)⇒約1,200円→3ヶ月後には約8,000円に上昇
- 2017/7:ウオレットの脆弱性が原因のハッカー事件⇒約25,000円
- 2018/1:1ETH=約160,000円最高価格更新
- 2018/4:G20サミット開催⇒約40,000円へ下落
- 2018~19:仮想通貨「冬の時代」⇒約10,000~30,000円
G20サミットから下がったニャ~;
マネーロンダリングへの警戒から規制が厳しくなったんだよね
2020~2022年
- 2020/1-12:年明け約15,000円⇒年末12月には約80,000円まで上昇
- 2021/1:イギリスの法規制強化に伴い一時的に下落⇒約115,000円
- 2021/5:過去最高額更新⇒約460,000円
- 2021/11:過去最高額更新⇒約545,000円
- 2021/12~:世界的な金融引締めにより暴落
- 2022/1:最高更新額の半値近くに⇒約276,000円
- 2022/3現在:約287,500円
ビットコイン並みの波乱万丈チャートだニャ~
やっぱりナンバー1に引っ張られるよね;
スタート34円で・・・最高額が545,000円かぁ
約16,000倍になってる!?これからもビットコインに並んで期待値大のトークンだね!
イーサリアムの将来は?
参考引用:CoinMarketCap
今まで紹介してきたとおり、ビットコインに続く波乱万丈の歴史をくぐり抜けてきたイーサリアム
これからの「将来性」はどうでしょうか?
- ビットコインと共に利用が拡大普及する
- Defi(分散型金融システム)やNFT等の暗号資産の利用拡大
- 有事の際の避難通貨としての利用
イーサリアムの利用が拡大普及する
ビットコインと同様、一時的な「仮想通貨ブーム」を抜け、価格同様、社会的信用も高まってきています。
特に2017年に結成されたイーサリアム企業連合会(EEA)にはマイクロソフトやインテルなどのIT関連の大手企業も加盟しており、今後のイーサリアムへの期待度がうかがえます。
DefiやNFT等の暗号資産の利用拡大
2020年頃から急激に利用者が増えたDefi(分散型金融システム)や2021年に7歳の子供が描いたドット絵がコレクターに購入されたことをきっかけに日本でも話題になったNFT(代替不可のトークン=鑑定書付きの電子データ)
その他にもメタバース内での美術館やライブ、土地の権利書や販売チケットのNFT化など、多くの分野で仮想通貨を含む「暗号資産」が使われる機会が増えてくるでしょう。
そのNFTの取引で使われているメインのトークンのひとつがイーサ(ETH)です。
これらのことからも、イーサリアムは法定通貨の代わりとなる決済用通貨をめざすビットコインとは、また違う形で取引に使われる重要なトークンに位置づけられています。
避難通貨としての利用・購入
また、2013年の「キプロス危機」のようにユーロ等の法定通貨の信用が下がり、投資家の中には自分の口座から資産を仮想通貨に換えて「避難」させる者も出てきました。
それと同じように、現代2022年でも仮想通貨の有用性は再認識されています。
コロナ禍における「Freedom convoy(抗議デモ)」に対してカナダ政府が援助資金の窓口である銀行口座や取引所、クラファン等の機関に口座凍結を要請できる緊急事態宣言を発令。
これに対し、一部の寄付金は中央集権型の銀行を回避して仮想通貨で寄付されました。
また2月末に勃発したロシアのウクライナ侵攻を受けて、56億円もの寄付が仮想通貨によって世界中から集まってきています。
この仮想通貨の内訳はビットコインの他、イーサ、リップル、ポルカドット等…
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民主主義における正当な抗議も、中央集権を利用しているかぎり、いつでも圧力がかかる可能性がある、という事です。
もしビットコインなどの仮想通貨を自分のウオレットで管理していれば資産は守られ、誰かの支援のために送る際も金融機関を通さずにダイレクトに彼らの口座に着金できます。
「何者にも干渉されず、自由な取引が行える」
創始者サトシ・ナカモト氏の理念が民主主義の暴走を止める、ひとつの方法になりえるのかもしれません。
イーサリアムの未来は明るい?
「イーサリアムの将来性」について書いてきましたが、いかがでしょうか?
もちろん、有望なこと=メリットばかりではなく、ハッキングや各国の規制強化による価格の下落など、ビットコイン同様、デメリットになる点もいくつかあります。
しかしながら、まだまだ発展途上のWeb3.0の世界ですが、中央集権というWeb2.0の問題をクリアして、個人が自由な取引を望むなら…ビットコインを含む仮想通貨(暗号資産)の未来は期待できるのではないでしょうか?
また、大きく価格が変動するビットコインよりもイーサリアムの変動は引きずられながらも、よく耐えています。
過去最高額を更新した際の上昇率もビットコインが25%だったところ、イーサリアムは35%を記録。
世界的な金融や投資機関、マスメディアなどは、これが「投資家がビットコインよりもイーサリアムを信頼して、評価しているためではないか?」と見ている説もあります。
こりゃ、良いライバル同士だニャ~!!
相互に良い影響を与えながら上がってゆく未来に期待したいね♪
まとめ
今回は初心者様向けに「イーサリアムとは?」をわかりやすく解説してみました。
ビットコイン同様、調べてゆくと色々と面白い逸話や歴史があって、興味深いですね!
仮想通貨、ビットコイン、イーサリアム・・・今までなんとなく聞き流していたり、ちょっと不審に思っていたモノも調べてみると、開発者達が「これから世界に役立つもの」「個人の自由を尊重するもの」などの理念を掲げて創り上げてきたものだと分かります。
インターネットが世に出た時も、モバイルフォンが使われ始めた時にも「なんだかよく分からないモノ」「不審なモノ」と非難されたり、敬遠されてましたよね。
けれど今や、その2つは無くてはならないもの「必需品」になっています。いったい、どれくらいの人が今の状況を想像したでしょうか?
このビットコインやイーサリアムも、いずれは「生活の中に無くてはならない」2つになってゆくのでは?と期待しています。
そんな未来を描いてビットコインを少しずつ買っていますが・・・これはイーサリアムも買っておかねば!笑
コツコツと老後の楽しみを増やそうと思います♪
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