【超初心者向け】NFT作品をオープンシーOpen Seaに出品してみる

前回記事でメタマスクMeta maskにウオレットを作り、オープンシーOpen Seaに連携させるところまで解説しました。

今回は早速、作ったNFT作品をアップロード(NFT用語でミントMint)してゆきましょう。

その前に自分のオープンシーアカウント内にコレクション(作品を入れておくフォルダのようなもの)を作っておく必要がありますので、ここでは以下の流れで解説してゆきますね!

今回は手数料のかからないポリゴンチェーン(Polygon)での紹介です。

NFT作品ミントまでの流れ
  • Open Sea内にMy collectionを作成
  • NFT作品をミント(出品=売り場に並べる)
  • NFT作品をリスト(販売=価格を付けて売りに出す)

    マイコレクションを作る

    マイコレクションの作成にはアイコン脇の「Create」かドロップダウンメニュー内の「My collection」を選ぶことからスタートです!

    NFTをミントするにはメタマスクの承認が必要です。

    「署名」をクリックしてコレクション作成画面へ。

    いくつか設定次項がありますが、とりあえず「*」が付いている必須項目だけチェックしてゆきましょう!

    コレクション頁のアイコンとなる「logo image」に画像をアップロードしましょう。サイズ350×350推奨です。

    次はコレクション名の設定です。

    ここは既に使われているコレクション名は受け付けられませんので、記号や大文字、小文字、数字を組み合わせて好みの名前を登録しましょう。

    下の「URL」や「Description(解説)」は後でも編集できるのでスキップしてOKです。

    Links(リンク)」ではSNSとの連携ができます。

    NFTの販売には少なくともツイッターとの連携は必須ですのでツイッターアカウントを登録しておきましょう。もちろん、これも後で修正・編集できます。

    その次の「Royalties(流通手数料)」とは二次流通の際にクリエイターに入ってくる手数料です。とりあえず10%で設定しておきましょう。

    次はブロックチェーン(NFTを取引するチェーン)の選択です。

    デフォルトで「イーサリアム(Ethereum)チェーン」になっていますが、初心者は手数料が安い「ポリゴン(Polygon)チェーン」で設定しておきましょう。ドロップダウンメニューでPolgonを選択

    チェーンがPolgonになっているのを確認、下の表示スタイルを選択したら、左下にある「Create」のアイコンをクリックしましょう。

    これでMy collectionの設定は完了です!

    NFT作品をミント(出品)しよう

    作品を置いておくフォルダ(コレクション)が出来たので、早速NFTをミントしてゆきましょう。

    まず、コレクションページの画面右上の「Add item」をクリック

    「Create new item」ページが開くので、コレクションの時と同じく「*」も必須項目を埋めていきます。

    ミント出来るデータはImage,Video,Audio,or 3D Modelな形式に対応、サイズも40MBまでOKです。

     

    「Name」は必須項目です。他の「Ecternal Link(外部リンク)」や「Description(解説)」は後で編集できますのでスキップ可です。

    「Collection」はこれから複数のコレクションを作った場合に選択するためにあります。

    Supply提供する作品数のこと。この数量は後で変更できないので要注意です

    例えばGive awayなどで3枚人に配り、1枚は販売したい、という時は合計4枚ミントする必要があります。あらかじめ何枚ミントが必要か計算してから設定してくださいね。

    その次の項はミントするブロックチェーンを選びます。最初のコレクション設定でデフォルトをPolgonにしてあるので、そのままのポリゴンチェーンで設定しておきましょう。

    もちろん、イーサリアムで出品したければドロップダウンメニューから選択できます。

    ブロックチェーンの選択の仕方
    • ガス代(手数料)を安価に抑えたい、Give awayで複数に配る場合はポリゴンPolgon
    • 対して1点物で今後、高額な販売・取引を狙う場合はイーサETHがよい場合も(イーサリアムの変動によってはガス代が高騰することあり)

    このチェーンも一旦ミントしたら変更できない箇所なので、よく考えてからミントしましょう。

    間違いが無いか再度確認したら、左下の【Create】をクリックして実行しましょう。

    お疲れ様です~NFT作品を無事ミントできました!

    ツイッター等SNSにシェアしたい時やリンクコードを表示したい時は各アイコンをクリックします。

    NFT作品をリスト(販売)してみよう

    まず、ミントした作品を編集したい時は「Edit(編集)」のボタンから。

    外部リンクや解説を修正・加筆したい時に↑から行えます。

    リスト(販売=価格をつける)には「Sell(販売)」のボタンをクリックします。

    Quantity(数量)」を記入します。

    枠下の「4 available」は先ほどミントした数量4枚のことです。今回はそのうちの1枚を販売したいので数量「1」を入力。

    販売価格を設定します。初心者でまだ販売実績が無いうちは、なるべく抑えた価格で販売した方がよいでしょう。

    0.001ETHはその時のイーサリアムの時価によりますが2021年11月時点では$3~4(米ドル)です。

    気になる方はその時の仮想通貨のチャートで確認しておいても良いでしょう。(リストした後にその時の$が表示されます)
    記入した項目を確認してOKなら下の青いボタン「Compleate listing」をクリックします。

    リスティングの確認画面がポップアップで表示されます。

    「Unlock」の後、「Sign」をクリックし、メタマスクの認証画面で「署名」を押します。

    しばらく待つと、リストされた画面に切り替わります。

    ここで0.001ETHの時価が()内に表示されますので確認しておきましょう。

    お疲れ様でした!これでNFT作品のミント(出品)、リスト(販売)が完了です☆

    まとめ

    今回は「NFT作品をオープンシーOpen Seaに出品してみる」という初心者向けの解説記事でした。

    前回のメタマスク作って~よりは、全然簡単だったのではないでしょうか?

    この記事+前回を読んでいただいた方から
    「仮想通貨なくてもNFTが始められるって、ビックリでした!」
    「最初にこの記事読んでれば~国内取引所の開設、仮想通貨購入とか、バタバタしなくてよかったのに」

    などなど嬉しいコメントいただきました♪

    仮想通貨やブロックチェーンなど・・・聞き慣れない言葉、意味の分からないワードで、なかなかNFT界隈へ入ってこれない方が多いと思います。

    けれど「まずは体験してみる」ことが大事です。それも最初はお金をかけず、または必要最低限で。

    体験してみて・・・「面白い」「自分も出品してみたい」と思えたら、次のステップへすすみましょう。

    ━━そして・・・やはり、すぐにNFT買ってみたい!

    と思ったら・・・サクッと取引所で口座開設してみましょう。

    国内の仮想通貨取引所は数十社ありますが・・・NFTの売買をメインに考えるなら、ETH(イーサリアム)が板取引所(販売所よりも安い)で買える「GMOコイン」をオススメします。

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    まずは自分で描いたイラストや写真をNFT化して、ミント(アップロード)してWeb3.0の世界を手軽に体験してみてくださいね♪

    \Enjoy!NFT☆/