【NFT用語】メタバースやWeb3.0の意味をわかりやすく解説

2021年9月からNFTを始めて3ヶ月…仮想通貨、ウオレット、NFTの売買…という「始めて」やってみる事ばかりの上に・・・専門用語やスラングが多くて???の連続でした。

ふだん日常生活では見聞きしないワードばかりで、ひとつひとつググっていては時間がかかる。でも「たぶん、こんな意味かな?」と適当に解釈していると・・・後で痛い目を見ることも;

そんなNFT初心者さん向けに「NFT用語、これだけ知っておけば(とりあえず)大丈夫!!」な用語集記事を書いてみました。

解説も難しい専門用語はナシで誰にでも分かるように簡単に書いてます。

尚、NFTは仮想通貨の1種なので「仮想通貨用語」としても使われるワードもあります。NFT専門用語ではありませんので、その点もご了承ください。

まだまだ私も勉強中なので、どんどん新しいワードも追記してゆきますね☆

NFTとは?

とりあえずNFTの概念だけでもサクッと理解しておきましょう!

NFT(Non-Fungible Tokenノンファンジブル・トークン)の略語でNon-Fungible(代替えできない)Token(通貨)という意味です。

ブロックチェーン技術を用いてデジタルコンテンツに代えの利かない識別情報を持たせ、希少性や唯一性を与えることで偽造や複製が困難な「鑑定書付きのデジタルデータ」となります。

よって、デジタルコンテンツ(写真イラスト、動画、音楽等)をトークン化(通貨としての価値を付与)して売買する「投資物件」になり得る、というワケです。

NFT用語集

ブロックチェーン(block chain)

ブロックチェーン(block chain)とは仮想通貨の決済や送金時の取引データを管理する技術です。

仮想通貨の取引においては通常のネットワークシステム(銀行など)のような「中央のサーバー」は存在しません。そのかわり、仮想通貨取引を行うユーザー端末でブロック(送金の取引データのこと)を共有し、管理しています。

ブロックチェーンでは中央にサーバーを立てなくても膨大な取引データを正しく管理できるため管理コストが低く、海外へ暗号資産(仮想通貨)を送金するコストも従来の銀行から法定通貨を送金するより、はるかに簡単に安く行えます。

マイニング(mining)

お金の取引をする仮想通貨システムのセキュリティを担っているのは「マイニング(採掘)」という独自の認証システム

暗号資産(仮想通貨)システムのようにお金をやり取りするシステムでは、高度なセキュリティが求められます。どんなにコストの安いシステムでも、データが簡単に改ざんされてしまうようでは信頼して使うことはできないでしょう。ブロックチェーンにおいて、その信頼性を担保しているのが「マイニング(採掘)」と呼ばれる独自の承認システムです。

メタバース(Meta verse)

メタバースとは「Meta(超越)」と「Universe(世界)」のワードからなる造語でインターネット上に3DCG(コンピューターグラフィックで立体的に作成したもの)で構築された仮想空間のことです

複数のユーザーと同時に同じ空間を共有し相互にコミュニケーションを取れるのが特徴です。

Web3.0(ウェブ3.0)

Web3.0(ウェブさんてんぜろ)とは、ブロックチェーン技術によって実現される分散型ネットワーク(Decentralized Web)のことです。分散型ネットワークの特徴はユーザー自身がデータの所有権を持ち、それを管理・コントロールできるようになります。

現在のインターネットはWeb2.0に該当し、中央にサーバーを持つ大企業や一部の機関が個人情報を集約していますが、それらがどのように管理・利用されているかは不透明です。

これに対しWeb3.0では、ブロックチェーン技術によって誰もがデータを相互に閲覧・検証できるネットワークを構築し、個人が情報を管理(分散型)することで、より透明性のある取引が実現されるのです。

ミント(mint)

mint(ミント)とはMinting(鋳造)の意味でNFTマーケットプレイスで作品をNFT化して発行・作成することです。

古代より金属からコイン(貨幣)を作って通貨として使っていたように、仮想空間において「仮想通貨(暗号資産)を作りだす」という意味で使われています。

つまり↑のようにマーケットプレイスにオリジナルコンテンツ(NFT作品)をアップロードして登録(オンチェーン)して表示させることです。

リスト(list)

list(リスト)とはオープンシーなどのプラットフォーム(市場)でミント(アップロードして暗号コードが付与された)した作品を価格をつけて売りに出すことです。

つまり、ミント=市場に出して並べること、リスト=価格つけて販売すること、となります。

エアドロ・ギブアウェイ

Airdrop(エアドロップ)の略語

空から落ちてくる」の直訳のとおり、無償で提供するという意味。

元々、仮想通貨の投資市場においてマーケティングキャンペーンの一環として自社で発行したトークンをフリー(無償)でユーザーに配布することを「エアドロ」と呼んでいます。

NFTではエアドロよりギブアウェイ

NFT界隈で行われているエアドロは自分の作品を多くの人に知ってもらえるためにツイッター等のSNSを使って「NFTを無償でプレゼント=Give away(ギブアウェイ)」の企画のこと。

つまり自分のNFTをエアドロするよ!ギヴアウェイするよ!というのは「無償でプレゼントする」という意味になります。

しかしながら、前項で書いたように「エアドロ」は仮想通貨界隈でフリートークンを、ある条件を満たした全員に配ることから来ているため(抽選の場合もあり)、NFTの少人数の当選者へ贈る「ギブアウェイ」とは少しニュアンスが異なるようです。

よってNFTの場合は「Give awayギブアウェイ」の言葉が使われます。

トランスファー(Transfer)

Transfer(トランスファー)とはNFTを別のウォレットアカウントへ移動することです。

トランスファーする際に手数料(ガス代)がかかるかはプラットフォームやチェーンによって異なりますが、Open seaでのポリゴンネットワーク上では無料です。

※最近、時間帯によってはガス代(手数料)がかかる、という噂も・・・今後、変更があるかもしれません。

前項で紹介した「エアドロ・ギブアウェイ」で当選者などにNFTを贈る場合には、このトランスファーを使って行います。

ガス代(gas fee)

NFT等の売買やトークン間のスワップ等、仮想通貨を動かす時にかかる手数料のこと。

これはブロックチェーン側へ支払われるものですが、取引チェーンや売買形式によって出品者が負担するか購入者が支払うか変わってきます。

スワップ(swap)

スワップとは、とある仮想通貨(トークン)を別のトークンへと交換、両替することです。仮想通貨の移動が発生するためガス代(手数料)がかかります。

これは旅行先で日本円を米ドルなどに両替するのと同じですね。両替するには必ず手数料がかかります。

メタマスクなどのウォレット上や取引所でも行えます。

イーサリアム(Ethereum)

イーサリアム(Ethereum)は、スマートコントラクト(仲介なく自動で契約承認できシステム)で構築できるプラットフォームの名称で「Ethereum Foundation(イーサリアム財団)」によって運営されています。

イーサリアムのプラットフォーム上で取引される仮想通貨はETH(イーサ)と表記されます。

ポリゴン(Polygon)

イーサリアムチェーンの第2層(レイヤー2)にあるプラットフォーム

ガス代(ネットワーク手数料)がイーサリアムより安く取引できる利点があります。

このポリゴンネットワークで取引される仮想通貨はMatic(マティック)と表記されます。

よくポリゴン=マティックと混同されますが、ポリゴンは通貨の名称ではなくプラットフォームの名称です。

たとえば、各国の通貨に置き換えると分かりやすいかと思います。

日本という国(プラットフォーム)で使われている通貨は「¥(円YEN)」

アメリカというプラットフォームで使われいてる通貨は「$(ドル)」

これをイーサリアムとポリゴンに置き換えると・・・

  • イーサリアムの国で使われている通貨⇒イーサ(ETH)
  • ポリゴンの国で使われている通貨⇒マティック(Matic)

となります。

まとめ

今回は私のようなNFT初心者向けに超簡単に「NFT用語」を解説してみました!

最初は本当に分からないことだらけでしたが…いろいろ調べてゆくうちに「ああ、そういうことなのね!」とだんだん面白くなってきました♪

いや~深いですね、仮想通貨。広いですねメタバース。

まだまだ私も勉強中ですので、また?なワードの意味が分かったら、どんどんアップデートしてゆきますね!

今回の記事も…皆様のお役に立ちますように☆