キャプション

精選版 日本国語大辞典 「キャプション」の意味・読み・例文・類語

キャプション

〘名〙 (caption)
印刷物写真イラストレーションなどに、本文とは別につける簡潔な説明文ネーム
才女喪服(1961)〈戸板康二求婚週刊誌の写真では、〈略〉キャプションには、『街で詩を作る室戸さん』とあった」
新聞雑誌記事、本の章、節などの題目見出し

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デジタル大辞泉 「キャプション」の意味・読み・例文・類語

キャプション(caption)

印刷物で、写真や挿絵に添えた説明文。ネーム。
本の章・節、記事などに付けた見出し。
映画字幕
[類語]字幕スーパーインポーズテロップクレジットクレジットタイトル

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「キャプション」の解説

キャプション

文書などで、図版部分に付け加える説明文のこと。ネームとも呼ぶ。

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世界大百科事典(旧版)内のキャプションの言及

【組写真】より

…そうした構成を助成する手段として,一枚,一枚の画面の大小,配列の順序,隣接する写真の相互効果,余白の効果など,レイアウトの問題が重要となる。またキャプションや題名などによる言葉の補足は,写真の機能の欠落部分を補ってその見方を導き,伝達内容を明確なものとする。そこでグラフ・ジャーナリズムでは,組写真にキャプションを用いるのが通例となっている。…

【写真】より

…写真メディアの基本的な性格が,まさに〈コードのないメッセージ〉あるいは〈そのものずばりの現実〉であることによって,写真は写真だけで自立して解読可能なメッセージを形成するのではなく,多くのより大きな構造の要素として他の要素と関係づけられながら,一つのメッセージを形成しているのである。たとえば,一つの雑誌の中の写真は,キャプションや見出し,あるいはそれに添えられた記事などといったさまざまな言語表現と形態的にも意味的にも併存しているし,さらには雑誌全体の中での配列のされ方,またその雑誌に対する社会的な評価(アカデミックか娯楽的要素の強いものか,進歩的か保守的か,大部数か少部数か等々),さらにはその雑誌に対してそのような評価を下す社会(時代)を歴史的視点から見た場合に行いうる一定の性格づけ……,といったように,1枚の写真はさまざまのより大きな枠組みの中に関係づけられてメッセージを形成しているのである。そしてこのような外的な関係構造は,何も写真の場合だけではなく,言語,絵画,映画,演劇等々,およそありとあらゆるメディアの場合にも存在する。…

※「キャプション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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